"Thoughts per second"は、再生編零式をやっていらっしゃる方であればお馴染みの、4層後半のTPS法を編み出した再生編零式攻略の世界初のチーム名であり、TPS法はそれぞれの頭文字から来ています。秒間思考を減らす、つまり考える事を極力排除し、攻略の安定を目指すという哲学を表しています。
高難度と言うと覚えることが多いように感じられるかもしれませんが、なるほど秒間思考を削るって大事だな~、と常々思っているので、ちょっと私の考え方をご紹介したいと思います。具体的には、"ベース"の部分と"例外"の部分に分けることです。こうしたコンテンツのギミックを覚える時、ついつい、全てを覚えようとしてしまいます。すると、実は自分は処理が得意なギミックでさえ、xxの時は〇〇する・・・といった風にわざわざ記憶を呼び起こそうとするので、一瞬の判断の遅れが生じます。ポイントは、いかに判断を遅らせる要素を削ることが出来るか、だと思います。
例えば、ギミックに複数の処理方法の選択肢が出る場合を考えます。もし、こういうのが苦手だ、という場合に役立ちます。
一例として、再生編4層零式のタイタンフェーズの爆弾ギミック。タンクの場合、次のような処理となります。
1回目:
オレンジ、黄色2回目:
オレンジ、青3回目:
オレンジ、黄、青そうすると合計7個のパターンを覚えないといけないのか、という事になるとカンペが必要なように思えます。
では、私がこれを覚える時にどうしているか。まず、オレンジは全部同じ処理!という考え方から始めます。2回目と3回目のオレンジは、全く同じ場所に捨てます。そして、オレンジは付く人数が1番多い色となります。ですので、これを"ベース"と捉えます。捨て場所(Aマーカー)は、真北にあるので分かりやすいです。ところが、実際は、1回目のオレンジだけは、捨て場所が違います。ですので、これを、"例外"と自分の中で整理します。1回目は、ベースの処理とは違う場所…と反射で判断すれば、間違いは生じません。
つまり、”例外”が生じた場合、
『あ、例外だ』
『なぜ細かく処理場所を記憶していないんだろう?』
『ベースと同じ(あるいは隣の)場所だから!』
そして2回目の青の処理。ここは他のメンバーにも影響するので、少しだけ脳の容量を使います。ポイントは、"横一列"。そうする事で、青の優先度処理がやりやすくなるのですが、わざわざ整列する、つまり青処理は、真横だ!と簡単に思い出せるでしょう。オレンジは、"ベース"処理なので、しっかり覚えた通りです。
『何で横に並ぶんだっけ?』
『青が例外だから』
『青じゃなかったら?』
『ベース処理!』
大事な事は、ベースの部分、イージーに処理出来る部分に脳の容量を使わない、ということでしょうか。その他の例では、AOEが発生する攻撃は、見れば避けられるので、そこはもう、考えません。例えば、DD中のAOE。この時は、むしろノックバックに意識を割いて、アムレン堅実を忘れない事に注意する感じですね。
その他の例
極エメラルドウェポン
爆雷生成(北班の場合)
ベースは、黄色。時計回り。⇒語呂合わせで、きいとけ!(黄色、時計)
青なら例外、反時計回り。
零式1層
闇の戦技
ベースは、散開パターン。頭割りは例外として覚える。
零式3層
エレメンタルブレイク
まずは散開。これがベース。どの種類のものでも共通です。その次に来る、雷、光、炎の派生パターンについて、苦手なものを例外として、意識をすれば良いと思います。
まとめ:
①自分の得意パターン、覚えやすいものをベースと捉える
②苦手なものを例外パターンとして意識する零式の例で書いたので、一部の方には実感が湧きにくいかもしれません。ですので、身近な例で説明を補足します。
料理のレシピで、普通、『まず冷蔵庫から取り出します』という説明は書いてありません。当たり前の事だからです。言わば、これが『ベース』の処理です。この場合、冷蔵庫から取り出してすぐに調理に使える事が多いです。ところが、この時に例外が発生する時があります。ゆで卵の時です。常温にしていくなり、処理をしないとひび割れしやすくなります。これが、『例外』です。ですので、ゆで卵の時は、取り出してから、特殊ギミックあり、と覚えておけば反応が出来るのです笑
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