前回の日記あれから2回目の挑戦があったものの、やはり討伐は叶わなかったようだ(私は2回目はお休み)。
全員がギミックをひと通り覚えていて、回数を重ねれば勝てそうなところまで来ていた。あと一歩なのだが、それが遠い。待ってろよセフィロト。
私は今回も占星で挑んだ。
さすがに前半のギミック処理やパターンはほぼ完璧にこなせる。相変わらずダメージは痛いものの、落ち着いてヒールすれば全く問題はない。前半は全員ノーミスで順調に進められるが、問題は後半だった。
即死ギミックや大縄跳びが立て続けに出てくるため息つく暇もない、というより蘇生する暇がない。悠長に8秒も待っていられないのだ。パーティが壊滅して立て直そうと蘇生をしてみるも、うっかり変なところにタケノコを生やしてしまい、蘇生ができないどころか逆に死人を出してしまうことが多々あった。
ヒーラーで挑むならできるだけ敵の行動パターンを暗記しておいた方が良さそうで、蘇生のチャンスは事前に把握しておきたかったとは後になって思う。蘇生がなくても、アースシェイカーの対象になるので巻き込み事故は防いでおきたい。実は前半と後半の合間に休憩タイム(?)があるのだが、その間に敵の行動を記録しておいたメモをこっそり読んでいた。それでもうっかりギミックの順番を忘れていたのは内緒である。私は子供の頃から回数をこなさないと暗記できないタイプだった。
セフィロトパンチとタケノコの極悪コンボがいつまでも慣れずに苦労した。
指定位置より5時の方向に少し動かないといけないが、本当に少しすぎるとタケノコで死ぬ、かといって動きすぎると吹き飛ばされて死ぬ。ちょうどいい加減というものがあるのだがコツを掴みにくい。この極悪コンボは運営の殺意を感じられて嫌いではない。
セフィロトパンチでヒーラーが1人でも落ちてしまうと、以降はかなり攻撃が激しいため、ヒーラー1人だと回復が追い付かない。蘇生するにも吹き飛ばしやタケノコに邪魔されてできない。敵の激しい攻撃に押されていき、徐々にパーティが崩れていくのがお決まりの全滅パターンだった。ヒラが落ちたらダメよね…
攻略が進み、アースシェイカーからダアト散開までの無駄な被弾が減ってくるとだいぶ楽になった。最初のころはライトスピードやアビリティのヒールを駆使して、強引に全員を生き残らせていたが、そこまでする必要はなくなった。リソースを持ち越せるようになると、ヒーラーとしても動きの幅が増えて対処しやすくなる。なるべくアビリティは温存しておきたいものだ。
しかし崩れるのは一瞬の気の緩みから。攻撃が一巡して安堵したのも束の間、直後のタケノコで全員が綺麗にやられた。タケノコは忘れたころに生えてくる。
予定の時間が終わりそうになり、最後の1回になった。
ラス1になるとプレイヤーの超える力が発動してギミックを軽々こなし…などということはなく、ギリギリの戦いだった。ダアトの辺りでパーティが半壊し、どうにか立て直したら今度は私の方がセフィロトパンチにやられた。パーティのHPがガリガリ削られている中で相方ヒーラーの蘇生が間一髪で間に合い、起き抜けにヒール連打で全員のHPを戻す。セフィロトの攻撃が一巡し、タケノコを全員避けられたのを見てようやく勝ちを確信した。最後は竜騎士がLB3を決めてくれて初勝利。
勝利することができて本当に嬉しかった。ここまで嬉しかったのはツインタニア以来かもしれない。
全員が興奮冷めやらないのかチャットが飛び交った。私も寝る時間をとっくに過ぎて翌日仕事というのに、すっかり目が覚めてしまった。しかし、心が震えるような戦いというのも、たまには悪くない。淡々と日々を過ごしている中でも、週1回くらいはこういったのがあっても良いとは思う。あ、でもエデン零式は怖いので遠慮します。