侵攻編2層のPT募集を開始し始めて感じた事が「タンクさんの加入が圧倒的に少ない」であります。
極やらレイドやらに過去突入した際に思ったタンクさんへの印象は「導き方を知っている事がスタート地点なロール」であり「デバフ見ながらのスイッチは私には無理」でした。
DPSさんの攻撃や、PTメンバーのギミック処理、フェーズ移行等の戦闘の流れや、そもそものタイムライン。
これは全ては、善悪は置いておいて「ボスを適切な位置に誘導して初めて開始される事」だと思っています。
各コンテンツに未予習で乗り込み、その知識はPT中に仕入れていくスタンスを取っている私にとって、ボスを適切な場所に誘導させる役割のタンク職は相性が悪すぎると思っていました。
(あくまでレイドでの話です。が、過去の未予習下限IDでもヒラで突入しているので、未予習でのタンク突入は無意識に壁を作っていたかも...。最近でこそ暗黒で乗り込むようになりましたが。)
つまり、ボスの誘導が終わってから初めて戦闘が始まる(フェーズ移行が完了する)フシがあるレイドでの戦闘において、未予習のお陰で誘導場所すら知らない私がタンクをすると、戦闘が遅延してしまい結果、折角集まって頂いたメンバーに申し訳ない、この思いが先行してタンク職を出さない私がおりました。
私はPT募集の文面に「どなたでも構いません」とだいたい書いています。
この気持ちに偽りはなく、正直「私が未予習で許してくれる方」なら、どなたでも構わないのです。
そんな気持ちで募集をしている訳ですが、どうにもこうにも2層に入ってからはタンクさんの加入が明らかに悪いのです。
タンクさん待ちの時間が結構長い。
「もうそれならいっその事、自分でタンクをしてみようかな。」
そんな気持ちが芽生えだしたのです。
待ち時間を取るか、超初心者タンクを取るかの選択ですね。
結論から言いますと、昨夜は私がタンク(MT)で出発する事になりました。(STは流石に敷居が高過ぎました。)
タンクの感想を書くと長くなってしまいそうなので省略しますが、伝えたい事はそこではなく、先ほど書いたPT募集内容の「誰でも構いません」の部分なのです。
私が「誰でも構いません。」と募集に書いているお陰か、どうやら昨夜PT募集に参加して頂いた皆さんについても「誰でも良かった」様な感じで、つまり「誰でも構わない」メンバーがPTに集まった様でした。
つまり今まで1回もレイドでのタンク経験がない私が急遽タンクになる事になっても、特に不満を言う方もなく、寧ろ背中を押されている位のプレッシャーを感じながらの突入となりました。
道中においてもMTの立ち回りを丁寧に教えて頂き、かなり良い経験をさせてもらいました。
そして思った事が、誰にでも「初めて」は絶対にあるわけで、私自身は経験ゼロでも練習中でも「興味があれば誰でも構わなかった」訳でしたが、私だけがそう思っているものと思い込んでいました。
しかし、昨夜私がMTをする事になった時のメンバーの皆さんの反応を見ると、どうやら他のメンバーも「経験ゼロでも練習中でも構わない」と思っている方々に集まってもらっていた事に気付いたのです。
「そうか、だから楽しいのか。」
私自身も色々と挑戦しても良いみたいだと昨夜ようやく気付きました。
それを許してくれるメンバーが集まってくれていた事にようやく気付きました。
自分自身が色々と挑戦できる場を既に作っていたみたいでしたが、当の本人がそれに気付いていませんでした。
何時も集まって頂いているみなさん。
本当に有難うございます。
だからPT募集は最高です。
そして、バハ侵攻編に興味がある方や、タンク職に興味がある皆さん。
「いつでもタンクの練習が出来ますよ。ね!( ̄ー ̄)ニヤ」