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黄金日記その14 焚き火を囲んで(ネタバレ有)

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アリゼーが、コーナはリスクを考えて川上りを断念したけど他の継承候補者達はどうかと言ってる。
バクージャジャはそこにいたよ。

エレンヴィルはこの小舟を使ってプヌティーの引く船に乗り込むぞと言った。船まで舟で行くんだな。

クルルは良い機会だから自分の修行の成果を私にも見てほしいと言った。DPSしか出来ないとそのうち置いてかれる事になるよ?まあ私ほぼ初見ID学者で行くから出番あると思うけど。

アルフィノはコーナの言う通り逃げ場の無い水上では無防備になるから何が起ころうと十分注意を払いながら進もうと言った。

ウクラマトは例えどんな危険が待ち受けててもこんな所で立ち止まってられないと言った。頼もしいね。



では突入。
バクージャジャの方が先にいるんかい。

バクーと戦うのかと思ったら雑魚仕掛けてきて、雑魚を蹴散らしたらプヌティーのハーネス壊して足止めというせこいやり方だった。
船が動かせないから陸路を進む事に。ずっと船の上で戦うなら楽だと思ったけど紅蓮の最初のIDみたいな感じなのね。

ウクラマトがラハ君より柔らかタンク過ぎてイラッとする。バフくらい使って。戦士は自己回復すごいはずなのに私みたいにジョブクエやってないの?


1ボスがまさかのプヌティー……。
何かアルフィノがバリア張ってくれるんだけど私のバリアと干渉してない?大丈夫??

陸路を進んで炭鉱路に入ったらコーナとウリエンジェとサンクレッドがいて道を塞いで妨害された。別の道探せって。あいつらころす。

2ボス。ドラウジーって何か目玉か草のお化け。
範囲いっぱい出てきたけど死ななかった。


滝が綺麗だなー。


3ボス。でかい虫。気持ち悪い。
最後の方の怒涛の攻撃で1回死んだわ。
2回目はとにかく自分に回復とバリア入れて生き延びた。エーテルフローは切れた。
やはりバリアが正義だな!



陸路を進んだけど行き止まり。気持ち悪い虫まで倒したのに。エレンヴィルは船直してくれたかな。
ウクラマトがアリゼー達の所に戻ろうと諦めそうになったらアリゼーとエレンヴィルが船に乗って現れた。
「みんな、無事ー?」
無事だよ。

船はいいね。ウクラマトはまた酔ってるけど。
私達が通ってきた洞窟はヨカフイが金を採掘してた場所だとエレンヴィルが教えてくれる。

滝が綺麗ー。あの大きな滝の側まで来たのね。遠くから見てて行くのかなーと思ってたらこんなに早く来たんだ。
ウクラマトは酔いまくってて早くおろしてって言ってるけど。

陸地に着いた。ウクラマトは倒れた。というかしゃがみ込んだ。クルルの言う通り大丈夫じゃないね。
アルフィノは私達でさえ体力を消耗したから無理もないと言った。何気に自分の方が格上だと言ってますね。
この近くに簡易的な山小屋がある。翼なき姉弟の大階段を登ってきた人達が休む場所。
山小屋は誰が使ってもいいのよ。
ウクラマトは山小屋まで歩けるのかとアルフィノが心配してしゃがみこんだ。ダメなようならここで一旦休憩。
ウクラマトはそれに「ちくしょう……」と返す。
王女として民を引っ張らなきゃならないのに何度も醜態を晒して情けない。まあ船酔いは仕方ない。
皆心配そうな顔になった。クルルが手を伸ばしたらウクラマトは立ち上がると弱音を吐いたけど大丈夫だからゆっくり後を追いかけるから先に行っててくれと言った。
クルルは分かったと言いつつもこれだけは言わせて、と続ける。
王女だから、次の王を目指すからって辛い事や苦しい事を全部1人で抱える必要はない。
「私達でよければいつでも聞くからね」
弱音吐いていいよって言ってくれるの有り難いよね。ウクラマトはすぐ強がるけど。
「クルル……だけどよ……」
否定しようとするウクラマト。


