大丈夫!大丈夫!大丈夫!
いけるいけるいける!
この当時、とある海外の有名なゲーム配信者がFFⅩⅣを始め、大型アップデート以外では過去に例を見ないくらい登録者の数が増えていると聞いていました。
直接の関係があるかはわかりませんが、ラグが発生したり、サーバーの具合があまりよくなかった記憶があります。
前回の話し合いから次の日、全体のミスも少なく、最終フェーズの練習を何度もできていました。
エクサ踏んだり、人数足りなくてモーンアファーで全滅したりでしたが、全体の士気の高まりを感じていました。そろそろクリアしちゃうかもなーなんて思いながらまた最終フェーズに突入し
サーバーからシャットアウトされました。
この日はかなりの人数がサーバーから同時に締め出されたらしく、SNS等でも同じ症状の方をかなり見かけました。
平日の夜でしたが、ログインし直すとき300人待ちになっていました。
その後はなんだか落ち込んでしまって、コールは間違えるわ、普段はミスしないギミックはミスるわ、集中力が一気にきれてしまいました。
結局その日もクリアはできず、PT解散する時も意気消沈して、消えるように通話から出ていったのを覚えています。
あれさえなければクリアできたかもしれない…!
誰も悪くない、そんな事はわかっています。
頭ではわかっていても気持ちの整理がつかず、この日は全然眠りにつけませんでした。
その翌日、前日の出来事の影響でかなりの寝不足で挑むことになりました。
全然コールもできなくて、ミスもかなり多かったです。
残り時間20分
この日最後のトライでした。
2体フェーズでツイスターを踏みそうになるも、どうにか削りきります。
踊り子さんのクローズドポジションを、普段は機工士さんにつけていましたが、この日の最終フェーズは自分につけるとみんなで決めていました。
赤魔道士はレベル70でも総じてアクションの威力が高く、シンクされていても高い火力が期待できます。
これまでの攻略中、蘇生や回復を挟むことで、立て直しや安定を優先して、火力を出しきることは念頭に置いていませんでしたが、最終フェーズはそうはいきません。
そもそも死人が多く出たら、火力不足でクリアできないからです。
最終フェーズに入り、最初のエクサフレアを1人踏みますが、誰も諦めていません。
すぐさま連続魔で蘇生をします。
なんとか立て直しに成功しました。
正直、踏んだ本人はよくメンタルを切り替えてその後も戦えたと思います。
その日の自分が踏んでいたら、そのまま崩れてしまったでしょう。
軽減間違えない!
向き気をつけて、アクモーンに巻き込まれない!
エクサの開始方角しっかり見極める!
遅れたと思ったらスプリント!
落ち着いて!
隙間ある!簡単なやつ!
エクサ来るから真ん中に戻るよ
LB3間に合う!撃っちゃって!!
最終フェーズはたった3分半です。
たったの3分半、どのフェーズよりも多い声が飛び交います。
どんどん熱くなるのを感じました。
最後のエクサフレア
死人は0
最後のモーンアファー
軽減絶対間違えない!!!
大丈夫!大丈夫!大丈夫!
いけるいけるいける!
募集に入り、メンバーが集まるのを待ち、
メンバーの脱退と補充を経験し、
時に躓き、時に進展に喜び、
約3ヶ月、一年の四分の一を費やして
2021年7月14日
絶バハムートをクリアしました。
https://img2.finalfantasyxiv.com/accimg2/af/b2/afb2d1406d05769bf88e8efaf2a5efc368983476.jpgクリアした瞬間、これまでゲームでこんなに熱くなったことはありません。
メンバーの誰もが口々に歓声をあげました。
切り取って頂いた動画は生涯の思い出です。
この後消化フェーズ、いわゆるトークンを集める大仕事が残っています。
後日談も踏まえて、次回でこの日記を一段落にしようと思います。