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Hoshi Kanata

Of the Silver Fuller

Ramuh [Meteor]

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ニーア:リィンカネコラボ『記録:楽園の蹟』 テキスト集 2

Public
スマホアプリのNieR Re[in]carnation(リィンカネ)にて
2022年5月10日~6月13日に開催されたコラボクエスト関連のテキストです。

2023年6月9日~7月18日までコラボが復刻し、
「ミソス」に加えて新イベント限定武器「ゼロス」も登場ということで
ウェポンストーリーをまとめました。

5.0~6.0のネタバレに加えて、
「ゼロス」のウェポンストーリーはパンデモニウムのネタバレを含みます。


◆ウェポンストーリー:ミソス(※再掲)
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時は心を摩耗させる。
どれほど強く願った想いも、どれほど激しく焦がした想いも。
百年の時で削れ、千年の時で綻び、万年の時で薄れゆく。
だから、古の魔道士は想いを形にした。その憎悪を剣とした。

魔法とは、強き想いを以て、現象を引き起こす技術である。
しかし、激し過ぎる想いは心を疲弊させるとも、魔道士は考える。
ゆえに使命を果たすため、いくらかの感情を切り離すこととした。
いざという時に使えるように。

魔道士は己の心を護るため、長き時を眠りに費やした。
眠りから目覚めると、彼は決まって幻影の街を歩いたという。
古の姿を再現した街並みを見て、取り戻すべきものを想い出す。
そして剣に触れ、刃に指をすべらせ、憎悪の深さを確かめるのだ。

戦いに敗れた時、魔道士は手放した。
最古の魔道士の誇りにして、魔法の源となった想いのいくつかを。
羨望は短剣となり、憤怒は斧となり、憎悪は剣となり滑り落ちた。
彼を破り、前に進む者にこそ、必要な力だと信じて。


◆ウェポンストーリー:ゼロス
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時は心を摩耗させる。
どれほど強く願った想いも、どれほど激しく焦がした想いも。
百年の時で削れ、千年の時で刻まれ、万年の時で薄れゆく。
だから、古の魔道士は想いを形にした。その熱情を闘器とした。

大いなる戦いの後、砕け散った世界にふたりの男が遺された。
ともに並び立つほどの偉大な魔道士たちが。
彼らは誓い合う。たとえ千年、万年の時を経ようとも、
必ず世界を修復し、失われた子を友を、愛する人を取り戻そうと。

ひとりの魔道士は、かつて己の心を割いたことがあった。
その痛みを知るからこそ、彼はこれ以上、心を失うまいと考えた。
だが、熱情を燃やして使命に打ち込むほどに、
彼の心は黒焦げ、いびつな形に成り果てていった。

ひとりの魔道士は、かつて友が殉じるのを見送ったことがあった。
その痛みを知るからこそ、壊れゆく同志を見て決断を下す。
使命を果たすには、心の一部を切り離してでも己を保つべきだと。
熱情が心を焦がし、燃やし尽くしてしまわぬように。


※その他、コラボ武器のウェポンストーリー
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◆ウェポンストーリー:シャドウブリンガー
かつて光に溢れた世界があった。
空を覆う停滞の光により、命は蝕まれ、大地は枯れ果てた。
しかし、滅びの運命に反逆し、闇を取り戻そうとする者がいた。
漆黒の大剣を振るうこの英雄を、人々は『闇の戦士』と呼んだ。

世界を滅びへ誘う光の異形『罪喰い』。
その頭たる大罪喰いを倒し、次々と闇を取り戻してゆく闇の戦士。
だが、その旅路を進むほどに、英雄の身体は光に蝕まれていった。
大剣を握る手にも、いつしか力が入らなくなっていた。

最後の大罪喰いを倒したとき、闇の戦士の肉体は限界を迎えた。
蓄積された光の力が溢れ、英雄は自らが闇を払う存在と化す。
それでも……倒れそうになる身体を大剣で支え、一歩前へ。
苦痛に顔を歪めながらも、旅路は続いていく。

昏き海の底で、古の魔道士を打ち破った。
輝ける塔の頂で、原初の英雄の幻を打ち消した。
闇の戦士は、いかなる苦境も跳ね除け、空に再び闇を取り戻した。
ゆえに人々は、その大剣をこう呼んだ。シャドウブリンガーと。


◆ウェポンストーリー:ゲイボルグ
北方の雪深い山岳地帯に、千年に亘り竜と戦い続ける国があった。
人々を護るために槍を掲げるは、戦の女神に命を捧げた騎士たち。
その中でも、類まれな技と力を誇る者だけが、こう呼ばれた。
竜を屠る者、竜騎士と。

半ば崩れかけた我が家の中で、羊飼いの少年は運命を呪った。
眠るように横たわる弟の亡骸を前に、彼はひとり誓いをたてる。
すべてを奪った、黒き邪竜を絶対に殺してやるのだと。
羊飼いの山杖を捨て、彼は竜殺しの槍を求めた。

かつての羊飼いの少年は、竜騎士となっていた。
その手に握るは、竜殺しの槍。眼差しは暗く、口数も少ない。
竜に槍を突き立てて微笑む彼を見て、屈強な騎士さえ恐れ慄いた。
彼にも温かな心があると知るのは、師と友の二人だけであった。

長き戦いの末、復讐を果たした竜騎士は、その兜を置いた。
しかし、邪竜の返り血に染まった槍だけは、決して手放さない。
戦いの中で、邪竜もまた妹を喪った復讐者であると知ったから。
いつしか彼は、愛用の槍を邪竜と同じ名で呼ぶようになっていた。


