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Pillviqa Qalli

The Necromancer

Zeromus [Meteor]

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ピ日記12-5 漆黒までの道のりを踏まえての、暁月途中(lv83)までの感想日記

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■こんにちは

暁月、ヤバいですね。
ヤバさに打ちのめされているPillviqaです。
そしてピルヴィカの日記なのでピ日記です。



サムネ用Pillviqa
メガネがトレードマークの褐色蟹角アウラチャンです
ストーリーに関連あるSSがいいとは思うんですが、
そろそろどこでどう撮ってもネタバレ度が高く……
6.0から女性装備可能になったバトラーPillviqaでお届けします
美しい……




暁月、メインを一気に駆け抜けるつもりだったのですが
冒険を進めるにつれどんどんと、これまでの旅路を振り返って思い返したり、
ここまで歩んできた主人公はいったいどんな心持ちで前に進んでいるんだろうと考えこんだり……
提示されるストーリーを、プレイヤーとしての自分が受け止めきれてない気がしてきました。

もっと考えて、場面ひとつひとつについて、
「今までの道筋はこうだった。だから主人公はこんな気持ちでこう進む」
はっきり答えを出しながら進めていきたい!と思いまして。

新生の一番初め、ラノシアに渡ってきて冒険者を始めたころから、
暁月の今に至るまでの「主人公の戦う動機」について考えていこうという日記です。

この日記は12-5で、
12-1
12-2
12-3
12-4
がまた別にあります。

1番目の日記は、紅蓮までを経験して、ストーリーをどういう視点でとらえるか、
プレイヤーとしての自分とキャラとしての主人公Pillviqa、両方の視点が確立した、整った
という話。

2番目の日記は、漆黒が一貫して譲れない想いのぶつかり合いで、
その中でも折れずに前に進んでいく意思の物語だった。
そういうのはうちの主人公=Pillviqaは得意な分野で、しっかりと向き合えた、
という話でした。

3番目の日記は……ネタバレ警告前の段階なのでお口ミッフィーなんですけど、
改めて今まで歩んできた旅路にもあった、“犠牲”と“縁”に向き合う話になるのではと感じた、という話。

4番目以降はもうネタバレ濃度が高すぎて何も言えないので、
暁月終わった方だけ上記リンクから読んで頂けたら幸いです……


さて、この日記はこれまでの続きとして暁月のストーリーについて書いていきます。

今は暁月の87クエの途中、5つ目のフィールドをうろついてるとこです。
書いてる内容自体は、自分がその当時考えていたこと、知っていたことを基準に書いています。
リアルタイムでやってた時のメモを元に書いてる感じ。

文章については暁月の内容を知ってる前提で書くので、
終わってない方はくれぐれも読まないでください……!
どうかご自身の物語として、色々感じながら歩んでほしいので……
日記開いてもらったのにそんなこと言うのも申し訳ないんだけど、本当に……たのむ……!





■月

初めに言っとくと月とラザハンはわりと落ち着いた気持ちで進めました。
激アツ局面や苦境はあれど、それに立ち向かうことに躊躇するPillviqaではないし、
基本的に漆黒以降のFF14は、プレイヤーへ丁寧に予感やフラグを先に渡してから事を起こします。
不穏な方面の物事は今回その流れだったので、ガレマルドみたく悶々考えさせられる…!ってことはなかった。
まぁその悶々すら楽しくてしょうがない人種なので、なんていうか……
暁月楽しんでおります……(瀕死)



さて。バブイルの塔での、ヴァリス帝への追悼を終えて。

ゾディアーク出しちゃいますね!!!ってファダニエルがむっちゃ気合入れて言い出して
は?ってなりましたよね……
ただ、ついに当座の目標であった、史上最悪の狂人どもに追い付いて決着をつける段に来たとあり、
プレイヤーも実際月へ向かうPillviqaも、気が引き締まります。

ところで……月って、てっきりこう、ニュンクレフの箱舟とか、
なにかしらすごい手段を用意してイベント盛りだくさんで行くものだと思ってたので
転移一発で行けちゃってビビりました。
空気あるの? 星の海みたいなもんだからコウジンの加護で息できるの……?