選択肢が出た。
「誰だって弱さを見せていいんだ!」←
「継承の儀を勝つ為にも吐き出しておけ」
私は弱さを見せたくないけどな。
ウクラマトは「お前まで……」と言った後、ずっと誰にも知られないように抱えてきたのにいいのか?と言う。多分一部の人達にはバレてるよ。皆で頷く。エレンヴィルだけ頷いてないけど。
ウクラマトは聴いてもらいたい話があると言った。少しの時間って言ってるけど私もう寝たいから次の機会にしてほしい。
クルルはもちろんと言った。エレンヴィルも準備が出来たら追いついてこいと言う。この先の山小屋で待ってるから、と。
ここでセーブポイント!出来るかな。



自由行動になったらとりあえず行ける所まで全部行くのでエーテライトのある所を中心に回った結果、ヨカフイ族にも会えた。こんな顔なのかー。
会いたかったウコギ原木にも会えた。
あと色々素材も採れるかもしれないので、これは後でマップ走りまくる。


素材を採りまくり、魚を釣りまくり、コザマル・カとオルコ・パチャの全ての風脈とマップを開放して満足したのでメインの続きをやる事にする。


 
ウクラマトは迷った時も苦しい時もずっと誰にも言えなかったと言った。それが父親の名に恥じない生き方だと思ってたから。
父親は双頭だから多分お互い相談出来るんだよね。弱音吐いて励ましたりも出来るよね、きっと。
私達が話を聞いてくれるのなら話したいと彼女は言う。皆で聞こうか。その前に移動だな。

皆朋友の灯火のエーテライトの側にいた。
クルルがここならゆっくりウクラマトの話を聞けると言った。
ウクラマトはいざ自分の話をするとなるとなんか緊張すると言った。自分の話って緊張するよね。私、自己紹介とか苦手。
アリゼーはハヌハヌの集落があった森と違ってこっちは色彩豊かな植物が多いと話した。景色綺麗だよね。
エレンヴィルはここが朋友の灯火で大階段を上ってきた行商人が休む為の山小屋だと言った。さっき言ってた山小屋ってここなのか。エーテライトもあって便利。栄えてる。

そういえば素材に夢中でこの辺の人の話聞いてなかったな。色々聞いてこよう。
まとめると、大階段が壊れて立ち往生してるからここで焚き火を囲んで美味しいご飯食べるしかないって感じ。

アルフィノが今日はここで休もうと言った。先を急ぎたくなる気持ちも分かるけど過酷な船旅で疲れてるのは皆同じだからと。
私、新しい素材求めてエリア2つを走り回ってたので元気です。元気だけど今はとても眠いんだパトラッシュ。
エレンヴィルが泊まる用意をしようと言った。火起こしから食料の調達までやる事多いから分担する。キャンプだね。


焚き火囲んで皆でお話って青春みたい。
アリゼーがウクラマトが連王の養子になった経緯を尋ねた。プライベートな事をさらっと聞くわね、この子。
ウクラマトは小さかった頃だから全然覚えてない、物心ついた時にはもう連王宮で暮らしてたと答えた。
繊細な話とか、プライバシー侵害かなと思ったけど全然そんな事なかった。
生まれはイクブラーシャ。ヤクテル樹海にあるシュバラール族の集落。ウクラマトは一度も行った事ないみたいだけどそこにはホイップクリームの材料とヤクテル天然水だかなんだかがあるので私は行きたいです。
ウクラマトにとっては親は連王ただ1人。産みの親は確実にいるはずだけどね。

