メインストーリーです。
なんやかんやあってスフェーンが胡散臭めな味付けで復活したり、黒いレギュレーター争奪戦の開催がほのめかされたりしていましたが、結局様子を見るしかないね~というのがこれまでの話。
改めて仲間数人で顔を合わせ近況報告です。
ウクラマトは現在、トライヨラのコーナと連携を取りつつアレクサンドリアに留まって、こちらの様子を窺う担当。
同じくアレクサンドリアを観察していたグ・ラハによれば、復活スフェーンはあれ以来、度々人前に現れては永久人になろうよと呼びかけまわっているそうです。とはいえ、ただ永久人キャンペーンをやっているだけで、それ以上の目論みなどは見えてこないとか。
また、ジオードの報告では、レギュレーターを装着していない人は依然「スフェーンは死んだ」という記憶を保持しているとのこと。状況から推察するに復活スフェーンがレギュレーターを通して国民の記憶を操作したと考えるのが妥当です。
アレクサンドリアではレギュレーターをつけていない人のほうがマイノリティのため、記憶操作の影響を受けていない人々は認識の相違に随分混乱しているようです。
というのがアレクサンドリアの現状っぽい。テーシャジャ関連の続報はこれといって無いようですね。
その他馴染みの方々も、アレクサンドリアで活動しながら情報を集めたり、動揺の解消に努めています。
それはともかくクルルは、冒険者たちに、バックルームの仮眠室で匿っている誰かしらに会ってほしいのだとか。
その誰かとはなんとびっくりスフェーンの姿をした女の子。リビング・メモリーで行き倒れたところをヤ・シュトラに保護され、エーテルの偏りによる麻痺症状の治療を施された彼女は、魂と肉体を併せ持つ正真正銘の人間だそうです。
ヤ・シュトラ曰く、彼女こそがアレクサンドリア王家の生き残り本人ではなかろうか、とのこと。目覚めた少女の言動からも間違いなさそうです。
どうやら400年前、死ぬ寸前まで病んだスフェーンの体は特製の棺に収められメインターミナルに低温保存され、今まで鮮度を保っていたらしい。ターミナルのシャットダウンに伴ってコールドスリープが解けたために目覚める運びとなりました。
王女の肉体安置所の周りを大型娯楽施設にしちゃう神経もすごいですね。まあ、古墳やピラミッドも案外似たようなもんなのかも。
現代の状況を色々説明はしたものの、400年のギャップをすんなり受け入れるのは並大抵のことではありません。とにもかくにもなにはどうあれ街に出て、色々見てみて考えたい、とのこと。
アイドル衣装っぽいのも悪くはありませんでしたが、素朴めなお洋服も似合ってます。かわいい~。
こちらのお嬢さんは「スフェーン」、先頃メインターミナルの機能と共に消失したのは「先王」、永久人キャンペーン中の現役理王は「シミュラント」と呼び分けることに。
ただ、それはあくまで身内での使い分けですので、混乱を招かないためにも顔や名前は隠しつつ、いざおでかけ。
最新のクエストが置かれているエリアを、新鮮なうちに訪れるのは初めてです。こんもり人だかり。
スフェーンは現代の状況を比較的落ち着いて受け止められているようですし、ウクラマトは現地のカフェをしっかり使いこなしています。私、この人のこういう、基礎自己肯定感の高さが滲み出てるとこ、わりと好きです。
でも「グルージャの後見人であるトライヨラ王がグルージャを侍らせて街中をめちゃくちゃカジュアルに練り歩いている」はかなりハラハラするというか、それで「政治には口出ししてないから内政干渉じゃないしうちら対等だぜ」はかなり苦しいすっとぼけでしょう。贔屓無しで見たら内政干渉どころかバリバリ傀儡化というか、トライヨラによるアレクサンドリアの私物化の下ごしらえです。まさかここ最近の滞在中もずっとその調子で過ごしてたんじゃないでしょうね。
まじで今からでも王様やめません?
