ゴールドソーサーにドマ式麻雀が実装されて
はや6年。
レート1600到達のアチーブでもらえるオーケストリオン譜は欲しいけど、元々そこまで麻雀に興味があるわけでもなく、年末年始恒例になりつつある公式のドマ式麻雀大会の生放送は一応見ているものの、ルールが全くと言って良いほど頭に入っていないので半分以上ラジオのような感覚でふわっと流し聞きしているような状態が続いていました。
直近のパッチ7.1でドマ式麻雀用にNPCボイスが実装されたり、絶や滅もクリアして落ち着いて、ちょっと手持ち無沙汰になったりした1月下旬頃、せめてオーケストリオン譜を貰うぐらいまではやってみるかと思い立ち、レート変動ありのマッチングの東風戦をやり始めました。
その時点でのルールの理解は、とても大雑把に
「3枚1セットと考えて絵柄を揃える」「絵柄の揃った4セットと、同じ絵柄2枚のペアが1組できると上がれる」程度のもの。
ドマ式麻雀実装当時、
ヒント機能もあるしと思って分からないなりに何度かやってみたことはありましたが、ヒントに従っているだけでは全然上がれず、全く勝てないし、用語もよく分からないし覚えられないしで挫折したんですよね。
ポンとかチーとかカンとかドラとか捨てる牌の危険度とかよく分かんないし!
自分の絵柄を揃えて上がろうとしているのに思うようにいかないし!
運良く上がれても点数低くて1位2位になれないし!
何か狙ったかのようにロンされて3位4位になってレート下がるし!
その捨て牌があれば上がれるはずなのに何故かロンできないし! 等など……
内心のたうち回り歯ぎしりしながら挑むこと数日。
「麻雀 勝てない」などで検索してみたりもしましたが、そもそも用語が頭に入って来ないので書いてある内容をいまいち理解することもできず、出来たとしても
「相手の手(揃えようとしている役)を読んで、それを完成させてしまうような牌を捨てないようにする」なんて
そう簡単に出来たら苦労しません。
とにもかくにも、このままでは終わりが見えないので、ロドストにもある公式のドマ式麻雀ルール解説ページをもう少し良く読んで、分からないなりにちゃんと考えて打てるようにとあれこれ意識した結果、少しずつ勝てる回数が増え、
先日ようやくレート1600に達してオーケストリオン譜が手に入りました。
ということで、私と似たような人向けに
大雑把かつふんわり知識でもそれっぽく打てるようになるポイントをまとめてみようと思いたち、記事を書くことにしました
(なんとここまでが前置き)・ポンとかチーとかカンとかよく分かんない! いわゆるここが
「鳴き」と言われる機能。
他のプレイヤーが捨てた牌に対し、自分の手牌の
条件が合致した時、「鳴きをON」にしていると使用できる選択肢で、
「捨てられた牌と自分の手持ちを加えて同じ牌が3つになるならポン」
「捨てられた数字の牌と自分の手持ちの牌を合わせて順番になる3つが出来るならチー」
「捨てられた牌と自分の手持ちで同じ牌が4つになるならカン」 ということらしい。
麻雀は上がるには3枚1セットの組み合わせを4セット作る必要がある(※例外の役もあり)ので、ポン、チー、カンはその1セットを確保できるという点で
上がりに近付ける機能です。
ただし、ポン、チーしたものは
得点が減る上に、
リーチもかけられなくなったり、欲しい牌が捨てられても鳴けなくなったりもします。ショートカットになる分のデメリットが存在するわけです。
加えて、ポン、チー、カンをした牌は
他のプレイヤーにも見えるようになることもデメリットに。
・自分の絵柄を揃えようとしてるだけなのに勝てない! 多分ここが一番の落とし穴な気がします。
単純に自分の手牌の絵柄、役を揃えることだけ考えていると、「相手が欲しい牌を遠慮なく捨ててしまい、あげてしまっている」状況が発生しやすいことに気付きました。 とはいえ、自分の牌を揃えていくことも確かに大事だし、
「相手の欲しい牌」なんてのもそう簡単に推測できるものでもありません。
この辺りを補助するのがヒント機能とか、危険度を示すマーカーだったりするんですが、
これに従っているだけだと自分の手牌を揃えるのが遠のいたり、ヒントに従ったのにロンされたりがままあったりします。というかしました。
ヒント機能や危険度マーカーは参考にしつつも、より重要なのは、場に捨てられている他のプレイヤーの捨て牌や、ポン、チー、カンなどで「見えるようになっている牌」たち。
つまるところ、なんでヒントに選ばれているのか、危険度がこの色なのか、をある程度でも理解すべきなんです。
