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Beata of the Firmament

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ドワーフ戦車について、星形エンジン等

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さてワッツマンガレージのデイリークエでドワーフ戦車を入手した方も
増えてきました。私は全て翠辰砂につぎ込んでしまったので、当分先です。
この戦車のパワープラントはアルコールを燃料とする星形9気筒エンジンという設定です。
恐らくは車のキャブレター方式のレシプロエンジンと原理的には大差ないでしょう。
聞き慣れない方もいるかもしれませんが、星形エンジンについてちょっと書いてみました。
星形とはシリンダーの配置の形です。
星形エンジンとは 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E5%9E%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3
クランクシャフトを中心にしてシリンダーが放射状に並べられたレシプロエンジン。
英語では「Radial engine」(放射状エンジン) 。
ざっくり言うと
放射状に並んだシリンダー/ピストンが中心軸のクランクを回す感じですかね。
何故ドワーフ達がこのシリンダー配列を選んだのかは謎。

主に航空機に使われました。ゼロ戦などもこれ。プロペラの間から放射状に
配列されたシリンダーが見えるよね。
死点が生じないようにほとんどの星形エンジンは奇数気筒で5~9気筒であった。
さらなる多筒化の為には直列に繋がれた。
 例えば零式艦上戦闘機二一型A6M2bのエンジン栄一二型は7気筒x2列の14気筒
 離昇出力940hpだった。
 ※車のエンジンでよく聞く直列とかV型とか水平対向というのはシリンダーの配列型。
 しかし、さすがに現代の普通の車で星形配列はない。非常に背が高くなって
 しまうから。
本来は航空機用だが戦車に使われた事例もある。
アメリカのM4シャーマン中戦車がその一例である。(M4A1まで A2以降はディーゼルとか色々)
https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17236002
なおその前のM2/M3軽戦車も練習/偵察機用のコンチネンタル製星型空冷7気筒
 (約260hp)エンジンを搭載していた。
戦車に使われた理由はいくつかあるだろうが
 航空機用の星形エンジンは当時いくらでも量産され潤沢にあった
 7気筒でも9気筒でもシリンダーが放射状に並ぶため、直列やV型などのエンジン型式と
 異なりクランク軸がほぼ1気筒分の長さで済む。
  つまり直径=全高は大きいが、厚み=全長は極めてコンパクトに収まる。
 空冷なので、冷却に付随する複雑な構造や補器も不要で軽量。
 >製造効率や前線での整備性に優れている
 航空機と共用なので、量産性、コスト、整備士の教育等で有利。
そういえば、背が高くなる星形エンジンを使っているためなのか、
 ドワーフ戦車はどことなく、このM4シャーマン戦車とシルエットが似ている。
M4戦車に搭載されていたエンジンの諸元
 コンチネンタル R975-C1(C4)
 形式:空冷 星型9気筒・OHV 18バルブ
 排気量:約1万5930cc  燃料供給方式:キャブレター  燃料:ガソリン
 最高出力:350hp(400hp)/2400rpm

さてさて ワッツマン戦車のアルコール燃料9気筒星形エンジンはどれくらいの
性能なんだろうね?
最初期の自動車 例えば1908年発売のフォードT型自動車のエンジンは
水冷直列4気筒ボア&ストローク95×101mm排気量2896cc、
公称出力20-24HP/1,400-1800rpmくらいだったらしい。
しかもこのエンジンは、ガソリンだけでなくアルコールも燃料として使えたらしい。
当時はまだガソリンの供給が現代ほどではなかったかららしい。
これと同じと仮定すると9気筒なら排気量約6.5リットル
45~54馬力という感じになる。

参考まで
世界最大の星形エンジンはプラット&ホイットニーのR-4360 通称ワスプ・メジャー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%BC_R-4360
諸元
形式:過給式空冷4連星型28気筒 7気筒エンジンを4列
ボアxストローク146x152 mm 排気量:71.49 L
全長:2,451 mm 直径:1,397 mm 乾燥重量:1,755 kg
出力:4,300 hp (3,210 kW)
しかし終戦でこのエンジンを搭載した航空機は作られることは無かった。
まもなく航空機のエンジンはターボジェットやそれから派生したターボプロップエンジンに
変わり、中/大型機のエンジンに内燃機関(レシプロエンジン)は使われなくなったのです。
現代のプロペラ機は小型機の一部でレシプロエンジンが使われていますが、
中/大型機ではターボプロップエンジンが使われています。これはエンジンのコア
の部分はターボジェットエンジンで、回転軸にプロペラが付いた感じになっています。
国産旅客機のYS-11もロールスロイス製のターボプロップエンジンでターボジェット
エンジン部分の推力も15%ほどありました。YS-11の場合はギアを介してプロペラ
を回しているので、独特のエンジン音がします。
なお現代のジェット機のエンジンはターボジェットエンジンよりも燃費効率に優れ、
低騒音のターボファンエンジンです。

アルコール燃料について
アルコールは内燃機関の燃料としても利用可能です。もちろん現代の車にそのまま
使えるというわけではありません。
20世紀初頭ガソリンの供給が一般化するまではアルコールが内燃機関の主要な燃料
でした。
近年では温暖化防止や環境への観点から再度
注目されている。燃料電池に水素を供給する手段としてメタノールが使われる
こともある。ガソリンにアルコールを混ぜた混合燃料のエンジンもあるようです。


最後に
ドワーフ戦車のビーム砲ですが、畑のかかし に当てると 爆発エフェクトがでる
みたいです。

追記
この戦車、空も飛べますが、その原理 機構は不明です。
車体底部から4基のジェット噴射で(恐らくベクトル可変ノズル)垂直離着陸、ホバリング
も可能です。飛行機構にレシプロエンジンの星形エンジンは関係ないと思われます。
このジェットエンジン どこから持ってきた?主砲の技術転用でしょうか?w
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