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Momorino Kokorino

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独自設定を持たせよう!~占星術師の大改修案 7(おまけ)

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これは連続日記の一部です↓詳細↓

この日記は、世界設定の面でサイクルシステムに興味のある方むけの日記となります。
カードをアルカナと言ったりと、設定よりの言葉を使うこともあるのでご了承ください。

今回の日記では、提案した新システム、サイクルシステムを世界設定に組み込みます。
自分で考えたシステムを世界設定に組み込むので、これは「こじつけ」かもしれません。
それでも、なるべく既存の設定をもとにすることにします。
そこに無理のすくない仮定を加えつつ、設定を膨らませていこうとおもいます

まず、材料となる既存の設定を紹介します。これらは全て公式資料集にあるものです。

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✒土台となる公式設定
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✒六天座とエオルゼア 12 神
占星術師の使う 6 枚のカードは、(メジャー)アルカナと呼ばれています。
これらはエオルゼアの空に浮かぶ星座、六天座を表しています。
その六天座は、暁月のフィナーレのアライアンスレイドでおなじみ、エオルゼア12神を象徴しています。

日本語版だと世界樹以外は 12 神の名前がアルカナの名に含まれていてわかりやすいです。
英語版では均衡・水瓶・幹……だけだったりします。

✒五紀暦とエオルゼア 12 神
また、アルカナとは関係なく、エオルゼア 12 神はそれぞれ、担当する月があります。
ゲーム開始時のキャラクターメイキングで誕生日に合わせて守護神が決まるのはそのためです。

アルカナやエオルゼア 12 神は、ほかにも六属性・星極霊極・天国地獄などと対応しています。
何かに使えないかわくわくしてきます。
しかし今のところ、サイクルシステムでは上のふたつの設定だけをベースにしています。

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✒西洋占星術における暦と星座の位置関係
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では、ここからは想像で設定を膨らませていくことにしましょう。

✒元ネタとしての西洋占星術
星座で真っ先に思いつくのは星占い。いわゆる西洋占星術です。
占星術師はその名の通り占星術を使います。
アクション名にも、西洋占星術由来の単語は多く使われています。

ベネフィク、マレフィク、アスペクト、サイン、ホロスコープ、ディグニティ……。
懐かしいところではデトリメント。上げるときりがありません。

というわけで西洋占星術を参考に、エオルゼアの星座と月の関係について考えてみます。

✒季節と星座の関係~昼の星座と夜の星座

たとえば、星占いはおひつじ座からはじまります。これがだいたい 4 月に当たるわけです。
しかし、じつは 4 月の夜空を見上げても、おひつじ座は見えません。
かわりにてんびん座が見えます。てんびん座は半年後、10 月の星座です。

なぜおひつじ座が 4 月なのでしょうか?

それは、4 月のおひつじ座が「太陽の方向にある」からです。
つまり、地球からみると太陽の裏側になるのです。当然見えません。
(厳密に言うと、時期や場所によっては、朝や夕方に見えたりします。)

太陽は西洋占星術では最重要天体のひとつです。その太陽がおひつじ座の方向にある。
これが、大雑把ですが、4 月がおひつじ座になっている理由です。

(実際に重要なのはおひつじ座ではなく、太陽の通る道を12等分したエリア(サイン)です。
各サインに、それぞれ近い星座の名前をつけてわかりやすくした。
というのが本当の理由……らしいです。)

整理すると、おひつじ座は 4 月の昼に見える(はずの)星座です。
そして、4 月の夜には 10 月(半年後)のてんびん座が見えます。

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✒六天座と暦の対応(公式設定ではありません)
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これをエオルゼアの六天座に応用してみましょう。
ここからは公式の設定ではありませんのでご注意ください。

12 神は、それぞれ月に対応しています。
なので、六天座も各 12 神の月に対応していると仮定しましょう。
氷天座は星霊 1 月、地球式では 1・2 月の星座だということになります。

※公式設定なのはあくまで「六天座と 12 神」「月(暦)と 12 神」の関係のみです。
上の図は 2 つの設定を組み合わせ、「六天座と月」の関係を仮定しました。
「六天座と月」の関係は公式に言及されてはいません。

これらの星座は西洋占星術と同じで、その時期に「太陽の方向」にある星座を表すとします。


次に、4 月のおひつじ座とてんびん座のように、特定の時期の昼と夜に見える星座を組にします。
すると、六天座すなわち 6 枚のメジャーアルカナを、 2 枚 x 3 グループに分けることができます。
最後に、各グループに<プレイA/B/C>を対応させれば……


これが、サイクルシステムのカードの世界設定的な意味です。
<プレイA/B/C>はそれぞれ特定の時期を表します。
0 秒で<自動ドロー>されるアルカナはその時期の昼の星座。
60 秒で<自動ドロー>されるアルカナは夜の星座になっているのです。


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✒ドローの設定(公式設定ではありません)
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調べてみると、西洋占星術では、1 年を 3 つに分けることもあります。
これをサインの三要素(クオリティ)というそうです。
各月にエオルゼア 12 神を対応させて見ました。

