*こちらは「わうのめしや」のワ・ウルさんよりツイッターにて頂いたお題、
「駄菓子屋さんにあるような粉のジュースが飲みたい」を元に作成しております。
*RPを行う際は、世界設定として明確に提示されている事以外は私個人の好みで解釈の上、可能・不可能を設定しています。こちらの作成法につきましてもあくまで私自身の基準に乗っ取った一案に過ぎませんので、これ以外にも各個人でお好みの方法を考えて頂ければと思います。
*今後の公式設定でこちらと矛盾した箇所が出てきた場合は速攻でそちらを採用するので、手順等も変えると思います。
【用意するもの】・クエン酸HQ(
こちらの方法で抽出したもの)
・食用品質の重曹HQ
・メープルシュガーもしくはビートシュガー
・コーンスターチ(香りの吸着及び吸湿用)
・香り付け用:柑橘類の皮、バニラビーンズ、ドライフルーツ他
・色付け用:野菜、果物の乾燥粉末、カラメル
【材料の準備】1.コーンスターチ ミリオンコーンをライトニングシャード*1で精製し、コーンスターチを作成します。でんぷん質が多く含まれる胚乳部分からの精製をイメージすると高純度に仕上がりますが、他の成分が多少混ざってNQになっても食用に関しては特に問題はありません。薬品・化粧品原料として使う場合はHQを使用した方が無難かと思います。
・シャード法以外の入手法及び代替品について
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*1シャードの選択について
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2.香り付け用材料
2-1.フレーバーシュガー ドライフルーツや柑橘類の皮、バニラビーンズ等、お好みのものを砂糖と一緒の容器に入れて匂いを移し、フレーバーシュガーを作ります。
2-2.食用可能な精油*2もしくはフレーバーオイル 香り付けにオイルを利用したい場合は1.で作ったコーンスターチに吸収させておきます。
精油を使う利点はフレーバーシュガーを使うよりも香りの強さと持ちが良いのと、香りを移すのに時間が掛からない点で、欠点はものにより味に影響する点となります。
フレーバーオイルはドライフルーツ等を無味無臭になるよう精製したセサミオイルやオリーヴオイルに漬け込み、香りを移したものです。精油に比べると「少量で良く香りが付く」という利点がやや落ちる代わり、元の素材に油分が少なめのものにも向き、フレーバーシュガーよりも香りの持ちがよくなります。
*2精油について
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3.色付け用材料
3-1.野菜、果物の乾燥粉末
色付け用の野菜、果物の乾燥は果肉もしくは皮等の仕様部位を薄くスライスし、
ドライヤーを改良して作った乾燥機に入れて行います。温度が高くなりすぎると色が悪くなり、低すぎると乾燥に時間が掛かり、雑菌が繁殖しやすくなるので適宜調整して下さい。乾燥させた原料を薬研やすり鉢等で細かくすれば完成です。味はそのまま残るので、くせが少なく、美味しいものがお勧めです。
また、調理師ならドライフルーツや干し肉等で食品の乾燥をしていますし、上記の様な装置を使わずとも通常のファイア+ウォーターシャードの組み合わせではなくファイアシャードのみ*3を使って作れば野菜や果物の粉末化も可能かもしれません。色や香りをどれだけ残したまま粉末化出来るか(NQかHQか)については調理人としての腕の見せ所なのだと思います。頑張ってください。
*3補足
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3-2.カラメル メープルシュガーもしくはビートシュガーに水を加えて色づくまで加熱して作ったカラメルをすり鉢等で擂って粉末化して下さい。調理師の方はシャード法かはお好みでお選びください。
【粉末ジュースの作成】 上記の素材及び下準備をした材料を調合し、好みの味に調整すれば完成です。適量をカップかグラスに入れ、飲用可能な水に溶かしてしゅわしゅわのジュースをお楽しみください。
【保管上の注意】 高温多湿を避けて保管しないと、水に溶かす前に酸と重曹が緩やかに反応してしまい、飲めはしますが味が変わったり、発泡しなくなる可能性があります。チャーチココアパウダーのような缶に入れ、使う分だけ乾いたスプーンで取り出すか、小分けにするなら1杯分ずつ蝋引き紙か何かに包んだ上で缶に入れると良いと思います。
【その他】 こちらの作成法を参考にされる場合はその旨を記載して頂けると幸いです。また、独自のフレーバーの開発についてRPでのご相談も承っておりますので、お気軽にどうぞ。
もしくは少々性質は変わりますがポポトスターチでも代替できます。ポポトをすりおろして布で包み、水の中で揉みだした汁の沈殿物を乾かして作成するか、シャードによる精製をお試しください。