FF14はよく「予習必須のギスギスゲー」と言われてるけど、そういう話ではないです。
高難易度やエンドコンテンツに行かないのであれば予習は全く不要。
では、高難易度に行きたい！となって「何も知らない初見状態を楽しみたい」とか「ノントレース攻略に挑戦したい」というコンセプトではなく挑戦する場合は、たいがい予習しておくことが大前提となる。
ではその「予習」って？
だいたいは動画や攻略記事を見て「こういう攻撃（ギミック）が来たらこう対処する」を事前に理解しておくこと。
…なんだけど、何回か固定を組んだ経験上、そのレベルが人によってバラバラだった。
Ａ：攻略動画や解説記事を見る
（→テストの問題を確認する）
Ｂ：どんな仕組みのギミックか理解する
（→問題文の意味を理解する）
Ｃ：自分のギミックの解法を言える
（→問題に答えられる）
Ｄ：実際にギミックに挑戦する
（→答え合わせ）
Ｅ：ギミックをこなせる
（→正解の解答ができる）
試験に例えながら言うと、上記のA～Eの段階では「予習」はA～Cの段階にあたる。
そして固定の活動時間はその答え合わせ（D）の時間。（あくまでも「私」にとっては）
でもいるんです、AやB止まりの人が大勢。
というか若葉だったころの自分も予習＝Aと思っていて、「心構えをしておく」程度で十分、あとはみんなで一緒に覚えていくものだと思っていた。
だから「ここあんまり理解できてないんだよね～」とか平気で言う。
ノーマルコンテンツならそれで良いのかもしれないけど、零式や絶でそれをしてたら自分だけ「死んじゃいました、ごめんなさい…」の連発でだんだん肩身が狭い思いをすることになるかもしれない。
野良ならそれでもいい。自分が理解できるまで自分に合ったフェーズ(自分に合った。ここ大事)のパーティ募集に入れば良いだけだから。ダメならギブアップして解散。次いこ次。マイペース万歳。
あとAやB止まり同士の固定パーティを組めば無問題。
ただしそうじゃない固定パーティだったら？
予習レベルの違うメンバーが集まれば、その差が大きければ大きいほど先行くメンバーの不満は貯まる。
「なんでちゃんと予習しないの？まじめにやって」
「自分は精いっぱい頑張ってちゃんとやってるのに…」
とギスギスしたりするかもしれない。
固定メンバー募集の文には予習復習に関して「しっかりできる人」程度にさらっとしか書いてないものが多いけど、本当はそこの意識のすり合わせはすごく大事なのにな…といつも思う。
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さて。
今までの経験上、固定で一緒になった灰色の人は、AやB止まりが多かった。
（「灰色って何？」という方は「FF14 LOGSとは」でぐぐると良いかもしれない）
火力（色）とギミック理解度は別問題だろ！と以前は思ってたけれど、
戦闘中に死んでもいないのに灰色ということは、基本のスキル回しや自ジョブへの最低限の理解、それ以前にFF14の戦闘システムの基本的な理解度が足りていないということだ。
初参戦で不慣れ、その参戦時期、ILなんかで「絶対灰色になってしまうタイミング」はあるから例外はもちろんあるものの、
「自己流で満足しちゃって深掘りしないから正解まで辿り着けてない」
がスキル回しや予習レベルの根底にも通じているため大いに関係あると私は思う。（少なくとも私は灰でギミック理解が速い人を見たことがない）
灰～緑の人と固定を組むということは「その人の向上心や理解度＝固定の進捗」になることをきちんと意識（覚悟）した方がいい。
もしくはその人の成長を見守り、サポートできる時間や技量が自分に（他の固定メンバーにも）あるかどうか。
その人に予習レベルを引き上げてもらえるように、色々と説明して納得してもらえるかどうか。
野良でその場だけ「灰の1人や2人キャリーしたるわ！」というのとは全く違う。
けっきょく固定募集でさんざん（暗に）言われてる「色の悪い人はお断り」でほぼ解決してしまうから、わざわざ予習のレベル感を募集文に詳しく書く必要がないんだろう。
でも「しっかり」とか「きっちり」とかの個々の感覚に頼った表現を数値化・記号化することは、不幸なマッチングを避けるためには大事だと思うよやっぱり…！