なんかそこらにいたゲーミングサボテンダーちゃん かわいい




で、真面目な話の一発目は古代人がうろついてるのを見ての選択肢。
終末の事情もエメトセルクとのあれこれも知ってる身として当然、
ただ倒すことはできないと答えます。
監視者から事情は聴いたのと、火急のことだというのでひとまず出てきて……



そうか……ヒュトロダエウスのオリジナル……
Pillviqaや人間たちが世界やゾディアークをどこに導くかは分からないが
エメトセルクが託したのがPillviqaだとして、自分を信じて進むよう言ってくれます。
12-3でも言及した「己のやるべきことを信じて進む」こと。
やはりFF14通してのテーマだと思います。
改めて背負ったものを教えてくれて……そして送り出してくれて。



で、人によっては感極まるものがありそうなところです。
ゼノスとの対峙。



ここなんですけど、(ゼノス好きには色々ごめんとは思うんですが)
どうしたい?って聞かれてもプレイヤーとしてはどうもしないというか……

身体乗っ取ってきたのも、Pillviqaの大事なものをいくつもぶち壊してきたのも、ムカつくのはその通り。
でも、彼には話通じないのが分かり切ってるんですよね。
はた迷惑すぎるストーカーとケリをつけたい、お前自体は現象としての終末には関係なさそうだし、という気持ち。
(ヒュさんが「なんだかすごいの」って言ってたのは気になるところですが……!)

ただ、Pillviqaはというと似て非なる見解で、きっと彼にこう言います。

「生き方に一本筋が通った、その有り様だけは好きですよ。あなたのこと。
 でもそれだけ。あなたとは言葉でも刃でも、交わせる想いなんてない。もう終わりにしましょ」


Pillviqaが抱くのは侮蔑と諦観。ただその裏に、ほんの少しの憐憫と疑問があります。
もはや生ける災害のような彼と分かり合えるとも思わないし、
自分たちの目指す世界の対極にいる障害でしかない。
だけど、彼は彼なりに人でありたくて、彼なりの人としての営みをしたくてここまでのことをしたんです。

人類種として世界を前に進める、世界の救済にとっては最大の障害だけど、
彼という個人を壊れた倫理観とか抜きにして見てみれば……

(どうしてこうなってしまったんだろう。同じ人間なのに。
 彼は人類の敵で、人らしくない、人間じゃないと断じて私は殺す。
 彼はなんて……かわいそうなんだろう。それに……)

(かわいそうだけど、彼を殺すことに戸惑わない自分がいる。
 それが正しいのか分からない)


かわいそうなんて言い方は傲慢で、普段Pillviqaは人をそういう風に見ません。
性格上そもそも対等に同じ世界を楽しむ人として相手を見るので、
人に対して憐憫を抱くこともほとんどないはず。

それでもゼノスに対してはそう思ってしまう……
Pillviqaの救う世界にゼノスは含まれていないんだと気付いた瞬間でした。

帝国兵を殺してきたことへの逡巡は“世界のうねりの中での仕方のない死、だったと割り切っていいか疑問に思っている”というものですが
ゼノスに対しての感情は“彼は世界をうねらせる張本人で死こそふさわしいが、彼はそうして世界の外に置くしかない存在なのか……?”という疑問です。

文字に起こすとこういうのに気づけていいですね。
まぁ代償としてメインが全然進まないんですが……



で、救えない奴第二号。



古代人たちに残された、唯一の世界への寄る辺であるゾディアーク。
それが敵になるというのはぞくっとした……
ていうかこの段階でゾディアーク討滅ってのがまずびっくり。まだLv83討滅なんですけど……!?



しかし、「エメトセルクと出会ってここにいるキミを信じる」というヒュトロダエウスを改めて感じ、
アゼムのクリスタルのもと、しかるべき星を呼び寄せます。



そうして倒されたゾディアーク。そしてファダニエルたるアモン。
正直アモンはゾディを消すのと、結果として殿下に方針転換を迫るっていう物語上の役割は果たしたけど
こいつ自身は絶望しました〜を理由にあんまりにもあんまりなことやって、
勝手に死んだうえなんかいい話みたいに独白してったから、
ストーリーやってる当初は「う、ううん?」って困惑してました。

そのせいか答えを示すがいいっていうのを冷めてメタに受け取っちゃって、
(まぁ示すけどさ。前に進むのは変わらんし。
ところでお前と戦って倒しても、こっちは全くスタンスや心情に揺るぐとこなかったんだけど……
ゾディを消すっていう物語上の役目は果たしたけど、
お前自身はホントにただ狂った終末思想にこっち付き合わせただけだったの……?)