クルルはその気持ちが分かると言った。そいやクルルも養子だった。クルルも本当の両親の事は覚えてない。知りたいと思う気持ちもあったけどいつかそんな気持ちも忘れた。クルルにはガラフがいたから。そんなもんなのかな……?
ウクラマトはクルルが自分と同じだと知って嬉しそう。クルルもにこりと笑った。

連王は養子のコーナやウクラマトを実の子みたいに愛してくれた。実子のゾラージャもいたのに。昔ウクラマトが獣のいる森に入り込んだ時も連王が真っ先に探しに来てくれた。
いい話みたいに語ってるけど多分その森行っちゃダメだって言われたのにやんちゃなウクラマトは無視して行ったんじゃないの?
びびって泣いてるウクラマトを叱っても良かったのに武の連王は「よく生きてたな」と褒めた。理の連王は森の危険性について何時間も延々と説教した。
うーん、これどっち?ウクラマトが言いつけ破ったのかたまたま森に迷い込んだのか。

普段は優しい連王も鍛錬の時は厳しい。ウクラマトが王女として立派に生きてけるように本気で向き合ってた。
それなのに、自分は全然その期待に応えられてないとウクラマトは目を伏せた。
自分の国なのに知らない事ばかり。アルパカも、イヒーハナ祭りの事も何一つ知らなかった。それを聞いてエレンヴィルが目を閉じる。
これから知ってけばいいんじゃないか?
「大した経験もない癖にトライヨラの中で生きてるだけでトラル大陸の事を分かった気になってたんだ」
井の中の蛙ってやつですな。逆にトライヨラにしかいないのに大陸全部知ってるって思える方がすごいわ。
コーナのような知恵も、ゾラージャのような力もない。
「虚勢を張っているだけで王女として未熟だ……」
本人も虚勢だって分かってやってたのか。それは辛いな。


選択肢が出た。
「誰かと比べても仕方ない」
「何の為に王を目指している?」←
比べていいのは過去と未来の自分だけはもう言ったしな。ウクラマトが王を目指す理由を知りたい。ゾラージャとバクーを王にしたくないだけならコーナを応援するだけでもいいのに。少なくともコーナは戦争はしないだろうし。
ウクラマトはこの国の皆の為だと言った。連王が作った平和なトライヨラを護りたいから王になる。
言ってる途中でウクラマトが何かに気付いた。「そう、か……そうなんだよな……」
「王を目指す気持ちに兄さん達は関係ないんだ」
競争するからそういう意味では関係あるけど気持ち自体は関係ないな。
「アタシが頑張る理由は最初から「みんなのため」だったんだから!」
みんなの為だけに頑張って頑張って裏切られるとキツイから多少は自分の為とか欲とかもあった方がいいと思うよ。皆の幸せの為とか言っててもその皆に必要とされなかったら目的を見失う。他人に自分の生きる理由を委ねるな。自分自身の生きたい理由と王になりたい理由を見つけて欲しい。
それが連王の作った平和な国を護りたいでもいいからさ、少なくとも「みんなのため」だけになるのはやめた方がいいと思うよ。

クルルが知るって事が大事だって自分で言ってたでしょと突っ込む。
「聞いて、感じて、考えて……そうして積み重ねていけば明日のあなたは今日のあなたより理想に近付けているんじゃないかしら」
つまりウクラマトがこれからヒカセンになるのね。ハイデリンはもういないから我々がハイデリンのような導き手になるんだな。
ウクラマトは情けない所を見せたと謝った。貴女最初から割と情けない所ばかり見せてるし今更気にしなくていいよ。後方彼氏面してるからいつも。
トライヨラの王女だからと虚勢を張るのはもうやめる。知らない事だらけならこれから1つずつ知っていく。素直ないい子なんだよな、ウクラマト。
「それから、もっと好きになるんだ。アタシが護りたいこの国や、みんなのことを!」
あ、これは良い笑顔。国民の事を知らない為政者も多いけど民の事を知ろうとするウクラマトは良い王になると思うんだけどなー。
会社の新人教育みたい。とりあえず全部の部署行って体験してこいみたいな。
「アタシはアタシらしく、この路(みち)を突き進んで行くぜ!」
路ってよく書いてるけど何か意味あるんかな。道じゃなくて路なのは。
絶対に黄金郷も見つける。「クルルのじいちゃんの事を知る為にもな!」
観光しまくっててガラフの目的すっかり忘れてたわ。
クルルはおじいちゃんの事まで背負わなくていいと言いつつお礼を言った。
ガラフ・バルデシオンは未知の危機から人々を救う為に活動していた人。その孫娘として誰かを傷付けたり辛い目に遭わせてまで調査を進めたい訳ではない。

