最近、コンテンツに行く度に「私、ヒーラーの方が向いてるのかも…」と思う事が増えたため、感覚的にやっていた白魔道士のヒールワークについて少し整理してみようと思います。
※とても長文です
単体回復基本的にケアルラは未使用で、ハート・オブ・ソラス(回復力700)、テトラグラマトン(回復力700/リキャスト60s)で回復する。
ケアルラは消費MPが最大MPの1割と重いため乱用しないように気を付ける。
タンク(MT)への回復としては、リジェネ+ディバインベニゾンが非常に有用。
ケアルラの回復力700/MP1000に対して、リジェネは回復力1200/MP500。
リジェネ+ベニゾンにすると1GCDで回復力1700相当の回復効果になる。
全体範囲攻撃等が来るタイミングで即時回復が必要な場合は、ベネディクションやソラス+テトラ(回復力1400)を使用する。
戦闘時は、まずはリジェネ・ベニゾンを使用してベニゾンのリキャスト前に回復が必要な場合はソラス(リリー消費)、ベニゾンのリキャストが空けらたリジェネ・ベニゾンを使用というのが基本的な流れになる。
リジェネ・ベニゾンのタイミングでHPが想定以上に減っている場合はケアル(回復力450/MP400)で補助的に回復する。
※この場面でケアルラを使用すると過剰回復になる事が多い
範囲回復基本的にメディカラ(回復力700/MP1300)は未使用で、インドゥルゲンティアにハート・オブ・ラプチャー(回復力300)かメディカ(回復力300/MP1000)を合わせる。
※インゲンにより回復力+200
回復が不足する場合はアサイズ(回復力400)をリキャ打ちせずに使用タイミングを調整する。
強力な範囲攻撃が来るタイミングでは基本的に全員が密集していることが多いため、インゲン+ケアルガ(回復力550/MP1500)ほぼ一択。
※MPが重いのでシンエアーの使用も視野に入れる
アサイラム(回復力800/リキャスト90s)は、範囲内に居るPTメンバーが受ける回復効果を10%上昇させる効果があるため、インゲンの回復効果だけでは不足する場合に設置していくのも有効。
MTが効果範囲内になるようにアサイラムを設置してリジェネ+ベニゾンを使用すると、単純計算で回復力2500相当の回復効果が見込めるため、迅速なしレイズを使用する時等に使っておくと安心できる。
~ メディカラが基本的に未使用の理由について ~
最近のアライアンスレイドではHoTが無駄になる事が多いというのが主な理由です。
クリタワシリーズの場合は、ヒーラー1名が回復していれば基本的に回復が間に合うためメディカラは過剰回復にしかなりません。
残りはHoTで戻せるから放置しようとしても、もう一人のヒーラーの方が追加回復してHoTが無駄になる事も多いです。
オーボンヌのシドが使ってくる乱命活殺(全員のHPが1になる)の場面ではメディカラの回復力は魅力的ではあるものの、HoTが完走するまで待っていられないので、シンエアー・インゲン・ケアルガx2で一気に回復した方が良いです。
また、メディカラを使用する事でラプチャーを使用してリリーを消費するタイミングを逃す事に繋がり、白魔道士の最大攻撃魔法であるハート・オブ・ミゼリ(威力900)を使うタイミングが遅れたりもするので、メディカラは無暗に多用しない方が良いという印象を持つようになりました。
※幻シヴァや幻タイタンでは普通にメディカラを使用したため、私が普段遊びに行くコンテンツではメディカラを多用する必要がない、という側面もありそうです。(要するに高難易度コンテンツでは普通に使って行かないと厳しい)蘇生について私が使用している蘇生マクロは以下の通りです。
/micon レイズ
/merror off
/ac 迅速魔 <wait.1>
/ac レイズ
/ac レイズ <2>
/ac レイズ <3>
/ac レイズ <4>
/ac レイズ <5>
/ac レイズ <6>
/ac レイズ <7>
/ac レイズ <8>
PTリストの上段にいる人から優先して蘇生を入れるマクロになっています。