「他のプレイヤーが捨てた牌」ということは、「それはそのプレイヤーが役を揃えるのには不要だと判断した牌」である可能性が高いということなので、自分の手持ちから
捨てた時にポン、チー、カン、ロンをされる確率が低くなります。
加えて、
「1ゲーム中に同じ絵柄の牌は4枚まで存在する」ので、
場に捨てられている牌から、「その牌と同じ絵柄の牌が捨て場以外にあと何枚存在するか」が予想できます。
例えば……
Click to showClick to hide
そして捨てた牌があからさまに偏っていると、集めている牌や狙っている牌の傾向が予測しやすく、されやすくもなります。特に、数字を一切捨てていない、とかナマズオだけは捨てていない、とかが悟られると、
「それを捨てたらポン、チー、カン、ロンされるかも」という予測も立つため、自他ともに判断材料にされかねません。
・勝ちは遠のくけど、負けない選択をするという判断 絵柄がある程度揃ってきて、そろそろ上がれる、という時に、他のプレイヤーがリーチをかけたりした時、考えなしに
自分の絵柄を揃えることを優先して不要な牌だけ捨てていると、ロンされたりが割と良くあります。
場に見えている牌の情報から、揃っているセットは崩れるけど、捨ててもロンされる可能性の少ないものを捨てて、
ロンされて点を失うことを避ける、負けないようにする、というのが結構大事でした。
一か八かで絵柄を揃えるのを優先するのも選択肢の1つではありますし、負けないように捨てたはずなのにロンされる、ということもあるので
確実な話ではありませんが、傾向としては場に出ていない牌を捨てるのはリスクが高い気がします。
ドマ式麻雀において、特に説明があった記憶はないんですが、
既に手牌にあるものから捨てた牌は明るく、自分の手番になって
新しく引かれた牌をそのまま捨てた場合は暗く表示されるため、
暗い牌を連続で捨てるようになった人は絵柄があらかた揃ってきて上がりが近いかもしれないという予測も立てられます。
・上がれたけど点数が低くて逆転できない 役を覚える、のが本当は良いんでしょうけれど、
正直覚えきれないですよね。
私も点数計算は未だに出来ません。
ただ、
何か意味がありそうな組み合わせというのは何となく分かるものなので、そうした組み合わせが
できそうなら狙ってみるのが良いかもしれません。全ての数字(1~9)を集めるとか、同じ絵柄のセットを4つ揃えるとか、漢字の牌のセットで揃えるとか。
特定の組み合わせが必要なものは覚えてないと揃えられませんが、
バラバラに4セット揃えるよりは何か指向性のある組み合わせで揃えた方が点数が高くなりそうだというのは分かるんじゃないかと思います。
点数的にリードしている状態なら低い点数でもさっさと上がるなり、ロンされない捨て方をしたりして、点数を稼ぐことは諦めてやり過ごし試合を終えるというのも手ですが、点数的に負けているなら高得点を狙ってひっくり返さないと上がれたところで順位が変わらず勝ったことにならないので、早いうちにどういう揃え方をするか方針を決めたり、状況次第で判断変えたりとあれこれ考えることになります。この辺が麻雀の面白いところとか醍醐味だったりするのかな。
・鳴けなかったりロンできなかったりする ルール的には何やら制約があったりするそうなんですが、
ルール違反になることはできないシステムになってますし、しょうがないことと諦めましょう。
とにかく、
ポンやチーしていると欲しい牌にロン出来なくなる可能性もある、と考えて鳴くかどうか判断した方がいいかも。
多分ここが理解できるようになればもう1ステップ上に行けるんでしょうねぇ。
・まとめ ふんわりとした理解であっても、
「捨てられた牌から、捨てても良さそうな牌を判断する」
→ロンされて自分だけが得点を大きく削られる可能性を減らす「場に見えている牌から、その牌の残りの数を推測する」
→その牌が欲しい数自分に回ってくる可能性があるのかを考えて揃える絵柄を決めていく この2点の理屈が理解、意識できるようになったらだいぶマシになった気がします。
でも
気を付けてても何か狙ったようにロンされてボコボコにされる時とかあるんですよ!
ひどくない!?
やっぱ麻雀って良く分かんないな!(雑に終わる)
これが白や中、東や南のような漢字系の牌の場合、順繰りのセットが存在しないため、3枚揃えるか2枚のペアで利用するかの2択しかないため判断がしやすく、3枚揃えた時に役が成立するなど、用途が限られる分揃えられれば美味しい牌だったりします。