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Tyltyl Mytyl

Kujata [Elemental]

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均衡の神に祈る…「おばさん」の話

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神様、どうか聞いてください。

先日私は夢を見ました。

ワールドカップを見に行く夢です。

いえ、あの…とがったボールを追いかけて
たくさんのルガディンボディ同士が熱いぶつかり合いを繰り広げる
あのアツい戦いではないのです。

り、流行には乗り遅れまして…。


それとは別のワールドカップに行った
を見たんです!

ですがもちろん夢なので
変なところはたくさんあったのですが

とりあえず聞いていただければと思います。


もしかしたら本心では私も
以前から行ってみたかったんでしょうね。

今回のワールドカップは凄い事になる。
という誘惑に負けて初めて観戦したのです。
(あ。夢のお話ですよ?)

私も軽くではありますが日頃から遊んでいる競技の
更に最難関、トッププレイヤーが競う一大イベント!
その世界大会なのですから熱気もすごかったんです。

(どんな競技かと言いますと…
まぁ、サッカーみたいなものとお考え下さい。)


だからワクワクして見ていたのですが…

結論から言いますと
なんか、こう…モヤっとしたと言いますか。

とにかく変な試合だったのです。

まず選手のほとんどが…スカウターを装備して試合するという
奇妙な光景だったんです。

そう、あのナッパと天津飯を見分けるためのオシャレメガネの事です。

あれ?あの装備って許されてるんだっけ?と思いながら
その堂々とした精神に戸惑っていたのです。

しかし審判に見つかるようなら
カード1枚や2枚出そうなものですが

審判には見えない装備のようなのです。

そしてその審判はワールドカップ終了までの時間しか気にしていないらしく
何があっても試合を止めることも無いまま
あれよあれよと
決勝まで進んでしまいました。

すると決勝の選手はさらに変なことに
「電動アシストギブス」なるのもを身に着けてプレイしていたのです。

これは私の夢の世界で言うところのサッカーで例えると
「あ。スペースを見つけた!よし、あの場所に走りこむぞ!」
という意思を仲間へのアイコンタクトや意思表示も省いて
その場所を全員が一瞬で認識できるようになり
本来各個人の判断やセンスが必要な
「走りこむ場所を探し伝える手間」を気にせずに
ただただシュートを正確に撃つ事だけに集中することができるようになる…?

うーん…まぁ要するに

プロが「やれば出来ること」なので
その手間をやらずに
「結果は変わらないから」と工程を機械に任せて
シュートに集中することが出来る…みたいな?


なんだか猫えもんの説明が必要になるような玄人向け装備で戦っていたんです。



えっと…しょせん夢なのでドリーミーな設定なのですが

でも期待していたせっかくの「ワールドカップ」なのに
これでいいのかなぁ…と思っていたら
審判が試合終了を告げてあっさりと優勝が決まってしまいました。

なんか、そんなモヤモヤする夢だったんです。


もちろんモヤモヤばかりじゃなく魅入られるプレイもたくさんありました。
こんな状況でも攻撃に行けるのかぁ!?と感心したり
凄く敵について研究したんだろうなぁって動きだったり
戦術を読んでフォーメーションを柔軟に変化させたり