それはよろしいのですが、まあ、現状を落ち着いて受け止めているとは言っても、納得できるかは別の話。
フードで顔を隠してコーヒーを飲んでいるスフェーンが精一杯求めたのは、たぶん、雷光対戦を生き延びるための術とか、目を背けられない生死の問題にわりと近い原始的な希望なのでしょうが、現代人にとってそれはもはや用済みの希望です。400年の時間をかけてアレクサンドリアの人々は、スフェーン越しに見る希望を、技術によって死の恐怖から遠いところに維持される恒久的安寧へと変化させてきました。
であれば、メインターミナルが停止する(=国民の永久人化技術が放棄される=アレクサンドリアが改めて人の死と向き合うことになる)のと同時にこのスフェーンが目覚めるようになっていたのは、もしかすると、時代と国民の不安に即した希望(ぜひここでは”スフェーン”とルビをふりたい)が正しく再来できる仕組みだったのかもしれませんけれど。
シミュラントによる記憶操作とキャンペーンのおかげで、死に面しながら生きる希望を掲げる機会もうやむやになっちゃって、いずれにせよ居場所がないこのかんじ。
きっとスフェーンが、「どんなに様変わりをしていてもアレクサンドリアが続いていることが嬉しい」と言える性格の持ち主だからこそ、今があるに違いないとは思うんですけどね。さもなくば、永久人アイドルスフェーンプロジェクトは序盤で躓いて、何百年も続かなかったのでは。
もっと自分勝手だったり責任転嫁術の使い手だったり他人の神経逆撫しちゃうタイプの人物だったなら、いくら王家の生き残りでも、「あの人の魂と記憶を保存して永遠の女王にして俺たちみんなあの人の元でがんばろうぜ」とはならないでしょう。
しかし、その優しさに乗っかった末の様々な結果を喜ぶために、優しさを以て寂しさを押し殺せとは、さすがに言い難いところであります。
私はスフェーンの、そういう、責任意識の伴った優しさ由来の葛藤みたいな要素が大好きですが。
とまあ、いろいろ歩いたりお届け物を手伝って人と話したりしていると、噂のシミュラントに遭遇。
後を追ってみたところ、冒険者は突如として落雷に打たれ、同時に街中が停電してしまったようです。「キープ内で作れる程度の雷撃じゃ死なないか~」みたいなことを言われたのですが、そんなヤシマ作戦みたいな雷撃を不意に食らって膝をつく程度で済むんですか? 冒険者ってそこまで人間やめてたんですか!?
それはともかく、シミュラントがちょっかいをかけてきた目的は、アーティファクトだの鍵だのと呼ばれていた例の物品を取り返すこと。
さらに彼女の言では、永久人を作るのは純粋なる国民の救済目的ではなく、「彼」と呼ばれる謎の逆光サイエンティストの実験に利用する意図があるらしいです。だからなるべく多くの永久人が欲しくて、故に材料を集めるための「鍵」が必要なのだそう。
逆光サイエンティストによれば、人類はこれまで散々生存競争を繰り返して煮詰まって頭打ちなので、そろそろ肉体を捨てて究極の管理体制のもと永続する新たな存在に進化するときだとかなんとかかんとか。イーア族への取材の場とかセッティングしたら役に立ちますかね?
スフェーンはこの逆光ボーイに心当たりがある様子。400年前にプリザベーションを設立した天才エレクトロープ技術者・カリュクスというのが彼の正体のようです。
「エーテルの偏りによる世界的異常気象対策」でも「戦争用兵器」でもなく「麻痺症状への対策」を研究していたそうなので、案外あの人、スフェーンの超古参ファンだったりするんじゃないんですか?