「一緒に進みましょう、できれば楽しみながら!みんなで思いっきりやって気持ちよく勝つの。その為に私も全力で手を貸すわ!」
ガラフの教育どうなってるのかな。ラハ君もクルルも私の言って欲しい言葉を言ってくれる。クルルが楽しみながら進みましょって言ったから、私は私のやり方でこれからも進むね。とりあえず釣りしてきていい?
アリゼーが微笑み、アルフィノが頷いた。
我々は同じ路を進む仲間。皆で力を合わせで黄金郷まで辿り着こう。

今気付いたけどエレンヴィルだけ座らずに立ってる。

ウクラマトは私達に礼を言って頼りにしてるからな、と言った。



一方、コーナ陣営。サンクレッドがいる。ウクラマトの頼りにしてるからな!という声が聞こえる。

めっちゃ近くにいるやん。コーナはずっと本読んでる。
サンクレッドが盛り上がってるみたいだけど兄として妹にひと声かけなくていいのかと言った。
コーナは必要ないと言う。ライバルだしね。
ラマチに協力してる人達は仲間なのに敵対する状況になっていいのか。
逆にコーナはサンクレッド達に尋ねた。
サンクレッドは俺達はコーナに協力してるけどあいつらと敵対してるつもりはないと答えた。
私の方は君達ボコボコに殴れるといいなーと思ってますけど。
コーナを王にする為に必要なら正々堂々とやり合う。いいね、どんと来い。まずウリエンジェから潰す。

「何のしがらみもなく彼らと競い合う機会などこれまでありませんでしたから。少しばかり、私の心も踊っているようです」
ウリエンジェが分かる言葉で話している……!コーナ相手だからかな。ウリエンジェも我々と戦いたいと思ってたのか。まあ君から潰すよ、ヒラだし。サンクレッドがちょっと笑った。

魔法大学の主席卒業者やバルデシオン委員会の代表までがラマチの協力者な事に厄介な方々が現れたとコーナは言う。
1番厄介なのはこの職人ララフェルなんですけどね。

「加えてあの冒険者……あなた方の言う通りの人物ならば手ごわいどころの話ではありません」
サンクレッド私の事なんて話したの?天の果てでゼノス君と殴り合った話でもした?(多分しない)
「だからと言って継承の儀を諦めるつもりは毛頭ありませんが」
私はコーナに王になって欲しい。戦争をしないならば。技術革新いいじゃん、資源は無くなるけど便利にはなる。

コーナは立ち上がって焚き火の前にしゃがんだ。
アルパカ頼りの物流では大嵐などの天災で簡単に寸断されて民の暮らしが危険になるとオルコ・パチャに行って気付いた。
新幹線があっても車があっても、天災で道路分断されるとどうしようもなくなるから陸路だけでは厳しいよね。
だからシャーレアンで学んだ技術を活かして豊かで安全な暮らしを実現しなきゃならないとコーナは言う。豊かになっても完全に安全にはならないと天災の多い日本人なら知っている。

