48人零式が実装されると発表されてから、メンバーを集め、クリアするまでの過程に何を考えて、実際に何をしていたかを今回紹介したいと思います。今後、同様の多人数レイドが実装されたときに、固定、もしくは半固定を作って早期に攻略したい方の参考になれば幸いです。
1、攻略メンバー募集PLLにて48人で挑む高難易度レイドの実装が発表されてから、まず考えたことは
メンバー募集を始めるタイミングでした。人数が48人と多いことから、通常の零式や絶コンテンツのように、いちいち面談、顔合わせをして決める訳にはいきません。
そこで、当時実装されていた
エデン再生編零式4層クリア者のみに絞り募集を掛けることにしました。
実際の日記:
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/19240100/blog/4623383/私の固定が4層をクリアした時点で募集を公開し、再生編零式実装の初週から2週目の終わり頃には概ね48人が埋まりました。この時点で、
ある程度のプレイヤースキルが合ったメンバーが揃ってくれたのかなと感じています。
2、8人×6アライアンスの作成基準前提として、
1人の人間が48人のギミック理解度やジョブ状況を把握することはほぼ不可能です。ですので、ある程度各アライアンス毎にコントロールして貰う必要がありました。
そこで、コミュニケーションを極力円滑に進められるよう、アライアンスを分ける基準として事前に数人のグループで応募してくださったメンバーを均等に各アライアンスに割り振ることにしました。
ギミックや必須アクションが固まっていない初期攻略時点では、私からはざっくりした指示を出すのみに留め、細かいやり取りは各アライアンスに任せる方向で進行しました。
3、48人のスケジュール管理48人もいれば、仕事の都合などで当日欠席するメンバーは確実に出ます。補充のためにもメンバー全員のスケジュールを確実に把握する必要がありました。
そこで、48人分のスケジュールを管理する為のスプレッドシートを用意しました。
誤編集防止の為、1つのシートではなく、各アライアンス毎に6つのシートを作成しました。
各シートに入力された内容は、自動的に1つのシート(以降マスターシートと呼ぶ)に転記されるように設定。
当日の補充は、このマスターシートを確認して足りないロールを補充します。
4、VCの使用方法について今回の攻略では、48人が全員集合でVCを繋ぐということは一度もやっていません。理由は3つあります。
①:コミュニケーションの抜け漏れを無くしたかった48人でVCを繋ぐとなると、特定のメンバーしか発言しなくなり、口頭を言ったことを聞き逃すとあとからの確認が困難になります。通常の零式や絶などの8人コンテンツでは、VCで確認し合うのは有効ですが、48人となると
重要な伝達事項はテキストベースで確実に伝えるようにした方が良いです。
②:コール頼りになって欲しくなかった特定のメンバーのコールに他のメンバー全員が頼ることになると、その分各々のギミック理解が浅くなります。仮に、そのコールしてくれるメンバーが欠席した場合、
既に突破したフェーズでさえ超えられなくなる事態が容易に想像でき、最低限各アライアンス毎にギミックを理解して貰う目的で、48人全員でのVCは好ましくないと判断しました。
③:発言することのハードルを下げたかった例えば、
「ここのギミックってどういう仕組でしたっけ?」など、不安なギミックの確認でさえ、48人全員集合していては不可能でしょう。そうなると、ギミック理解が曖昧なまま攻略に挑むことになり兼ねません。
実際の攻略では、下記画像のようにアライアンス毎にVCのチャンネルを分けていました。
5、攻略情報の共有について私の募集では、1日の活動時間が20~24時の計4時間と、おそらく他の早期攻略目的の固定と比べたら、かなり少ない活動時間かと思います。少ない時間の中では、
突入前にどれだけ次のボスのギミックを予習できるかという点が攻略の進捗速度を左右する重要なポイントになります。
そこで、私達よりも攻略時間の長い固定の配信などを参考に、私が攻略情報を図解に纏め、
事前に(そのボスに到達するよりも前に)共有していました。
1日目(火曜日)ノーマルの開放からスタートした為、実質の零式攻略は2時間ほど。攻略の進捗としては、スライム&ゴーレムを突破できずに終了。
1日目活動終了後に、
スライム、
トリニティ・シーカー、
ダウーの攻略図解を作成。
2日目(水曜日)2日目の進捗:トリニティ・シーカー、ダウーの突破まで。
活動終了後に、
ロボット、
ボズヤ・ファントム、
トリニティ・アヴァウドの攻略図解を作成。
3日目(木曜日)3日目の進捗:ロボット、ボズヤ・ファントムを突破、トリニティ・アヴァウド時間切れまで。
活動終了後に、
スティギモロク・ロード、
セイブ・ザ・クイーンの攻略図解を作成。
4日目(金曜日)4日目の進捗:トリニティ・アヴァウド、スティギモロク・ロードを突破、セイブ・ザ・クイーン時間切れ(30%)まで。
活動終了後に、特にもうやることがないので
青魔のレベリング。
5日目(土曜日)5日目の進捗:セイブ・ザ・クイーン時間切れ(8%)まで。
ギミック処理が安定してきたので、クリアに向けて最終的なロスト・アクションの指示。
6日目(日曜日)6日目の進捗:クリア。
活動時間が少ない分、先を進んでいるチームの配信を見ながら、まだ自分がやっていないフェーズのギミックを解き、攻略資料を作るという作業は結構大変ですが、これをやるのとやらないのとでは、攻略の進捗が段違いです。
6、まとめ攻略図解の作成などで、一日2~3時間の睡眠でだいぶ大変でしたが、個人的には楽しめた内容でした。
(流石に眠すぎて金曜日は有給取って仕事休みました)結論:ほぼ仕事