初めてエオルゼアに降りるにあたって、通らなければならない難所があります。人によれば2時間3時間は当然で、中には半日を費やしたという豪の者もいるようですが。
ええ、キャラクタークリエイトのことですね、わたしはごく簡単にすませましたが。
20分ほどだったと記憶しています。ごくごく無難なパーツをチョイスしてちゃちゃっと済ませてしまいました。
「目立たぬようにはしゃがぬように、似合わぬことはむりをせず」
出だしからこの調子でしたから、いざエオルゼアに降り立って冒険を初めてもストーリーで支給される服をその場その場で着替えるだけで、みてくれなどにはとんと無頓着で通してきました。
ストーリーを追いかけ、冬の暁月を待つばかりになった今でも、みてくれを構わないことはそのままで、いまになっても普段着は、ウルダハで売っているブライズメイドドレスを染色もせず、木綿色を野暮ったくしたようなそのままを着ていたりします。足元はLv.5から履けるシューズを。
エオルゼア広しといえども、こんなへんな組み合わせはわたしくらいのものでしょう。
ちなみに、シューズは赤色なので、
「あ~かい靴ぅ履いたぁ~お~んなのこぉ~」
を、歌えます。
しかし他のヒカセンさん達のコスのコーディネートの見事なこと。
リムサのエーテ前でぼーっとしながら、行きかう人々を見るたびため息がでます。
「まねすりゃいいじゃん」
服装のコーディネートというのは当人の趣味がよろしくなければ、たとえまねても猿真似にしかならず、失笑を買うだけの半端で終わりますから、やめたほうがよろしいかと。
エオルゼアの世界にいる皆さんはファッションをどこで勉強していらっしゃるのでしょうか。
ファイナルファンタジーというブランドが、そこはかとなくきらびやかな感じがしますから、そこに集っておられる方たちも、それなりにセンスのよい方が多いのでしょうか。
ただまあ、いちばんの問題は、わたしのキャラがダサダサファッションに非常に順応してるということで。
そんなところも、たぶんキャラメイク考察時間20分の付けかなと思うこの頃です。