8人で臨むことが常識の試合なのに
参加せずサポートとして
チームの試合の流れを見て戦術を組み上げていく9人目がいたり

物凄く熱意も実力もある選手の集まった大会だったんです。

でもその分だけ余計に、なんでしょうか。

私のワガママなのでしょうね。

出来るなら
審判が警告もしようとしない首をかしげるような
機械の声に頼らず
見えないものを無理やり見ようとせず
暗黙の了解という謎のやりたい放題の試合じゃなく

そのトップクラスの人たちの本来のポテンシャルでの試合が見たかったのです。


ラケットやクラブやボールを厳選して勝負に挑むような
「良い道具を使う」という意味じゃなく
暗黙の了解の元でなら使って「いい道具」が蔓延る試合ではないのです。

だから夢の中でさえ納得のいかない私は
審判に向かって叫ぼうとしたんです。

これが見たかったんじゃない。
人の可能性を見る試合に
人の手以外を借りるなんて

自力以外で難易度を変えられるのなら
見ていて「難しい」意味はあるの?と

叫ぼうとして‥‥


気が付いたんです。


もしかして
今私が「やろう」としていることは
昔私が「嫌がった誰かと同じ」になるんじゃないかって


昔「小学生にパソコンの授業なんて必要ない」と難色を示していた大人や

世界に目を向けずに「日本だけで生きていける」と価値観を受け入れなかった人達


今の私達からすれば当たり前に享受している恩恵や常識を否定していた人たちを
「なんで昔の人は…考えが固いのだろう」
と学生の頃に馬鹿にしていたように

みんなが盛り上がる中、審判に抗議するという水を差そうとしている私も

未来から見たら邪魔として見られている。
新しい考え方を遅らせる老害になっているんじゃないかって。


電話なんて一家に一台で十分

子供にケータイなんて贅沢なだけ

スマホなんてオモチャだ、ガラケーで事足りる


そうやって否定から入った人たちも
今は当たり前に受け入れている様に
今の価値観が違い過ぎるだけで否定したいだけなのかもしれない。

きっとあの試合を見ていた観客も
何も言わなかった審判も

未来が今どこに向かって吹いていて
その流れを感じているから
素直に流れを受け止めているから

文句を言わずただ素直におめでとうと言えるんだろうなぁ

と思って



目が覚めたのです。



でも
それでも
残ったのは理解じゃなく、モヤモヤだったのです。


だってそう思っても
まだ私は変われないのです。


一生懸命自分の力で進んでいく人が好きです

オリンピック選手のドーピングに悲しんで

自分に無い才能輝かせて一番になってみせる姿に嫉妬して、羨望を覚えて

そうやって一緒にその人達を見ているたくさんの人の熱狂の輪に飲まれながら
人の可能性に期待する。

そんなワールドカップが見たかったのです。


こんな夢の話を神様にするのは滑稽かもしれませんが

それでもお伝えしたかったのです。


それでも、と

祈らずにはいられないのです。

残る不安から救ってほしいと。


ある日いきなり詩を失ったように

ある日いきなり占う星の導きが無くなったように

その不安の根底に
ルールの中で生きていた日々に
ルールの外からの声によって世界が変えられた恐怖があるのです。

ルールを守ることもルールを信じることも
悪い事だとは思えないのです。
それは「面白くする事」であり「それを守る事」でもあると思うからです。

小さな閉じた世界の遊びであれば
縛られるルールや出来ないこともたくさんあり
その強度も強いでしょう。

でもだからこそ
自分で出来ることを試行錯誤して何度もリトライして
「以前出来なかった自分を超える楽しさ」
を強く体験できたと思います。

倒せなかった敵を倒せたり
行けなかった場所に到達出来たり

それはルールがあるから「楽しめた事」であり
ルールによって守られてきた「達成感」だったと思うのです。

でもそれを無視して出来てしまうモノがあるのだと
私はこの大きく開放された世界に入って知りました。

そしてそれがルールでは縛れないものもあるという事も。

だから
ルールの下に従順であれば守ってくれるはずの審判者が
ただ「暗黙の了解」の拡大解釈が広がっていくのを黙って見ていることが不安で

もしかしたらルールは存在しないのではないか?

と疑ってしまうようになってしまうのです。

世界を裏切らずに生きていても
世界に裏切られた記憶があるのです。

だから暗黙といえど
ルールも審判も触れられない。
けれど世界を簡単に変えてしまう存在に熱狂する人の流れが怖いのです。

もしかしたらその時の外から響いてきた声も
私が平等だと思っていた強さの中に
「戦闘力たったの5です…平等じゃない。ゴミですね」
と見えない不平等があることを教えてくれたのかもしれません。

でも
見えないものは見えなくていいと世界に教わりました。

なのにそういう声が世界を変えたということは
本当は見えないままでいるよりも
見えるようにうまく賢く生きてもいいよ、と。
見えないだけで認められているのかもしれません。

でもルールを信じ遵守するような
「潔癖」と呼ばれるような生き方でも
それが許されるなら
まだこの世界で生きていたいのです。


だからといって
賢い生き方の邪魔をする気などありません。

でも
考えてしまうのです。

もし
この先エオルゼアが未来に向かう途中で
この「潔癖さ」が邪魔になり
新しい未来への可能性の足枷として
人からも世界からも排除されるような未来が来るのではないかと。



・・・・・


あぁ~…ちょっとお待ちを神様。

だんだん私のキャラがぶれてきたので
一度タイムです!



