※以下の内容はレベル80のナイトを前提としています。
今回はナイトに関するちょっとしたことを徒然と書いていく。
タンク全体のことはこちら。
タンクの動きをタンク視点と他ジョブ視点で見比べてみる∇ナイトは物理と魔法のハイブリット
ナイトの特徴は、
『クレメンシー』での
魔法による回復が最もなところ。
回復なら他のタンクにもあるじゃん、と思うところだけど、他のタンクは
アビリティによる回復であり、ナイトは魔法(GCDが発生する)で回復する。
じゃあそのアビリティと魔法(GCD)だと何が違うの?っていうと、
・アビリティ
GCD(グローバルクールダウン)が発生しない。=WS(ウェポンスキル)の合間に挟むことができる。
独自のリキャスト時間を持っている。
・魔法
GCDが発生する。=GCD中にアビリティを挟むことができる。
リキャストが短い。
という感じ。
具体的に言うと、ナイトのクレメンシーは
詠唱を伴いMPを消費するが、MPがあれば何度でも連続して使える。
他のタンクの回復アビリティは即時発動するが、次に使えるまでにそこそこの時間が必要になる。
つまり、
ナイトは他職に比べ自己回復力が高く、継戦能力に秀でている!また、クレメンシーは他のメンバーに使うこともできるし、何だったら他人に使うと回復した半分のHP分自分が回復もする!
普段から使うようなものではないけども、いざって時に使えるとパーティ全体を救うことにもなるので、是非有効に活用したいところ。
また、ナイトのスキル回し的に、MPが魔法1、2回分余ることが出てくるので、それをちょっとHPが減っているPTに使って、ついでに自分も少し回復したりするとクール。
(ということがあるので、ナイトがHPに余裕があるときにクレメンシーを使っても、ヒーラーに回復を催促してるということでもないです。ご迷惑をおかけします)
ナイトのスキル回しは、
『レクイエスカット』という魔法の威力上昇&詠唱時間無しのアビリティ中に魔法を使うMP消費ターンと、それ以外の物理攻撃ターンを交互に繰り返すのが基本となる。
物理ターン中にMPを貯め、それを魔法ターンで使い切る。
これを意識すると、結構なダメージが出せるので、ナイトに慣れてきたら木人を叩きつつスキル回しを頭に詰め込む。
たまにMPを全く使っていないナイトを見たりすると非常にがっかりするので、攻撃に使うにしろ回復に使うにしろ、MPはがんがんに使っていいのがナイト。黒魔導士並みにMPは変動するものと心得るべし。
∇ナイト特融の防御バフの有効活用
ナイトはオウスゲージというものを消費して様々な防御バフを使える。
基本的には
『シェルトロン』にオウスを使うことだろう。
シェルトロンは、効果時間中、必ず敵の攻撃をブロックすることができる。
ブロックすると(装備している盾の性能にもよるが)大体20%も被ダメをカットする。
効果時間は短いが、オウスは貯まりもそこそこ早いので、100のまま腐らせるよりは適宜使っていった方がいいスキルである。
『インターベンション』は他人に付与できる防御バフ。
こっちは主に自分がサブタンクの時に、メインタンクへ使っていくことになる。
特徴としては自分がランパードやセンチネルを使っていると、その効果量の半分の軽減を追加して乗せることができるため、
タンク2人への敵の攻撃だったり、全体攻撃の時なんかに合わせて使いたい。
『かばう』もオウスを消費し、味方に使うバフ。
自分への防御ではないが、味方を守るには最適のバフといえる。
が、仕様を理解していないと逆にヒーラーに迷惑がかかるので注意が必要である。
かばうを使用した味方への
攻撃を代わりに受けるというのがかばうの特徴。
味方への攻撃、つまり、その味方が受けるであったであろう攻撃による効果も受けることになる。
例えばその味方が受けるべきデバフも肩代わりすることになる。
被ダメ上昇やスタンもかばったナイトが受ける。当然ノックバックもナイトが受けることになるし、その攻撃が全体ノックバックだった場合、自分とかばった相手の2回分ノックバックすることになる。これによって落下したり壁にぶつかって即死することもありえる。
被ダメ上昇がスタックしていく場合などは、2点分一気に乗ることもあるので、使いどころが難しいバフでもある。
インビンシブルと合わせて使いたいが、かばった相手への攻撃は無効化できず食らうことになるので注意されたし。
自身がサブタンク中に、タンクスイッチをさせるような敵の技(エデン覚醒4層のあいつのアレとか)をメインタンクが受けるのをかばうと、被ダメ上昇のデバフをサブタンクの自分が受けられるので便利である。
『ディヴァインヴェール』は、
自分以外へバリアを張る効果。
よく勘違いされがちなのは、
回復魔法を受けたときであって、回復アビリティでは発動しない点に注意が必要である。
例えば、ケアルや範囲回復であるメディカなどでは発動するが、アビリティであるベネディクションや生命活性法などでは発動しない。
一番手っ取り早く発動させるのには、自分自身にクレメンシーを使うことである。
『パッセージ・オブ・アームズ』は自身の後方に被ダメージを軽減するエリアを発生させる。
範囲はほぼ見た目通りの扇型なので、他のパーティメンバーは羽根の根本に行かず、ナイトの真後ろ当たりにいると漏れない。
特に攻撃を受ける向きなどは関係ないので、使えるときに使っていけると良い。
また、発動中は確定ブロックなので、ナイト自身の防御性能も高い。
『インビンシブル』。
ナイトを象徴する、絶対無敵のバフ。
他のタンクの無敵スキルと違って、特に制限もデメリットもなく効果時間も10秒と長い、完全なる無敵技である。
リキャストが420秒と7分もかかるが、他のタンクの無敵技も1戦闘に1回くらいしか使えないと考えるとそこまで深刻になるほどでもない。
一応無敵と書いたが、あくまでダメージを無効化するだけなので、それ以外の効果は受ける点に注意。
だが、ほとんどのデバフはダメージを受けなければ乗らないものが多いので特に気にすることはない。
ノックバックなどの強制移動技はインビンシブル中でも受けるので、合わせてアームズレングスも使っておくと万全ではある。(ただし個別に使った方が有用な場合が多い)
また、防御バフとは少し違うが、ナイトにはウェポンスキルとしてスタンを付与できる
『シールドバッシュ』がある。
コンボが途切れるという欠点はあるが、いつでもスタンが打てるので、特にIDなどでは積極的に使っていきたい。
他のタンクのように尖ったような特徴こそないが、逆にそれが安定した強さでもあるナイト。
スキル回しに癖がなく、ギミックをこなしながらでもぴったりと合うアビリティの回しは非常にプレイしていて楽しいので、まだタンクをやったことない方も、是非この日記をきっかけに始めてみてはいかがでしょうか?
では、皆様の良きナイトライフを!