って気持ちになっちゃってたんですね……

ただ、日記書いてる今も困惑気味なのは変わらないんですが、
改めてゼノスのことを整理した後にアモンを見てみて、なんというか
彼も世界の外側に置かれた、ゼノスと同類の人間だったんじゃないかと気づきまして。
ゼノスみたいにキッパリ狂い切って「友よ…至極の戦いを…」みたいな生き甲斐を見つけることもできず、
じゃあ世界いらん!ってなるのも理屈としてはわかるような気がちょっとだけします。



おんなじかもっとすごいことやれば友、怒る?って聞いてくるゼノス。
いやもうくだらんわ…って怒るというか相手にしないPillviqa。
そうか……ってしょんぼりして帰ってくゼノスは……
この瞬間ファダニエルと同じ、
生き甲斐もなく孤独で、世界の外にひとりぼっちの狂人にその身をやつすことになった、んだなぁ……

ホント書いてて気づくことって多いですね。
そういやヤシュトラも月から帰って話した時「彼、ひとりぼっちね」って言ってた……
この日記書かなかったら厄介かつ印象に残したくない狂人2人で片付けてしまうところでした。
今や彼らにも、少し思うところがあります。

……あとすげーメタなこと言うと、これでゼノスが一切登場しなくなって暁月終わるわけないじゃん?
ここやってる当時は(この後ゼノスどうなるの…? ラスト手前で出てきて仲間になるタイプだったりしない…?)とか思ってましたが、
ラザハン超えてきた今見ると、ゼノスが色々心配です。



この言葉を見た時、息を呑みました。
何故かって、暁月の展開のこともこんなセリフがあることも知らず、
紅蓮や漆黒までの道のりや交流を経て自分が思い描いた主人公Pillviqaが、
まさしく「過去を過去として前に進むこと」を信念とする人だったから
です。

全てを歌い継いで次世代への導きとする、Pillviqaをはじめとしたカッリ族。
なぜ彼らが導きの歌を歌うのかと言えば、過去を肯定して今前に進んでいくため、歌い継いでいるのです。

……こう書くと「先を予見してやったぜドヤァ」ってとられても仕方ない書き方かとも思うんです。
ただ、物語を自分なりに解釈して、この物語を進んでいく彼女は、きっとこういう人だろう、
と思いを馳せて育っていったPillviqaという人格が、この瞬間、物語から肯定されたように感じて。
「あなたというプレイヤーが一緒に物語を歩んできたPillviqaは、
 しっかりハイデリンに応える、前に進む人なんだよ」
とゲーム側から伝えてくれたように思えて……
それが純粋にすごく、嬉しかった。




いきなり出てきた月ドッグ。横乗り優雅でいいですねえ。
Pillviqaは草原の出で家畜なんかと馴染み深かったのもあって動物好きです。
激動続きの展開の中、だいぶ癒されたんじゃないかな……
めっちゃ撫で心地よさそう……



ウリエンジェだけテカテカしてるのクッソ笑いました。
フレさんがこのカッコしてたので「月のユニクロで買ったやつですか?」って聞いたら
「月のしまむらで300円で売ってた」って言われてさらに笑いました。
絶対靴の裏に“しまむら”って書いてあって暁月トレーラーの最初のところで“しまむら”って写っちゃう奴だろ……




で、露骨なギャグパートや、
レポちゃんかわいい!腰きゅっきゅ!ってするやつもう9999回やって!
みたいな雰囲気のなかで、一言気になるセリフが。
SS撮れてなくて超小さい左下ログにしか乗ってなくて恐縮なんですが、
ヤシュトラの「人が、生きるために生きられる存在だったなら」ってやつです。

これを見たとき何かが引っかかっていて、しばらくモヤモヤしながらプレイしてたんですが。
今回一連の振り返りや感想日記を書いてるうちに、何に関連して引っかかっていたのか分かりました。
漆黒で、水晶公が言ってくれた言葉です。



「何年経っても英雄の物語が愛されるのは、
 人が生きるのに、少しばかりのロマンや憧れ……
 誇りなんかがいるからなのだと」


彼が言うものは、ひっくるめて“希望”なんだと思っています。
そして英雄は、苦境や絶望にも挫けず、“前に進み続ける”
いわば希望の体現者。

これに気づいた今も、物語にPillviqaが肯定されてるような嬉しさ、というのはありますが、
それ以上に重要なことがあります。

人は生きる為だけには生きられない。
希望を失って……絶望して前に進めなくなったら、生きられない。


という事実を表しています。
この日記書いてる今は、散ったファダニエルや去っていったゼノスが“絶望している”ことに気づいているし、
絶望がこの先キーになるであろうことも、月にいた当時よりは察しています。

この段階でも既に、生きるとはどういうことかや、
希望と絶望が生きることにどう作用するかを暗喩しているんだなと気づいて
今またハッとしています……本当に気づくことが多い……