要するにです!神様。


私はまだ変わる前の
今のシステムのこの世界が好きなのです。

でも人の流れで変わっていくこの世界も好きなのです。


だからいつか
今来ている波に乗って新しい秩序に変わるのだとしても

今はまだ
神様が決めたルールに不安を覚えながらも
神様を信じてルールを守ることが忌み嫌われるような流れから
お守りください。

例えるなら
山の中にキャンプに行って
焚火と飯盒でご飯を炊くような伝統や雰囲気を大事にする人も
充電器と電子ジャーでご飯を用意する人も
ケンカすることなく
強制することなく
どちらもキャンプを楽しめるような
どちらのスタンスでも「キャンプ」だと言えるような


お互いの主張がコンテンツでなく
人に向かう事のない世界にお導き下さい。

難しい事だとは承知しています。
だからこそ祈るのです。


そして願わくば
変わらないままでもずっと遊んでいても許されるような世界の未来に
お導き下されば幸いです。



 この物語はフィクションです。

                                 登場する人物、団体、組織名、
                                「アレ…?」っと思いあたること。は架空の桃です。
 










ps

あー‥‥やっぱり神様。今の願いは二番目でいいです。

本当は
「大学生って学生って肩書がついたおばさんでしょ?」
と自分の首を絞め続けてくる憎たらしいクソガキをぶん殴りに行きたいのですが…

それはさすがにチート過ぎるので
初めて祈る「神様」に一言。

婚期と出会いの確率も均等にして!!
もう今年が終わっちゃう!!!!
Comments (6)

Anker Schwerz

Aegis [Elemental]

楽しみの話ももちろんめっちゃわかる~って感じだけど
「ドーピング駄目だよ!」と言いつつ、実情は「駄目だけど自己申告しなければドーピングしても良いよ!」
ということだったりするのでめちゃめちゃ面白いかも!

Riku Ak

Aegis [Elemental]

長っっ!

その8人の競技の正式名が知りたい。


チャチャっとスマホに変えてコンパニオン入れてしまえば楽なのに^_^
ガラケーから乗り換えるなら大手キャリアでも月々の支払いは激安のままですよ^_^


そういえばふとっちょのおばさんは自分の中にいるってサリンジャーって人も言ってた。

Tyltyl Mytyl

Kujata [Elemental]

あ、アンカーさん。
なんというか…お目汚しをしてしまいまして
すみませぬ~>_<

そうなんですよねぇ…解釈というか楽しみ方の違いなんですよねぇ
単に私の先入観が悪いだけのお話かもです(´Д⊂グスン

まぁ、気に入らなければ自分だけで「下限」で遊べばいい話なのかも!

という訳で
下限で遊ぶ際はよろしくです!

Tyltyl Mytyl

Kujata [Elemental]

いやぁ・・すまんのぉリクさん

酔っぱらった勢いでこっそり書いたら…
そのまま投稿してバレてしもうた

歳をとるって嫌じゃのぉ

競技名は
「ライ麦畑でつかまえないで」じゃ。

…というかスマホぐらいはもっとるわ!!ヽ(`Д´)
(会社支給です…私物化できないチキンなのです…あとガラケーサイコーです)

どうも私は頭が硬くなり過ぎたみたいですねぇ

まぁ目と耳をふさいじゃったら下限で遊べないので
私の中のおばちゃんにはしばらく黙って置いてもらうわ!

あと見返して思った。
すっげぇ長げぇ…


Rio Zucchini

Aegis [Elemental]

チルさんこんにちは。
私もそのワールドカップ少しだけど見ました!
同じ夢見たんですね!!
この競技はそのドーピングありきで楽しむ人もたくさんいるけど、そうじゃない人もたくさんいると思います!!
私も周回遅れながらアナログに楽しむのすきです。

たしかにワールドカップ出るにはドーピングが必須、世界ランキングの順位では足切りもある…って感じることはあります。
そうじゃないとゴールできないような難易度にしてるのも神様で、神様の想定はどこなんでしょうね…と思ったりします。
あんかーさんが言うようなトコなのかなぁ。

下限行く時は一緒に遊びましょー!

Tyltyl Mytyl

Kujata [Elemental]

同じ夢を見るなんて…これはもしやっ⁉
運命の人!

…すみません。
数字なんかより赤い糸を見たい世代なんです…(´Д⊂グスン

個人的には
「もっと難しいのが欲しい」
という人が
「攻略が楽になるから。難易度緩和の為に道具を使う」
というのなら
「難しさを求める事」って必要?「高難易度」とは?

となんかモヤモヤしてしまいまして

他にも色々とため込んでいたんでしょうね…
理性を失った自分が怖い…((;゚Д゚))ガクブル

でも
みんなが喜ぶように世界を作った神様は
いつまでも不満しか届けられない私のような人間さえも
切り捨てたりしない神様だから

きっと誰かを切り捨てるような
一つだけの正解を出したくはないのでしょうねぇ‥

それでも神様に救いを求めるとは…
我ながら業が深いです…


結局は同じ土俵に立たない人間が口出ししちゃいけない問題なのかもですねぇ
興奮しすぎて身をわきまえてませんでした。

という訳で!
いつか土俵に立てるように
全コンテンツクリアしてやりますよ!「下限」で!!

その時はどうかよろしくお願いします~!
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