ウリエンジェもサンクレッドも微笑しながらコーナを見つめた。
「この国は……もっと変えていける。僕が、やってみせますよ」
コーナに技術革新して欲しいんだよなー。ウクラマトが王になってもワンチャンコーナの技術革新は出来ると思うけど。戦争さえしなければ。
技術革新って簡単に戦争にも利用出来るから諸刃の剣なんだよね。
サンクレッドは今はそれでいいと言った。
「この旅はお前に色々なものを聞いて感じて考えさせるだろうからな」
こっちも後方彼氏面だ!未熟な若者を見守る先輩風吹かせるやつだ!
ウクラマトはコーナの事をすごいって言うけどコーナはコーナで未熟なのよね。コーナは首を傾げた。

サンクレッドは黄金郷に至る条件に引っかかってる事がある。
扉にかけられた封印を解いて王となるのは7つの試練を超えた者ではない。勝者は7つの秘石を手に入れた者。
ぶっちゃけ自分で試練超えなくても7個揃った時点で人のを奪えば成立する。ドラゴンボールみたいに。
この先はもっと荒れるだろうとコーナは言った。
サンクレッドは厳しい顔をした。



一方ゾラージャ陣営。お?ここはモブリンの集落だ。私さっき行ったわ。名前は忘れた。
サレージャが他の皆さんはまだ到着してないようだと話す。まだ朋友の灯火で休んでるよ。バクーは知らない。
手練れの協力者を連れててもコーナとウクラマトではゾラージャに一歩及ばないとサレージャは続ける。王子と王女だから全員様付けするんだな。呼びづらそう。

「何故ならあなた様こそ、双頭の血を引く唯一無二の存在、奇跡の子!連王の座を継ぐ為に生まれてきたと言っても過言ではありません!」
サレージャって事あるごとにこうやってゾラージャの事持ち上げるのかな。なんかめんどくさい。ゾラージャは嫌がらないのかな。
生まれた時から過剰な期待をかけられて生きるのも面倒だと思うんだけど。なんか今ゼノス君の顔が浮かんだ。
「そのような肩書きに意味などない」
ゾラージャ喋った!サレージャは万歳した。何故。
継承の儀に黄金郷が関係すると聞いてから連王に近い者を探ってみたら彼らはこう言った。
黄金郷に至る事ができた者は未来を変えるほどの力を得られるらしい。
本当にそんな力があるならサレージャもあやかりたい。何?世界を変えたいの?
「ですから、そろそろ動こうかと。利用価値があると示せなければ放り出されてしまいますから」
ゾラージャって側近をそんな理由で解雇するの?意外と暴君なんだな。ゼノス君みたい。ゾラージャ見るたびにゼノス君思い出すのやめなよ。
サレージャは自分の策が誰に向こうとあなた様を王にする為なら問題ないかとゾラージャに尋ねる。ウクラマトを狙うんかな。1番弱いもんな。
「戦では誰もが平等に血を流しうる。王族とて例外ではない」
ゾラージャの言葉は分かりづらいけど「いいよ」って事だね。
「故に、人は戦の愚かさを知る事が出来るのだ」
戦争が嫌いだから戦争は嫌だから戦争を起こしてそれで人々に戦争の愚かさを教えたいというよく分からない理論を持ってるんだよなこの人。
サレージャはニンマリと笑った。



しばらく前、バクージャジャ陣営。どこだここ。でかい虫を戦のバクーが倒してただのでくの坊だったと言ってる。
魔のバクーがウクラマトがどうなったか気にした。
武のバクーが簡単に死なれてはつまらないけど、それならそれでまだ遊び相手が2人いると答える。
フビゴ族の剣勇士がバクーが王になったらどんな国にしたいと考えてるのが尋ねた。部下の方がちゃんと考えてるじゃないか。
「んなこと、オレサマにはどうでもいい」
馬鹿なのかな??
「オイラたちはただ、双頭こそが優れた種だって証明するだけさ」
魔のバクーが答える。
王になるレースに出てるのにどんな王になりたいか考えてなくてただ自分の種族が最高だと証明したいだけ。1番王様にしちゃダメなタイプだな。

