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Raphi Ff

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Valefor [Meteor]

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【フィーの気ままなご飯屋】~白身魚の甘酢餡~

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~白身魚の甘酢餡~


重厚そうな扉を開けるとそこにはテーブルの上に頬杖をついて
恨めしそうにこちらを見ているララっ子が居た。

~・~・~・~・~・~・~・~

「どうしたんだい?そんな膨れっ面して」
涼しい顔で銀髪のミコッテは後ろ手で静かに扉を閉めた。

体勢はそのままで目線だけを動かして
目の前の椅子に座るよう催促するララっ子。
”ハイハイ”と肩を軽くすくませて従う銀髪。

~・~・~・~・~・~・~・~

真っ白なコックコートに身を包んでいるララっ子は
滔々と語り出した。





で、このララっ子が言いたかった事はこうゆうことだった。

「苦手な物はちゃんと言えって? まぁそーゆう事だよね?」
目の前のララっ子は憮然としつつ頷く。

「悪かったよ」と苦笑しながら彼女は理由を話した。

「せっかくキミが作ってくれた料理なんだ。文句を言って食べないのは失礼だろ?」
「だからと言って、苦手なものを無理に食わす気はねーよ」
表情を変えずにそう言ったララっ子はそっぽを向いた。

「もしかしたら食べられるかもしれないと思ったんだよ」
”キミの手料理は美味しいからね”とぼそぼそと呟く。

~・~・~・~・~・~・~・~

「魚は生じゃなければ食えんだろ?」
「そうだね」
「良い白身が手に入ったからフリッターにしてみた。ちょっと待ってな」

今度は事前に苦手な物を伝えてあったから
それに合わせた料理を用意してくれたんだろう。
愚痴を言いながら、ララっ子は奥へと歩いていった。



「ふわふわしてて、これは美味しいね」
”あたりめーだ”と言いつつ目の前でにやけているララっ子の顔を見るのは好きだ。
親友相手だからこそ、もう少し我がままを言って良いのかもしれない。
そう思いながらゆっくりと口に運んだ。

Phi's Kitchenの夜は今日も静かに時間が過ぎていく。
Comments (2)

Zalahind Yupelgure

Shinryu [Meteor]

うまそうじゃんけ〜
レシピ公開してケロ!

Raphi Ff

Valefor [Meteor]

>ザラさん
 ありがとうございます^_^

 レシピは、、えっとー最初にてきとーに鱈に白い粉をまぶして揚げて
 ししとうやパプリカを炒めて
 お酢とか焼肉のタレっぽいのを合わせて
 なんか良い感じに盛り付けると完成ですw
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