諸々の末に「スフェーンは死んでないもん!」をごり押しした上「キャラ崩壊してでも自分の思い通りに行動してくれるスフェーン」を仕立ててるくらいだし。nmmnは取扱注意のジャンルですよ。知らんけど。
とはいえ今の彼は、冒険者から「鍵」を奪い返すこと以外に関心はなく、そのためにはどんな手段も厭わないつもりのようです。
スフェーンが教えてくれた話では、カリュクスは400年も生きるどころか生まれつき病を患っており、若くして余命わずかを宣告されるほどだったそう。彼も永久人になって病んだ体とはお別れしたのでしょう。
言葉選びから察するに、カリュクスの病はおそらく雷エーテルの麻痺とは別物ですね。彼が麻痺症状を研究していたのは、少なくとも、自身の延命のためではなさそうです。
ともあれ、プリザベーションと言えばオブリビオンが調査を続けていた対象でもあります。バックルームに帰って皆に話しましょう。
話し合いの結果、「鍵」は渡さないし、死を恐れる人の思いとそれを慮る「スフェーン」の存在意義を実験材料調達の餌にされることも看過しない、という当面の方針が定まりました。
かつ、先ほどカリュクスが接触してきた際に行われたサイネージの乗っ取りを逆探知して、発信源を特定できたとのこと。明らかな釣り針ではありますが、行かないことには始まりません。
目指すは旧王国の王城を取り囲むように造られたエバーキープの基礎区画。城に詳しいスフェーンも一緒に参りましょう。
てことで『王城旧跡 アンダーキープ』
解像度が高い絵と低い絵の差が激しい。というか、よく見たら上段の二枚と下段左の二枚、城の形違います? 全然気のせいかも。
散開の時、よりによってクルルさんがボスの真下を陣取るのは絶対違うとおもうんですけど……。メレーとか、範囲回復を行きわたらせたいヒーラーならまだしも。なんだかんだ戦闘不慣れの人だから仕方ないのでしょうか。
カリュクスは、戦闘によって冒険者の能力を計測し、抹殺に必要な攻撃力を算出したかったっぽいです。あそこの防衛機構程度で取れるデータなんか、エターナルクイーン戦でおおかた取れてたでしょう。
あるいは彼が永久人として稼働を再開したのは、ターミナルの停止後なんでしょうか? そういえば「これがエターナルクイーンを倒した力か……」みたいな台詞もあった気がする
また、スフェーンが度々名前を口にしていたゼレニアというのは、王国騎士団の副団長だそうです。真ん中のボスがそんなかんじの単語を発していた気がします。
というか、よく考えたら、スフェーンがコールドスリープに入った時点ではエバーキープは完成しておらず、彼女の身体は基本王城にあったわけですね。あえて王城を壊さなかったのは安置所とするためだったのかもしれません。
そして、後に上層に専用収容設備を作って移送して、周辺をテーマパークにしたと。メインターミナルがスフェーン像の意匠なのは、墓標的な役割もあったのかもしれませんね。墓というか、厳密には冷凍睡眠で生きてはいたのですが。
だとすれば、おそらく極秘裏にスフェーンの肉体を収める設備を、よりによってその人の形に設計しちゃった人物は、実はものすごく強火のスフェーンファンだったりしませんか? 周りに遊園地まで作っちゃうし。多分スフェーンは、遊園地で楽しく過ごす国民に囲まれながら眠ることを、ちゃんと喜ぶタイプだと思います。
おしゃべりしながら廊下を歩いていたところ、「鍵」を持っている冒険者は、それに反応する転移装置にまんまと引っ掛かり、スフェーンもろとも仲間と分断されてしまいました。ご丁寧に通信妨害も施された玉座の間で、今度は、スフェーンの記憶を元に再現した人格のマシンボディゼレニアと対決です。
カリュクスはついでにアゼムのクリスタルの作用を見たかったっぽいのですが、あれも、エターナルクイーンの時に使いませんでしたっけ。
おしゃれでした。一切の予習なしで討滅戦に来たのは初めてでしたが、なんとか生き延びました。タンクでよかった。
青いダメージ床ができるやつって結局、全員集まって真ん中に置くのが無難なんですかね。何もわからないまま終わってしまいました。
本人の同意もなく人の記憶を材料にしてこねくり回して人形遊びをしちゃうような輩にアレクサンドリアの民の記憶を預けるわけにはいかない、と憤るスフェーンに対し、カリュクスは「冒険者がさっさと鍵を渡してくれさえすればこんなことをする必要もない」と嘯きます。
が、仮に大人しく「鍵」を渡したらそれはそれで、永久人増産のため国民の記憶がカリュクスの手で利用されるには変わりなく、記憶の取り扱いが乱暴な人間に大事な記憶を預けたくない点は一切解消されませんが。微妙に話が噛み合ってません。
個人的にも、死ぬのが怖くて仕方がない人をがんばって5000人は救いますという話ならばどうぞお好きにと思いますが、べつにその人たちを救うわけじゃなくて進化実験の資料に使うだけだよと言われると話が違ってきます。
カリュクスの言う「進化した人類」とは、おそらく「永久人」ではなくて、「多数の永久人を稼働させて得たデータから割り出した持続可能な出力範囲内で運用される、選抜された人物たちの再現体」的なことですよね。違うのかな。
ちなみにカリュクスによると、元々アレクサンドリアがあったのは「第九世界」だそう。その呼称が導入済みなのだから、彼も何らかのかたちでアシエンの接触を受けているのでしょう。
そもそも雷属性の異常な高まりが起こっていた時点で、干渉があった可能性は十分に考えられますが。
でもって、スフェーンはどうやら鏡像世界のことを知らず、アレクサンドリアの人々も知らず、しかしシミュラントは当然のようにそれを認知していたので、シミュラントに世界構造の知識を流し込んだのはカリュクスなのかもしれない。だからなんだと言われると、つまりシミュラントスフェーンはカリュクスの意識をふんだんに使ってアレンジされた結果あの言動なのでは、ということですが。趣味なんですかね?