フォルドラも以前言っていた、救えるもの、救えないものの話。

ここで、暁月序盤で「どうしたら自分もお父様も裏切らないでいられたのか。何が正しかったのか」と迷っていたアリゼーのことを思い出しました。
Pillviqaもきっと、目の前で迷うウリエンジェを見て、
迷うアリゼーとの会話が脳裏をよぎったと思います。
日記12-3で言及した通り、アリゼーと話した時のPillviqaはこう言いました。

「正しいと思う道を進み続けるしかない、と思う。
 進むのを止めないことが裏切らないことってことですよ、きっと」


それを受けての選択肢。



3番目はPillviqaからしたらありえません。
基本的に立ち止まりたいとかいう思考回路自体ない人間です。
アリゼーと話したことを思い返して1番目を選びました。



「みな想いに揺らぎはないのだと思っていた」

そんなはずはないだろうとプレイヤーは思いつつ。
いや、揺らぎを表に出すような人ではないからこそ、
みんな暁なんてやれてるのかもしれないな……と思ったり。
Pillviqaも全然堪えない人間で、たとえ堪えてようが、自分が堪えてることが分からない人なので、
いつもピンピンして見えるんだろうな……

で、そんな自分のマイナス感情の機微に鈍感なPillviqaですが、
今書いてて気づくことがまたひとつ。
日記12-4で書いたように、彼女はガレマルドで、正解のない自問に少しだけ苛まれていました。

『帰らん、地平の彼方へ』にすがって、ただ悲壮な現状に閉じこもるしかできなくなっていた、
リキニアたちガレアン人を目の当たりにして。
自分が信じていた歌は“いつか前を向けることを前提にした歌”ではないか。
この歌をはじめ、自分の道を信じて進むことが正しいんだろうか
と悩んだこと。
もっと前の新生時点で、帝国兵をたくさん殺して歩んだのは正しかっただろうかと悩んだこと。

自分も正しさに悩んでいたと思い出すんです。
そしてそれはアリゼーに言ったように、悩みながら進むことでしか答えの出ない話。
……Pillviqaはウリエンジェに「正しいかどうかなんて、誰にも分かりません」と困ったように言いながら、
自分にもその言葉をかけていたのだと思います。


最後にレポリットたち。



彼らが名前に選んだ言葉の一つ一つが、
たくさんの感情や歴史の詰まった人の営みを表していると言うウリエンジェ。
ここ本当に良かったです……

ウリエンジェらしく――既にこの世を去ったムーンブリダのことを思いながら――彼の思う、生きることの意味を伝えてくれて。
自分はこれを、『生きるとは、明日への希望に思いを馳せること』だと受け取りました。
水晶公が言った、「人が生きるのには、ほんの少しの希望が要る」という話。
ヤシュトラがぽろっと口にした、「人は生きるために生きられる存在ではない」という話。
どれも重ねて、どれも胸に響く言葉です。

Pillviqaはどうかと、ふと考えがよぎりました。
日記12-1や12-3で書いたように、
彼女は未知を求めてあちこち旅したり商売したり、何かに出会っては歌にする。
出会う誰かと人生が交わって、いろんな話を聞けたり、一緒に遊ぶのが大好き。
そうして生きて、やがて死んでも、残った歌たちが世界を巡る風の中にきっと響いているから、
その風と歌に導かれて世界に帰ってこれる。

そんなふうに、来る日を楽しんでいるし、だからこそ、
死んだ先にすら希望がまたいっぱいあると信じている。
彼女は人の営みが大好きな、永劫の旅人です。

個人的にはシンギングウェイにカッリ式おうた講座を開催してあげたいですね!
カッリの歌だとたぶんモンゴル民謡ってことになって自分が良く分からないんですが
まぁ伝えたいこととそれを響かせる想いの籠ったリズムや音程があるなら、なんだって歌ですからね!
Pillviqaはきっとプレイヤーよりその辺は詳しいです(丸投げ)

彼女はこのシーンの後、顔を輝かせながらウリエンジェに
「そうなの!歌、なんだって乗せて響き渡るの!分かってるなぁ~!」
ってぐいぐい詰め寄ってくんだろうな……いいな……




■月だけで1日記終わっちゃった……

おかしい……次のマップのぶんまでこの日記で書くつもりだったのに……

生きる意味に迷うガレマルドの次だから、というのを開発側が意図したかは分かりませんが、
月での物語は、生きるのに徹底して絶望した人たちの内情と
前に進むのを目的として作られたレポリットたちに絡めて、
生きる意味を考えるパートでした。

今書きたくなってる情緒ぶっ壊れポイント、たぶん2か3個先の日記だと思います。
そこまで書いたらメイン進めます。

……いつになるんですかね…………???

次の日記へ続きます。
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