◆ウェポンストーリー:タイラス
生まれながらにして、森の精霊に祝福された有角の神童『角尊』。
彼らは幼き子どもの姿を保ち、驚くほどの長寿を誇る。
また魔法の才に恵まれ、一流の魔道士となる者も多かった。
杖を手にした角尊は、森の民にとって崇敬の対象であったという。

その杖は珪化木、すなわち化石化した樹木で作られていた。
生きて森を育み、死して静寂を知り、石ならぬ石となったもの。
浄化の魔法で命を支える角尊にとって、これ以上の品はない。
多くの角尊が珪化木の杖を愛用したのも、そえゆえである。

角尊は、精霊と人々を繋ぐ架け橋であることを求められる。
だからこそ、森の中で生きることを常とした。
しかしながら、その杖の最後の使い手は、森を出て旅に生きた。
森を護るためには、外界こそ浄化すべきと考えてのことだった。

浄化と癒しの旅を続けた男は、帰らぬ人となった。
少なからぬ人が、角尊の使命を捨てた者の末路と笑った。
しかし彼の従者と、旅先で救われた人々は知っていた。
珪化木の杖を手に、意気揚々と歩いた男の善行を。


◆ウェポンストーリー:ヴァナルカンド
二千と三百年の後に訪れる滅びを知ったのなら、いかにすべきか。
破壊の魔法を編み出した偉大な黒魔道士は、こう考えた。
口伝は意味を変え、書が灰となり消え去るやもしれない。
ならば己の記憶を封じ、遠き未来に伝えようと。

結論から言えば、黒魔道士は賭けに勝った。
二千と三百年の後、彼女の記憶は依代を得て蘇ったのだ。
驚くべきことに、彼女が編み出した魔法は禁忌とされていたが、
それを紐解き、身につけた者たちがいたのである。

遠き未来の弟子たちと組み、黒魔道士は滅びに抗った。
天より迫る滅びの星を遠ざけるため、星を呼ぶ魔物を撃ち砕く。
それを成し遂げることができるのは、
多くの人々の命を奪った、忌むべき破壊の魔法のみなのだから。

黒魔道士たちは破壊の魔法を操り、見事に世を救ってみせた。
その事実を知る者は決して多くはない。
しかし、偉大な黒魔道士は消え去る前に自慢の弟子に杖を遺した。
魔物の核を頭に据えた古めかしい杖を。


◆ウェポンストーリー:ミュルグレス
かつて魔法文明が花開いた時代があった。
人々は徒党を組み、国を築き、豊かさを競い合った。
だが、いつしかさらなる富を求め、争い戦うようになってゆく。
滅びに至る大戦は、こうして始まったのだ。

魔法を乱用した戦いの果てに、自然の調和は崩れ文明は崩壊した。
世界を呑み込むほどの大洪水が巻き起こったのだ。
かくして多くの命が失われたが、それでも生き残った者がいた。
星に導かれ、険しき山へと逃げ延びた人々がいたのである。

山の頂きには、かつての敵同士が寄り集まっていた。
わずかな食料を奪い合う凄惨で醜い争いが起きたのも当然のこと。
それでも、希望を失わぬ者が立ち上がり、結束を呼びかけた。
互いの知識を分け合い、明日を手に入れるのだと。

有志たちは己の知識と技を、かつての敵と教え合い、
やがて滅びに「抗う力」として新たなる魔法と剣技を編み出す。
さる高名な剣士も、自らの剣を高らかに掲げ、奥義を広めた。
それを裏切りと罵る者もいたが、彼は信念を貫いたという。


◆ウェポンストーリー:菊一文字
天下無双と謳われる剣豪がいた。
大名に仕えるでもなく、道場を開いて教えを授けるでもなく、
男は、ひとりの弟子だけを従え、旅暮らしを続けたという。
高禄も名誉も受け取らず、求めるは「義」ただひとつ。

助けを求める者あらば立ち止まり、悪を見れば居合一閃。
剣豪と弟子の「世直し旅」で救われた者の数は知れず。
しかし、剣豪は見逃していた。
己の傍らで、悪の芽が育ち始めていたことを。

旅の道中、国にはびこる悪を見続けた弟子は、
根底から世を作り変えるため、やがて反乱を主導する。
一方の剣豪は、弟子の不始末を問われ愛刀を奪われると
なまくら一振りと共に追放を言い渡されるのだった。

かつての弟子は「義」の名の下に要人暗殺を繰り返す。
それを止めたのが、老いた剣豪が異郷の地で出会い
人生の最期に技を伝授した侍であったのは、因果と言うべきか。
その報奨に贈られた刀が、剣豪の愛刀であったと知る者はいない。


◆ウェポンストーリー:エクプレックシス(2023.06.24追記)
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時は心を摩耗させる。
どれほど強く願った想いも、どれほど激しく焦がした想いも。
百年の時で削れ、千年の時で綻び、万年の時で薄れゆく。
だから、古の魔道士は想いを形にした。その驚異を銃とした。

魔道士には、旅をした経験がある。
決して望んだものではなく、巻き込まれたようなものだったが
世界の各地を巡り、多くの人々と出会い、様々な風物を見た。
それは、驚異の連続でもあったのだ。

あの旅を共にした友たちは、もういない。
壊れた世界を眺めながら、魔道士は旅を思い出す。
新たな驚きを求めて、当て所もなく足を動かした日々を。
そして戒める。これからは独り、使命のために生きるのだと。

使命に殉じる覚悟を決めた魔導士は、もう驚異を感じない。
それは丁寧に切り離され、棺のような箱に収められている。
だが、名分の裏側で、世界を見渡しては思うのだ。
この光景に、友は驚くだろうかと。


→ コラボクエストのストーリーはこちら
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