ある日、一人の冒険者がウルダハに降り立った。
確固たる自信も、野望も、友人も無く、ただ一人だけの冒険…。
ただ、虚しさを感じていた。
私が何となくFF14を始め、そんなに頑張る事もなく、やりたいゲームがなくてとりあえず始めた。
なんとなくで始めた駄文の日記。
アナタ達は、私を見つけてくれた。
声は届くと教えてくれた。
日記で交わす交流。
なんとなく恥ずかしくて、でも嬉しかった。
CFが怖かった。
そんなに社交的でない私には、知らない人と戦うのが不安だった。
アナタ達は、私を助けてくれた。
初めてのフレンド。
初めてのフレンドとのID。
とても楽しかった。嬉しかった。
「お疲れ様」「おめでとう」に温もりがあった。
アナタ達は、私の世界に色を付けてくれた。言葉に温かさを与えてくれた。
初めてのアライランスイベント。
緊張して、不安で仕方なかったが、アナタ達がいたから勇気を出して、参加をした。
自己紹介で自分を変えたくて、色々調べてマクロ作って、勇気を振り絞った。
イベントを終えた時、フレンドが増えて、私の世界は広がった。
アナタ達は、私に生きる意味を与えてくれた。
アナタ達みたいになりたくて、見様見真似でイベントをやった。
アナタ達と並びたくて、メインを駆け足で進めた。
アナタ達がいたから、私は私を強くできた。
アナタ達と一緒にできたから、私は今を生きていられる。
冒険者は思い出した。
あの日から、一人でなかった事。
誰かに助けてもらい、だから誰かを助けたいと心が気付いた事に。
「アナタ達が、私に与えてくれたから、私は始まったんだ」
ナメコさん、セトムさん、アナタ達は私の特別。全然大袈裟なんかじゃない。
アナタ達があの時、私の声に気付いてくれて、手を差し伸べてくれたから…。
エタバン、おめでとう!
とても嬉しくて、涙を流すくらい嬉しくて。
お互いを尊重し、お互いを尊敬し、お互いが高め合うお二人の新しい門出を、心から喜ばしく思います。
とても温かくて、素敵な式でした。
沢山の人々が祝福をし、笑顔が沢山ある式。
私も、泣けちゃうくらい笑顔でした。
ただ、一つ謝らなきゃいけない事があります。
こんな格好でエタバン参加して、ごめんなさい…。
いま一度、心からお二人に。
「おめでと!」
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