今回の副題はジョジョ2部の副題をお借りしました。
私はジョジョについては5部の途中で意味が分からなくなって読むのを止めた口なのですが、5部までの登場人物の中では、この2部の主人公であるジョセフ・ジョースターが一番好きなんですよね。
彼は私には確実に無い物を持っているからです。
「策士」
ジョセフを知っている方は何となくこの特徴について理解はしてもらえるとは思います。
私自身、ジョジョについてどこまでも語れる程の知識を持ち合わせていない為に多くは語れないのですが、それでも「好きなキャラクターはジョセフ・ジョースター」と言えるぐらいは好きなのであります。
では、何故ここで私は唐突にジョセフの話を持ち出したのかと言いますと、この3層のギミックを考えると「この3層では普通の攻略のやり方が一番無難なんだろうな」と言う事から始まります。
私が思う「普通の攻略」と言うと、「メンバー全員が同じ予習動画を見て、その動画の動きにならって攻略を進める方法」の事です。
この方法について、別に何をどうと言うという事ではないのですが、私の中で「では、この方法を排除した場合、どういう攻略方法があるのか」と言う事を考えていました。
私の募集内容を読んだ方はご存じかもしれませんが「知識、経験は問いません」は理由が色々ある中で、上の理由から書いている面もあります。
つまり集まったメンバーの個性に重きを置いた攻略方法を模索している為、参加してくださるメンバーの攻略準備方法についてはあまり気にしていないのです。
攻略したいと言う意志が有れば十分なのです。
何故そんな攻略方法にこだわっているのかと言いますと、単純に「楽しそうだから」の理由以外ありません。
「予習については各人任せの状態」において、この3層をどうやって攻略していく?
これを考える時に、私の脳裏によぎるのが「ジョセフ・ジョースターならどうする?」と言う事でした。
以下に3層のギミックを簡単にまとめますと
・東西南北に塔が出る
・塔が出る順番は決まっている(ランダムではない)
・塔から時間経過でギミックが発動される
・塔のギミックは3種類「雑魚、全体攻撃、地雷」
・塔を踏むと上の3種類の発動が早まる
・塔を踏まなければ即死攻撃発動
・ボスの攻撃にはタイムライン(TL)が存在し、ギミックの発動はタイムラインに沿って発動する
・TL通りにギミックを発動させていくと、ヒラの回復が追い付かない
・塔を踏んでギミック発動を調節していく必要がある
・闇雲に踏むとデバブの管理が出来ず、回復が追い付かない
・塔を踏むと踏んだ者にデバブ(被ダメ増)がつく
・誰にデバブを付けるか管理していく必要がある
・ギミック発動も管理していかないと、回復が追い付かない
・ウェーブ8まである。
…まだあるかな?
つまり、今回のギミックは私的解釈では「管理」がキーワードであり、いかに管理していくのかメンバー間で調節していく必要がある訳です。
そして、その管理回数が「計8回」。
その管理方法の様子(例)を挙げてみると(私が適当に考えた感じです。正解ではありません)
「w3になると、ヒラさんは南を2回踏んで、STさんは東を1回踏んで下さい。」
と言う感じです。
「この方位と回数を誰が決めているの?」
と言う疑問がまず浮かびました。
恐らく先人のヒカセンが、床ペロの山を築いてギミック調べ上げたのだと思うのですが…さて、私もそうするべきなのか?
「普通の攻略方法」を排除して攻略を進めようと目論んでいる私にとって残っている攻略方法は何だろう。
ネットを調べると、ギミック発動のTLは載っているでしょう。
その発動を調べ上げ、自分で報告マクロを組んでいく方法もあるでしょう。
(これは、そもそも私自身がギミック発動を見ることが出来ていないので論外。)
塔を踏む回数と場所を何回も床ペロしながら体に覚えこませていく方法もあるでしょう。
(何回参加してくださったメンバーを床ペロに付き合わせないといけないのか。そもそも出発するのに1時間以上付き合って下さる方も居る。流石にそれは心苦しい)
今回、私は少々八方塞がりな状態で、攻略の出口が全く見えていませんでした。
ジョセフのセリフを借りるなら
「すさまじい・・・・・・・・ なんてあきれたギミックだ
ヤバイ相手だぜ・・・・・・・・」
になります。
しかしまぁ「オー!ノーッ おれの嫌いな言葉は 一番が「努力」で 二番目が「ガンバル」なんだぜ──ッ」とも言いたいわけで、いかにこのピンチを切り抜けるべきなのか、ジョセフならどうするか考えながら、PT募集を開始し、結局これと言った対策も考えだすことが出来ずに、今回3層に突入したわけです。
しかし「くよくよ考えてもしょうがないというのがオレの生き方の原点じゃあねーか・・・」と言う訳で乗り込んだ訳ですが、今回は(まだ)3回目であるにも関わらず、手ごたえが良い…。
これは、参加してくださったメンバーはTLを頭に入れて参加してくれている…。
(実際は、開始前に展開してくださった開幕マクロが大変役に立ったのだと思っています。)
塔を踏む順番を理解していないが為の全滅がない…ような気がする。
「これはいけるんじゃないか?」
「皆さん、強い」
戦闘序盤から手ごたえがあったので(たぶん皆さんもそう感じていたと思います)、私は「失敗の理由を確認しやすい雰囲気づくり」だけを心掛けました。(ええ、心掛けていたのです…。実は。)
具体的なギミック処理の方法については、知識のあるメンバーに丸投げです。
もう完全におんぶに抱っこ。
出荷状態です。
でもクリア出来るなら、もう何でも良いです。
そして何回もギミック処理方法を確認しあって、制限時間が終わりを迎えつつある頃に、ボスの体力が10%をついに切りました。
ここまで来たら「クリアのためなら、ケアルの二回や三回、簡単にくれてやるわーッ!」状態です。(おっとこれは「シュトロハイム」でした。)
白の私は、オーバーヒールなんてお構いなしにひたすら回復していました。
今回を逃すとクリアが見えてこない。
手汗が凄い中、回復ボタンを連打していると、メンバーの皆さんがボスを削り切ってくれました。
何とか倒せました。
完全に参加してくださったメンバーの皆さんのお陰です。
ギミックなんて結局全く理解は出来ませんでしたが、まぁ「なにからなにまで計算づくだぜーッ!(ほんとはちがうけど、吉田Pがくやしがるなら、こういってやるぜ。)」と言う感じで良しとしましょう。
そして最後に「おれもなぜか、吉田Pに対して敬意をはらいたくなったのさ…… この日記はあんたへの「敬意」なんだ……」と言い残して、私はそそくさとこの3層から立ち去ったのでした。
侵攻編3層 完