Character

00年仮面ライダークウガ ～ 19年仮面ライダージオウまで、ずっと見てきた平成ライダー。
良いのも悪いのもあったけど、今年が平成最後の仮面ライダーということで 色々感慨深いモノがあります。

過去の日記で個人的平成、昭和ライダートップ3みたいなのも書いたけど、この日記では全平成ライダーの総評を簡単に書いてみます。

くっそ長くなりそうだけど仕事サボりながら頑張って書くよ！w


【仮面ライダークウガ】
超重厚ストーリー、人間ドラマ。
仮面ライダーと警察が協力して怪人を一般市民が巻き込まれない場所に誘導してから倒すなど、リアルな展開があっていい。

敵のグロンギ族の中でも種族差、階級、ゲゲル(種族間の人を襲うルールを決めたゲーム)が明らかになっていく展開が緊張感があって良い。

殺しと血の描写が割とリアルで子供の時に見てて怖かった記憶がある。

CGに頼らないガチのバイクアクションはクウガを越える作品はこの後は無かったと断言できるくらい凄かった。

平成仮面ライダー入門にもオススメ。


【仮面ライダーアギト】
前作クウガと若干の繋がりを感じさせるファンサービスはあれど、序盤でそんな設定は無くなったw

仮面ライダーだった男 アギト
仮面ライダーになりたかった男 G3
仮面ライダーになってしまった男 ギルス

敵対や警戒しつつも終盤にお互いの正体を明かして協力していく展開が熱い。

ギルスの涼君は幸せになってほしい。切実に。

OPめっちゃカッコいい。
EDめっちゃカッコいい。
ライダーキックめっちゃかっこいい。
ライダーデザインもめっちゃかっこいい。

唯一映画版がやや滑った印象。


【仮面ライダー龍騎】
13人のライダー同士で殺しあって、生き残った人の願いを叶えるというバトル・ロワイアルな仮面ライダー。

生きるため、自由のため、刺激を求めて…それぞれに戦う理由があり、また負けた方は無惨にも死んでいくというハードな設定。

戦闘にカードを読み込ませて能力を発動するという、今の平成仮面ライダー商戦の基盤を作ったと言えるシリーズで、おもちゃの総売上は139億円で、7年後の仮面ライダーWまでこの記録は破られていない。

カードを読み込ませると電磁音声で【アドベント】【ファイナルベント】など音声を発するのが男心をくすぐったのである。

海外ドラマで「ドラゴンナイト」という、公式に戦闘シーンを使い回して、ドラマシーンは海外の役者を使うというリメイク？作品があり、声優が有名どころを使ってたり(杉田智和とか)しており、個人的にはドラゴンナイトの方が好きw



【仮面ライダーファイズ】
ガラケーで変身する、当時は最先端なメカニカル系ライダー。

必殺技技も脚や腕に専用のパーツをセットしてベルトから信号を飛ばして発動するという無駄のない無駄な工程がめっちゃかっこいい(褒め言葉)

ストーリー展開、ライダーデザイン、敵のデザイン、必殺技や強化パーツの派手さ、音楽、映画等々でシリーズファンでもかなり高評価。

近年でも当時の役で本人がキーキャラでゲスト出演したり、主役ポジションで変身したりするなど、17年経つのにまだまだ人気のライダー。


サブライダーの草加君のキャラも大変強烈で、一部でカルト的な人気を誇る。

彼の誕生日にはSNSなどで祭りが起こるほど。






【仮面ライダーブレイド】
「ﾀﾞﾃﾞｨｱｰﾅｻﾞﾝ!!ﾅｽﾞｪﾐﾃﾞﾙﾝﾃﾞｨｽ!! (0w0;)」
(橘さん！なぜ見せるんです！)
「ｵﾝﾄﾞｩﾙﾙﾗｷﾞｯﾀﾝﾃﾞｨｽｶ!?ｵｩｴｯ!!」
(本当に裏切ったんですか！？ (0w0#)うあっ！)

ニコニコで爆発的人気になった「ｵﾝﾄﾞｩﾙ語」の生みの親。

仮面ライダーは知らないけどｵﾝﾄﾞｩﾙは知ってる、なんて人もいるとかいないとかw

役者全員の滑舌が非常に悪い事で有名で、緊迫したシーンや感動のシーンすらもネタにされる不運なライダー。

恋人である小夜子の仇を討つべく敵に繰り出した必殺技「ﾊﾞｰﾆﾝｸﾞ(#0M0)<ｻﾞﾖｺﾞｫｫｫ！！」は涙無しには語れない名技(笑いすぎて)

(橘さん=仮面ライダーギャレンの必殺技バーニングディバイドの電子音声に被る様に橘さんの「小夜子ぉぉぉぉ！！」と叫んだため「ﾊﾞｰﾆﾝｸﾞｻﾞｮｺﾞｫｫｫ」と呼ばれる)

