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Liliy Leatherby

Fenrir [Gaia]

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地獄のような零式の思い出

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今までで一番地獄のような零式を体験したことがあるのでそれを日記に書き起こしてみることにしました。

時は遡って覚醒編4層。ヒカセンの記憶力の欠如によって生み出されたタイタンと闘った層のお話しです。

私は当初野良で挑戦しており、タンクを使っていました。

この日もPT募集に入ることに。

相方タンクはまだ入っておらず、残り2人、1人となった時にナイトさんが現れたのです。

早速軽減の打ち合わせ。軽減の話をしているのになぜかナイトさんだけ無言。

私が軽減の話をしても無言なので募集主が「ナイトさん聞いてますか?」

そう声を掛けてくれました。

しばらくして会話が出来るようになり、よく見ると見覚えのある名前だったのです。

(この人、前のFCいたときに意見の食い違いで揉めた人だ…!)

相方タンクは以前のFC関係者。私の意見と対立したため私がFCを去りました。

私はBLしませんでしたが相手はどうやらBLに入れていたため会話が成立しなかったようです。(PT入った時くらい一時解除される仕組みにしてくれよ吉田…)

とりあえず軽減の打ち合わせをしました。

当時手法が2つほどあったので流行り始めた方を提案。

私「このやり方でいいですか?」

敵「私そのやり方知りませんが。」

私((#^ω^)ピキピキ)

私「私は(あなたと違って)どの方法でも大丈夫ですよ!」


なんと殺伐とした打ち合わせなのでしょうか。これってR〇ZINの会見か何か?

一触即発の状況でしたがなんとかコンテンツに突入。

とりあえず打ち合わせ通りに進みます。ボスの攻撃を一つ一つ避けたりバフを使ったり……

難なく前半戦を終えて後半戦へ突入。

その技は突然きました。

"タンク二人受け"

そうです。あろうことかこのナイトさんとくっついて二人受けをしなければならないのです。

無慈悲にもタイタンは私たちの関係などお構いなしにその技を使ってきました。

私(くる…!)

技の方ではありません。ナイトさんがこちらにちょっと寄ってくるんです。

これはもう笑うしかないじゃないですか。

私をBL入りしていたのに。なんかこっちに来る。無表情で。



これってもはや





…は!?

気づくと私はゲーセンにいました。

誰かが手招きしている。あれは…ナイトさん?

何か指で差してます。

「プリ…クラ?」



一瞬変な空間に飛ばされた気がしましたがこれが超える力というものでしょうか。まさか現実で発動してしまうなんて。

そうです...これは不貞腐れた相方が渋々プリクラを撮る状況だったのです。

リズミカルな戦闘BGMにあわせてタイタンが「ポーズを決めてね!」と言わんばかりに二人受け攻撃をしてきます。

PTメンバー6人もエフェクトを駆使してタンク二人にスポットライトを当てているのです。

自分もすかさずナイトさんの方へ駆け寄る…!

なんなんでしょうこの意味の分からない状況。

誰が得するのでしょうこの空間。

それをひたすら繰り返しました。

こうして悪戦苦闘しましたが結局その日はクリアできずPTは解散しました。

コンテンツ退出後、気づいたら7人。秒でPTから抜けたと思われるナイトさん。

私はやっぱり夢を見ていたのだろうか。もし夢でなければこれが一番大変だった零式かな。
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