まあ、存在が明かされていないだけで、カリュクス同様アシエンの知識を授かった複数人の中にああいうエキセントリックな人がいて、どうせ一時起用で使い捨てるなら最初から計画を概ね把握しているその人の記憶をベースにしたほうが話が速く、国民を扇動する都合上一部だけスフェーンらしさを与えた、という可能性も無くはないかもしれない。あと書いてる側がそこまで考えてない可能性も普通にある。
カリュクスは、「鍵」を使って各鏡像世界に永久人技術を普及させれば、それぞれの世界の住民にも進化の機会が与えられるのだから文句ないだろう、みたいなことも言っていました。実際、彼は永久人の人選には目下こだわりがなさそうなので、他の世界の人間が永久人になるためのエーテルを第九世界から調達する、なんてことになっても案外気にしないのかも。
ただ、そもそも、偏ったエーテルが均一になろうとして特定の方向に押し寄せてドカン、というのが世界統合の仕組みなんじゃありませんでしたっけ。永久人を作りまくって希薄になったエーテルを他の世界から引っ張ってくるって、まさにその状態な気がしますけど。
世界統合の危険が潜んでいるのだとしたら、各鏡像世界は一歩間違えれば統合されて消えるハンデを背負うので、進化のチャンスが平等だとか言ってる場合じゃありません。やっぱり微妙に話が噛み合ってない気がする。
なにはともあれ、当初の目的であったプリザベーションの端末は確認できました。カリュクスが置き土産にした、先王スフェーンのティアラ型レギュレーター、書庫に残っていた書籍を手に入れて、上層に帰ります。
マシンボディのゼレニアはカリュクスによって玩具作りも同然に仕立てられたものでしたが、材料がスフェーンの記憶だったことは間違いありません。
たとえ機械の人形でも、スフェーンにとってゼレニアの言葉や太刀筋は、様変わりした世界で出会えた親しみあるものだったのでしょう。カリュクスの仕打ちに対する怒りや悔しさや悲しみはあれど、一方で、やっぱり懐かしくて嬉しくもあったのではないでしょうか。
スフェーンたちがティアラを回収したため、そこに収められていた記憶を元に再現されるシミュラントはもう現れないらしいです。
シミュラントって本当に一時起用だったんですね。
与太話になりますけれど、やっぱりカリュクスはスフェーンの古参強火ファンだったりしませんか? 全ては今度こそスフェーンを永遠の進化人類にして永らえさせるため、だったりしませんかね。あなたのためなら俺は悪者にだってなってみせるとかなんとかそういう類の腹の底じゃないですか?
シミュラントをあえてキャラ崩壊気味に作ったのは、生身のスフェーンに「こんなものはスフェーンのあるべき姿ではない」と感じさせ、400年のブランクを抱えた彼女が再び「スフェーンらしいスフェーン」として生きる覚悟の後押しをし、最終的に生身の彼女が「本物のスフェーン」に返り咲くための布石としている、とか、ないですか。スフェーンがゲシュタルト崩壊してきました。
麻痺症状を取り扱う王国随一の科学者となれば、その最終的な目標はスフェーンの治療に据えられていたと考えるのが妥当でしょう。要するにカリュクスはスフェーンを治すために研究していたのでは? きっかけが権力による強制だったのか、自主的に志願したのかまでは不明ですが。
事実スフェーンはカリュクスと面識があり、先を見据えて時には不可解な行動を取る傾向を把握する程度には、信頼関係も築いていたようです。
これは「年若き孤高の天才」のステレオタイプを加味した勝手な妄想になりますが、そういう少年が、「自分と年頃が近く、身分の高さを鼻にかけず、大抵の人間には嫌われる気難しい面すらも受け入れてくれる心優しい女の子」にクソデカ感情を抱かないわけなくないですか?