<プレイA/B/C>で<ドロー>するアルカナに、ほとんど対応しています。
オシュオンの矢だけがズレているので、そこはひと月ずらすことにします。
(アルカナに採用されている神々の中で、オシュオン 1 柱だけが霊月(偶数月)の神です。
彼のせいでアルカナと月の対応はきれいに取れないのです。)

よって、<プレイA/B/C>の名前を以下のようにしてみてもいいかもしれません。

プレイA = ミュータブル・プレイ
プレイB = フィクスト・プレイ
プレイC = カーディナル・プレイ

アルカナについてはこのくらいでいいでしょう。
この設定をさらに、サイクル全体に組み込んでいきます。

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✒サイクルの設定(公式設定ではありません)
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✒ダイアーナルセクト・ノクターナルセクト
サイクルシステムのプレイとアルカナの対応では、アルカナは昼の星座・夜の星座に分類されます。
昼の星座は必ず 0 秒で自動ドロー。30秒後に自動発動。
夜の星座は必ず 60 秒後に自動ドロー、30秒後に自動発動。
つまりサイクルシステムのサイクルは、そのまま1日・24時間のサイクルに対応するのです!

そこでサイクルを自動ドローのタイミングで 2 つに分け、それぞれを昼・夜とします。
占星術師にはもともと、昼と夜の概念を表すスタンスがありました。
昼をダイアーナルセクト、夜をノクターナルセクトとしましょう。

✒サイクルと星座の動き
地球では、太陽や月が一日の間に空をめぐるように、星座もまた1日で空を一周します。
これを六天座に応用しましょう。

昼の星座は太陽の方向にあるので、太陽とともに登り、正午に真上に来て、ともに沈むはずです。
そして、太陽の反対側にある夜の星座は逆に、夕方に上り、真夜中に真上に来て、明け方に沈みます。
この星座の動きを、アルカナの自動ドロー・自動発動に対応させると図のようになります。

1日の始まりは朝。昼の星座が太陽とともに東の空に現れるとき、0秒ドロー。
正午。昼の星座が真上にくる(正中する)と、30秒で自動発動。

夕方、太陽が昼の星座とともに沈むとき、夜の星座が東に現れ、60秒ドロー。
真夜中、夜の星座が夜空の真上にくるとき、90秒で自動発動。

そしてまた次の日に同じサイクルが繰り返されるのです。
これらをすべて対応させると以下のような図になります。

これが、サイクルシステムの独自設定の全体像となります。

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✒その他の部分への独自設定の反映
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これを踏まえれば、サイクルシステムのHUDや演出を世界設定にあわせやすくなります。

✒HUD
1日の時間の経過、朝・正午・夕・真夜中を用いれば、HUDもデザインしやすいかもしれません。
こちらはHUDの例になります。


✒特性としてのダイアーナルセクト・ノクターナルセクト
<ダイアーナルセクト>・<ノクターナルセクト>は、それぞれ昼と夜を表します。
そこで、Lv 30 で<ダイア>と<ノクタ>を特性として覚えるのはどうでしょう。
そして、<自動ドロー>のエフェクト・効果音を<ダイア>と<ノクタ>のものにするのです。

✒星天停止
<一時停止アクション>は、世界観的には時間を停めることになります。
なので、有名な占星術師の技、星天停止と名付けてもいいかもしれません。

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✒「運命を切り開く者」
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そして最後に、もっとも大切な設定を、サイクルシステムで考えてみます。
占星術師は「運命を切り開く者」と設定されています。

✒運命
サイクルシステムでは、何もしなくても、同じタイミングで、同じアルカナが、ランダムに発動していきます。
これは運命のようなものといえるのではないでしょうか。
そして、サイクルシステムは、サイクル = 運命に干渉することができるのです。

✒運命への干渉
発動のタイミングを変えるのは、運命の成就に干渉すること。
任意の対象を選ぶのは、運命の行く先に干渉すること。
カードを犠牲に別のカードを保持するのは、運命を取捨選択すること。
サイクルを一時停止するのは、運命の輪廻そのものに干渉することです。

これらの行動を通じて、占星術師は運命の傍観者ではなく、「運命を切り開く者」になるのです。

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以上が、サイクルシステムの世界設定となります。
これで、サイクルシステムについての解説は、本当におしまいとなります。


✒まだつづきます
しかし、この連続日記、占星術師の大改修案は「裏面」に続いていきます。

サイクルシステムの手段は、ドローを大改修することでした。
なぜドローなのか、理由は一番最初の日記の冒頭で、軽く説明しています。

裏面は、あの説明で満足できなかったかた向けとなります。

今の仕様への不満は本当に解決する必要があるのか。
不満を解決した結果失われる面白さや奥深さはないのか。
新システムを考案するより紅蓮に戻したほうが楽なのではないか。
そもそも占星術師の面白さとは何なのか。
漆黒の大改修はなにをどう間違ったのか。
占星術師の問題の真の原因が、なぜドローなのか。

いままでにあった占星術師に関する不満・改善案・議論。
次回からは、占星術師7年の歴史を、ごっそりまとめてがっつり分析します。
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