「そうなれば、父上と母上は喜ぶだろうぜ」
戦のバクーが呟く。基本言葉遣い悪いのに親の事だけは父上母上って呼ぶのか。オヤジって言うウクラマトの方が口が悪い。
自分達が王になれば劣等種を追い出して血族皆でトライヨラで暮らせると魔のバクーが話す。
バクーの血族、トライヨラで迫害されてるの?あそこは多種族が暮らしてるから来ても暮らせそうだけど、双頭は口が悪くて血の気が多いから馴染めないのかな。
両親は双頭ではないのか。双頭からは子供生まれないのに生まれたからゾラージャは奇跡の子なんだろうし。
まあこれでゾラージャの父親は連王では無かったとか真実が出てきたら面白いけど。妻の不貞行為になっちゃうね。連王自身が産む訳じゃないだろうし。
連王の妻の話が全く出てこないのが気になる。2人の子供は養子だし、実子は本来生まれないはずの双頭……ゾラージャも養子なんじゃないの?
武のバクーは魔のバクーに「それ最高じゃねえか」と言った。辛気臭い森から早く出してやらないと。やっぱ森に追いやられてるのか?バクーの一族は。
先行して調子乗ってるヒトツアタマの王子サマに種の違いを分からせてやる。戦のバクーはそう言うと出発だ!と言った。
なんかバクーにも色々事情がありそうだな。そんで葦の試練は試作品の錬金薬でクリア出来たんだな。

お待ちくだせぇ!と声がした。フビゴ族の槍勇士。左肩を押さえて肩で息してる。今の戦闘で怪我したのかな。
1人足りなかったらしい。この人今までいなかったのか。船から落ちてたけどここまで追い付いた。腕を怪我したから治療と休息が欲しい。
魔のバクーが従者ごときが足を引っ張るな、ついてこられないなら置いてくだけと話す。
戦のバクーが弟がこう言ってるから獣の餌になりたくないなら足がちぎれても必死でついてこいと突き放した。
槍勇士は「双血の教え」を、祝福の兄弟を信じて必死についてきたから置いていかないで!と言ったけど、バクーと2人の従者は振り返る事なく歩いて行った。その後ろをフラフラしながら槍勇士はついていく。これ大丈夫なのか?


軽くウクラマトの話を聞くだけのつもりがムビ長かったね!


2024年7月25日〜27日
Comments (2)

Zlatan Zlatan

Unicorn [Meteor]

ゾラージャ養子説、同じこと考えたことあったけど それも含めて奇跡の子って納得しといたw
そもそも双頭は子をなせないはずだけど 後日語られることがあれば…大きな伏線?爆弾?になるでしょう。
この路(みち)は出来上がった道と違って途上感、
道半ばみたいなニュアンスがあるから あえて
使ってるのかなって思った
完成された人が王になるんじゃなくて そうありたいと思いながら未知の道のりを進む(韻踏んだw)
パパにとっては道だけど子供たちにとっては路で
王になった時には新しい道が出来てる的な

Hinata Tachibana

Chocobo [Mana]

ズラタンさん
路ってそういう意味あるんですね!ちゃんと調べた事なかったです。
黄金の登場人物は全部未熟な部分が合って、成長する部分も含めて王を決めるレースだったから、路なのは合ってるのかも。
さすが詩人さん、きちんと韻を踏んでらっしゃるw
そういえば路って言う人、全て完成された人じゃなくて未熟な人達ばかりだった。
ヒカセンも宇宙も世界も救ってるけど完成してる訳ではないし、まだまだここから路は続くのかも。
暁月だと道だった気もするけど。
双頭が子供を作れない理由もよく明かされてないですよね。頭は2つだけど他は1つずつだろうし。おそらく変異体だから子孫を残すのは確率的に難しいっていう話だったんでしょうけど。
結局ゾラージャの母親の話は出てこないし、その辺もう少し掘り下げて欲しかったです。
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