私はゲームが好きです。
アクションゲームが好きです。
でも、下手です。
幼い頃、アクションゲームが下手すぎて、失敗するところを見たゲーム嫌いの親に「下手だねwやめたら?w」と言われて大泣きしたこともありました。
幼い頃は、親に「ゲームは1日30分」と言われていました。厳密に守っていたわけではありませんが。
そういうわけで、練習する時間が潤沢に取れなかった幼い頃はRPGが好きでした。短い時間でも、少しずつ積み上げていけばクリア出来ていましたから。
自立し自律しなければならなくなって、自己裁量で時間配分ができるようになって、練習する時間がそれなりに確保できるようになってから、アクションゲームを好むようになりました。相変わらず下手ですが。
しかし、試行錯誤しながら練習していくと、少しずつではありますが、できるようになっていきます。それがうれしくて、もう少し!もう少し!と頑張っていけます。
だからこそ、攻略できた時の嬉しさは格別です。
FF14でも、上手くできなかったID等を少しずつ、自分で考えてみて、時には動画を見たり攻略情報を調べて、実際にやってみて、できなかったことが少しずつできるようになっていくとうれしいものです。
できなかったことができるようになる。これはほんの少し、自分の中に自信を作ります。頑張ればできるようになるという、ゲームをプレイしない、嫌いな、否定的な人にしてみれば、「たかがゲームでしかない」のですが、それでも、ほんの少し、ちょっとした自己肯定感を得ることができます。
ゲームは好きだからプレイしています。その副産物のようなものかもしれませんが、「やればできるかもしれない」という感情を生むこともあります。
その感情は、ゲームの中だけに留まるものでしょうか?ゲームをプレイしている時の自分とプレイしていない時の自分は同じ人間です。だから、その感情はゲームの内外の自分に影響を与え得るものだと思います。
そう考えると、ゲームは「ちょっとした成功体験を得ることができる遊び場」であると言えると思います。そのちょっとした成功体験の積み重ねがちょっとした自信を生み、ゲームの内外でちょっとした挑戦をやってみようと思わせ、失敗しながら試行錯誤し、できるようになったら、自信が薄皮を纏う。そういう繰り返しをしていける場がゲームであり、FF14であると思います。
「やればできるかもしれない」という想いは力になり、「やればできるかもしれない」という想いを力に一歩一歩少しずつ先へ進んでいく。そういう、失敗しながら試行錯誤していくことはとても大切だと思います。