本文を読む前に読んでね。
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/27731871/blog/4274562/オリンピックが開会したわね。世界中から人が集まるのは不安だったけれど、
始まってしまったからにはそれなりに応援しましょう。
無観客となったのがせめてもの救い。これで有観客だったら相当のカオスになってたでしょうね。
ところで今回のオリンピック理念として、多様性を受け容れることを掲げているらしいわ。
だけど、こういう話を見聞きするたび、なーんか違和感あるの。
「雌雄」と「男女」をごっちゃにするの、おかしくない?雌雄は、生物学において機能の違いを定義した言葉。
子供を産むことができるかどうかの違い。できるのが雌。補助的な役割を果たすのが雄。単純な話よね。
トイレとかお風呂、更衣室なんかはオスメスの機能で分けるのが良いと思うわ。
それは差別ではなくて、区別だから。
対して、男女は性質の話。脳のつくりだとか、ホルモンの影響によるもの。
「男性らしさ」は車やメカやカッコイイもの、ヒーローものや戦隊ものが好き。力が強い。口下手。
考え方は理論的かつ合理的、同時に頭でっかちで感性に乏しい、等々。
「女性らしさ」は甘いものや可愛いもの、ピンクやファンシーなものが好き。力が弱い。口が達者。
情にもろく感性豊かな分、感情的でもあり場合によってはヒステリックになる、等々。
こうやってステレオタイプの「らしさ」の話をするとすぐに蔑視だ差別だと言われるけど、
アタシは、
すべての人に男女どちらの性質もあってその割合が違うだけだと考えているの。
一般的に、雄の機能を持っている人を男、雌の機能を持っている人を女と思いがち。
でもそうじゃないのよ。
それは単に雄と雌であって、誰にでも男性らしい部分と女性らしい部分がある。
雄の機能を持っていても甘いものが好きだったり、おしゃべりで話が長い人もいるし
雌の機能を持っていてもカッコイイものが好きだったり、合理的でドライな人だっているでしょう。
どちらの性質がより大きいかによって性自認が変わるわけだけど、
大多数は、雄なら男性らしさが、雌なら女性らしさが、割合として多くなるから
「オスメス」と「ダンジョ」を同一視しがちなのよね。
でも、一部には逆転してる人もいる。
男性らしさ80%・女性らしさ20%の雌は自分は男性じゃないかって考えるだろうし
男性らしさ50%・女性らしさ50%の雄だったら、自分がどちらなのか判別しかねる。
ただ、性質がどうあれ、本来は誰しもが差別する側でも、される側でもない。
「だから男は」「だから女は」「男のくせに」「女のくせに」ってものすごくナンセンスな言葉よ。
「ぼくの考える『男とは・女とはこうあるべき』」を他人に押し付けてるってことでしょう。
そんなの人によってズレがあるのが当然だわ。「らしさ」の割合だって違うし、どの特徴を持っているかもまた千差万別なんだから。
桃と蜜柑とキウイを持っている人と、林檎と苺と葡萄を持っている人、どちらが優れているか、
みたいな議論になる。これ、そもそも比較にならないでしょう。
この問題に関しては相手に押し付けることをしないように、また、押し付けられたときには
「あらそう、アナタはそう思うのね」って受け流せるようになりたいものね。