一番最初に「/ac レイズ」を入れることで、自分が誰かを選択している場合はその人を優先的に起こせるようにしています。
迅速が使えない場合もこのマクロで起こすこともあります。
たまに見かける「○○さんを蘇生しました」という蘇生通知は私は使っていません。
誰が蘇生を受けているのかはPTリストを見れば分かるのと、通知しておきながら実際には私が起こしていることも多々あるので。
※蘇生通知しておきながらMPが全く減らないので単純に不発している(これもPTリストを見ていると分かります)
※私が蘇生を入れた後に蘇生通知を入れて実際には蘇生をしないという人を見かけた事もあります
ここからは少しだけ余談です。
~ ケアルラとの上手な付き合い方 ~
カンスト後のヒールワークではケアルラ以外で十分に回復を回せるので、詠唱が長くて消費MPが重いケアルラを使う機会は減ります。
でも、全く使わないわけではなくて、有事の際にはここぞとばかりに使います。
「私にケアルラを使わせたね…!?」なんて事を内心で思いつつ、私の中の回復スイッチを入れて本気回復をしたりするわけです。
以前ヒーラーに実装されていた、攻撃に専念する際に使用するクルセードスタンスの真逆。
ヒーリングスタンスとでも呼べばいいのでしょうか。
PTが半壊した時に「攻撃を放棄してPTの維持・立て直しに専念するよ!」となった時は、ケアルラは非常に重要な回復手段の一つに変わります。
結局のところ、何を使って何を使わないのか。
何故それを使って、他を使わないのか。
この辺りの理由付けが明確になってくれば、周りの意見に振り回されずに回復していけるようになるのだと思います。
私の場合、ケアルラを織り交ぜた本気のヒールワークを普段は温存しているため、PTが半壊した時にも慌てずに気持ちの余裕を持って対応する事が出来ていたりもします。
範囲回復についてもメディカラは殆ど使っていないため、PTが半壊してヒーラーが一人になってしまったとしても、もう一段上の回復手段が残っているという安心感を持てていたりします。
結局のところ、引き出しが多い方が気持ちのゆとりに繋がって良い動きができるので、色々と工夫して場面に応じた使い分けを覚えていくと、より一層ヒーラーが楽しくなってくるのだと思います。
~ 赤魔道士との上手な付き合い方 ~
積極的に蘇生を飛ばしてくれる人だった場合は、少し様子を見て蘇生を入れるようにします。
逆に、DPSとしての本分に集中してくれる人だった場合は、私が積極的に蘇生をしていきます。
上手な人だと「さっき蘇生してたから、今、迅速魔切れてるよね?」と察して蘇生をしてくれるので、そういう人だった場合は蘇生の優先順位を上にしたり早めに回復したりと、ささやかな工夫をしていたりもします。
そして、被弾後に回復を飛ばそうと思ったらヴァルケアルで自己回復をしている人だった場合なのですけれど……。
申し訳ないのですけれど、私はそういう方は基本的に回復しません。(回復したとしても後回しにすることが多い)
PTが半壊していて回復の手が追い付いていない場面とか、範囲を避けそこなって自分だけHPが他の人よりも減っているという場面ならいざ知らず、何でもない場面でヴァルケアルを使うというのはヒーラーの存在意義がないですし、なによりDPSとしての役割を自ら放棄しているとも言えるので。
インスタントヒールにせよ回復魔法にせよ、貴重なリソースを消費して使用する事になるので、無駄打ちしたくないという意識もありますし。
そんな訳で、私自身が赤魔道士だった場合は以下の点を強く意識しています。
1.特別な理由なく自分にヴァルケアルを使わない(使ったら負けと思っている)
2.蘇生は基本的にヒーラに任せる
※ヒーラのMPが大きく減っている場合と迅速が戻っていない場合は素早く起こす
この辺りは自分がヒーラーをやる機会が増えたことで意識するようになった部分でもあります。
次の拡張が来たらスキルも大きく変わって、色々と考え直すことになるとは思いますけれど。
これからも楽しみながら出来る事を少しずつ増やしていきたいと思います。