…真面目にかなりいいシーンなのでブレイドファンにとっては感動する場面である。





【仮面ライダーヒビキ】
平成仮面ライダーが誇るワースト売上断トツ1位の黒歴史。

変身がベルトでなく音叉
必殺技はキックでなく和太鼓
序盤バイクに乗れなくて車で移動する
変身の際に服が燃えるので、戦闘が終わると裸
OPが曲？ではない。和楽器演奏

などなど…とにかく変化球を狙ったがキッズの心を掴めず終始滑りまくったライダー。

基本戦闘スペックなどはライダー中上位という設定はあるものの、それも活かす事はなかった。

劇場版はまだ見れるけど…って感じ。





【仮面ライダーカブト】
モチーフは虫で昭和ライダーリスペクト
二段階変身で重厚なアーマードパーツを吹き飛ばし(脱皮)、超スタイリッシュかつメタリックカラーと可変するヘッドパーツ、重厚な電子音で近代的に
バイクすらも二段階変身
超高速戦闘「クロックアップ」による演出で宙に止まる雨粒や桜の中での幻想的な戦闘
スイッチ+レバーによる操作から繰り出されるライダーキック等々


もうこれでもかっていうくらい「僕の考えたカッコいい仮面ライダー」がここにある。

ストーリーもシンプルかつ伏線がちりばめられており、それぞれのライダーは対立したり協力したりしながら、侵略者ワームと戦う王道的なストーリー。

ストーリー評価は並だが、カブト自体に人気があり、クロックアップの演出もあって後年のシリーズでもよく出て来ている。

水嶋ヒロファンは見るべし。




「仮面ライダー電王」
仮面ライダーというより、主人公に憑依し戦うイマジンのキャラが尖っており、声優ヲタも耳が幸せなシリーズ。
関俊彦、遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一、大塚芳忠、三木眞一郎、神谷浩史、小野大輔、緑川光などなど。

主人公の佐藤健の演技力もあって、終始安心してニヤニヤしながら見れる。

ストーリーも大変よく、サブライダーの侑斗君関連は涙枯れるくらい泣いた。
人生で一番声あげて泣いたのは電王と言ってもいい。

「デネブぅ…！しいたけ入れるなって言ってるだろぉ！！うわあああ泣」
「侑斗… ただいまぁ…ただいまぁ…！泣」

あ、あかん。思い出したら涙が。

向こう5年くらいグッズやキャラクターソング、OVAなどでも人気を引っ張り、後年の電王絡みでもイマジン達(声優達もw)が暴れまわるので子供から大人まで皆大好きイマジンズ。

子供が大きくなったら絶対見せると誓った作品。



「仮面ライダーキバ」
ドロッッドロの昼ドラ。
浮気、不倫、異父兄弟、三角関係、社内恋愛etc...

現代と過去とでストーリーが同時進行して、現代での謎や過去での伏線が徐々に明らかになる…のだが、その間に生々しい昼ドラ展開を見せられ「あれ、チャンネル間違ったか…？」となる事必至のどう考えても子供向けではない内容。

キバのデザインやライダーキックはめっっっちゃくちゃカッコいいだけに、ストーリー内容が非常に悔やまれる作品。

ただしネタとしての要素も多く、名護さん(753)と呼ばれるキャラはシリーズでも上位の人気ぶり。

君もこの753Tシャツを着て私の弟子になりなさい。





【仮面ライダーディケィド】
俺が歴代で１番好きなライダー。
すべてを破壊し、すべてを繋ぐ仮面ライダー。

「大体わかった」
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ！」
「ちょっとくすぐったいぞ」
「おのれディケィドォォォオ！！」

など、名台詞多数。

平成10周年ということで、過去9作品のすべてのライダーになれる上に能力も使えるというチート能力。

主人公は過去ライダー+αの世界を巡り、その世界で課せられた職業や役割が与えられる。

その世界の新聞を見たりや状況を見た上で「大体わかった」と器用に何でもこなす。

過去ライダーと共闘、対立が数多くあり、「このライダーとこのライダーを戦わせたらどちらが強いのか？」をディケィドでは実現してくれたり、昭和ライダーで圧倒的に人気の仮面ライダーBLACK、BLACK RXの世界では、当時の役者とスーツアクター同士で再演してもらったりとファンが狂喜乱舞した名作。


大人の都合上で当時の役者を使えないので、仕方なく？パラレルワールドという事で代役をたてたりストーリーの伏線回収がが非常に雑だったりと批判も多いが、過去作品のライダーを登場させるファンサービス、お祭りっぷりには皆文句を言いながらもしっかりと見ていた様である。

劇場版でストーリーを完結させるなどでプチ炎上したりもあったが、なんだかんだ過去作品との壁を破壊し繋げたライダーということで、近年では高評価されているライダー。

というか個人的に平成仮面ライダー入門としてディケィド見るのもありだと思うので、オススメです。


OPはGACKTが歌っており、ディケィドの世界観と相まってめっちゃカッコいい。
カラオケでよく歌う。








ディケィドまでとりあえず書きなぐりました。

皆さんの好きな仮面ライダー、サブライダー、OP、ED、名シーンよかったら教えてください！

W～ジオウは次の日記で書きますw