おまけにその女の子は、はなから短命を覚悟していた自分とは違ってごく健康だったはずなのに、病によって若くして死ぬ定めを与えられるわけです。天才と持て囃された頭脳をもって研究しても治療法は見つかりません。どう考えてもクソデカ感情生まれるでしょう。
せっかく少年少女が揃ってメインキャラに出てきたのだから、ボーイミーツガールをやっても良いんじゃないかと私は思います。無ければ大人しく巣穴に帰りますが。
少なくとも「カリュクスが従事していた麻痺症状研究の成果はスフェーンに適用する想定だった」と考えるのはあながち的外れではないでしょう。そんな人が、力及ばなかった結果のコールドスリープから目覚め敵対陣営に保護されているスフェーン本人を前にして、彼自身からはほとんど何の反応を示さないのは、さすがに何かしらの意図がありそうな気がするんですけどね。
カリュクスが明確にスフェーンに返事をしたのは、ゼレニアの件で怒られて言い訳するシーンだけじゃありませんでしたっけ。他の場面ではシミュラントに反応を代行させ、彼自身が返事をするのは冒険者やその仲間の言葉ばかりであったような気がします。
まあ、それはどうでもよろしくて。
既に記憶操作を施されている人たちの認識では、シミュラントが現れなくなると「スフェーンがいきなりいなくなった」となるため混乱が起こる可能性はありますが、先んじて打てる対策も特にありませんね。
またその一方で、永久人になれるのは黒いレギュレーターを持つ5000人のみという話があったこと、ポークシーによる麻痺症状の治療が導入され始めたことなどから、永久人化は諦めて生身の一生を送る方向に意識を注ぐ人もちらほら現れているようです。
あと、そんなことが心底どうでもよくなるほど気になって仕方がなくて、紀行録では該当シーンが見つからなかったため当時の日記を読み返して確かめたのですが、イサドラって前に会った時はミロスの姉でしたよね。いつから母親に?
ネオンスタインのメランコリーも、初対面の時にはレギュレーターをつけていないオッドアイのお姉さんだったはずなのですが(当時の日記にスクショも添えてた)、今見てみるとレギュレーターしてるしオッドアイじゃないし。5000人が永久人になるならないどころじゃなくないですか。レギュレーターつけてなくても記憶改竄されてます。
ノスタルジアとワヤッケもそのうちしれっと入れ替わったりしてそう。以前サンダーヤードのアジトで話しかけた際、「姉は勝気、妹は内気で本物の空を見たことがない」みたいにものすごくあからさまな姉妹のキャラ付けを教えてもらった気がするのですが、画像も保存してないしうろ覚えなのが惜しいところ。
そんなこんなしているうちに、5000個の黒いレギュレーター配布が終了し、永久人化の事前受付が始まったようです。
入手して早速登録を済ませた人、手に入れてはみたものの悩んでいる人、そもそも入手できなくて荒んでいる人など反応は様々。
さらには時を同じくして、キープの内外で機械兵が市民を襲う事件が勃発。現在機械兵を使役する権限を持つのはグルージャだけのはずですが、カリュクスがハッキングして良いように扱っているようです。
襲撃の対応へ向かったアウトスカーツにて、先日キープ内でお話しした送迎係のマラカイトさんと再会。彼は亡くなった方の遺体を収容施設まで運ぶ仕事をしています。
今回は襲撃の犠牲者の遺体を回収しに来たそうなのですが、いざ見てみるとそこにあるのは風に吹かれる塵の山ばかり。人の遺体は忽然と姿を消してしまったのだとか。
人が死んだ事実は確かにあるのに遺体がない、というか、十中八九塵になってしまったのでしょうが。
そんなことを不思議がっている間にも、キープ内では機械兵や乗り物が暴走して多数の死者が出る大惨事。ひとしきり殺したところで暴走は収まり、奪われていた権限もグルージャに返されたそうですが、カリュクスは一体何がしたいんでしょうね。
なにはともあれスフェーンは、カリュクスの所業に抗う覚悟のようです。
ということで今回はここまで。