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戦闘へたくそマンが絶アルテマをクリアするまで

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最初に。以下に書くことは自戒なので誰かに向けたものではない事だけ伝え置く。それでも読んで何かを受け取ってくれた貴方に感謝を。

 達成して得るのは、自己研鑽の成果と共に戦ってくれた仲間との感動である。それは誇れるが、静かに持っていればよい。誰かと比べたりすると色褪せてしまう。自分の冒険を汚すことのないように。


【絶アルテマ破壊作戦制覇】
採用戦法:みんとっと氏準拠自殺ジェイル爆撃4221乱撃LB3
活動期間:2/12〜3/18(35日、5週)
活動日数:21日間
活動時間:39.75h
ワイプ数:262回

 上記がクリアまでの履歴なのだが、たぶん、ワイプの70%くらいはMTである僕が関与している。あくまで体感だが相当やらかしている。確かにMTは戦況の大局を決めることが多いロールではあるが、それにしても多い方だと思う。へぼいミスをいっぱいした。心の広い仲間たち、怒らず見守ってくれてありがとう。大感謝祭を催したい。
 とまあ、要するに僕は戦闘が下手だ。新しいコンテンツに行くのは大好きだが、確実と言っていいくらい床をペロる。それはもう当然のように。高難易度をこなす人々は「過去の応用」「経験からの勘」などで臨機応変に対応していくが、僕のそれらはどういうわけか脳の奥底に仕舞われているのか出てこない。botかな、というくらい「やったことしかできない」のである。
 冗長な前置きになったが、そんな僕が絶をクリアするまでにしたこと、クリアの時の記憶を書き残す。忘れたくないから。

①タイムラインにアビリティを当てはめる
②動画予習
③個人タスクを書き出す
④予行練習
⑤死因を振り返る
⑥成功要因を確認する

 最初に動画視聴をしたが、全然頭に入ってこないので後回しにした。「何ができないと先に進めないのか」を理解せず見ても上の空だった。なのでまず、「①タイムラインにアビリティを当てはめる」を行い、実作業を洗い出した。それから「②動画予習」をすると、実作業と動画を結び付けようと頭が働いた。これを進めていると、タイムラインではわからない「敵が何をしたらこの作業するのか」「どこを見て移動や位置取りをするのか」という主観的な行動の起点を探し始め、「③個人タスクを書き出す」を自然と行い始めた。

 一通り主観的にタスクを書き出した後は、動きがトレースできるよう「④予行練習」を始めた。極にソロ突入してガルーダ、イフリート、タイタン、アルテマウェポンを相手に「見立て練習」でイメトレを行う。自分の動くコースをタイムラインを見ながらなぞり、体に覚えさせた。また探索モードで突入してLB3のタイミングを練習したりもした。

 それでもボンクラなため、しょうもないミスをしまくった。要するに注意力が散漫で集中力がないのである。毎回、あるメンバーが練習後に死因をまとめてくれていたため、「⑤死因を振り返る」を行った。  
 録画と死因リストをひたすら往復して確認する。これがつらい。情けなさと申し訳なさが沸き上がるが、二度その思いをしないためには必要な業なのだ。「何をしなかったからこうなったのか」「何をすれば防げるのか」という仕事でもやりたくない事上位ランクに入る改善案作成を延々繰り返す。頭の中ではシグルイ(漫画)の「痛くなければ覚えませぬ」がずっと出ている。脳内の藤木源之助に何度もぶちのめされた。今は感謝している。

 ただ、これだけだと気持ちが塞いでくる。モチベーションというやつがガソリンみたいな速度で揮発していく。そこは大人なので、自分で自分のご機嫌を取らねばならない。そう、褒めるのだ。自分で。
 「⑥成功要因を確認する」ことで、自分の気持ちを癒す。また同時に「これができていたら成功する」という要訣を確かにする。失敗時と何が違うのか、成功した時自分は何を見て、何を判断したのかを書き出す。これが痛みのフラッシュバックと同時に想起され、トラウマが勝機に変わる。これができないと僕のようなウジウジとネガティブに失敗を忘れられないタイプはPTSDになる。カタカタ言うヤカンの蓋が機関銃に聞こえて「おじいちゃん戦争は終わったのよ」となだめられる帰還兵みたいに震えが止まらなくなってしまう。
 どうでもいいたとえ話をした。忘れていい。あとはもう、ひたすらに①から⑥をループし続ける。勝利するその時まで。バフが遅く無かったか、角度は正しかったか、誰かのミスをフォローできたのではないか、自分を褒められる小目標を達成したか、まだ闘志はあるか。敗因を潰し、潰し、潰し尽くす。
 最初に時間切れを見たときは、勝利が近いと錯覚した。まさに錯覚だった。蜃気楼だった。そこから湧き出る見えていなかった過失、理解していなかった成功が集中力を削ぐ。見てしまったからこそ焦る。そして目の前が真っ暗になり、できていたことができなくなった。我を見失った。そして弱音を吐く。
 そんな時、仲間が「自分もいつも〇〇間違えるから、申し訳ない。みんなが行きたいところに行けない」と共感してくれた。自分だけじゃないのだとも思ったが、それ以上に「そんな申し訳ない気持ちにさせてはいけない」という気持ちの方が強く顕れた。そして自分もそう思われているという事に気づいた。
 
 もう一度、最初から思い出す。一番上手くできたパターン、ボタン1つ1つを頭の中でなぞる。無心で、機械のように自分に読み聞かせた。
 
 活動開始から21日目、39.75時間、262回の敗北の果てに、僕の画面でアルテマウェポンは白く輝き、爆発霧散した。虚空に向けて視点が上がっていくと勝利を知らせるテロップが現れた。最後は時間切れフェーズまで誰一人倒れることなく戦い抜くことができた。
 

最後に。勝つまでやれば勝つんだよ。でも1人じゃ戦えないから、みんなありがとう。大感謝。
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