■こんにちは暁月、ヤバいですね。
ヤバさに打ちのめされているPillviqaです。
そしてピルヴィカの日記なのでピ日記です。
サムネ用Pillviqa
メガネがトレードマークの褐色蟹角アウラチャンです
ストーリーに関連あるSSがいいとは思うんですが、
そろそろどこでどう撮ってもネタバレ度が高い……
今回は6.0で可能になったファッションアクセ枠のメガネ+帽子です
今のところ黒ぶちだけっぽいのと、なんかエモとか
あらゆる行動に反応していつの間にか消滅してるのが玉に瑕……
暁月、メインを一気に駆け抜けるつもりだったのですが
冒険を進めるにつれどんどんと、これまでの旅路を振り返って思い返したり、
ここまで歩んできた主人公はいったいどんな心持ちで前に進んでいるんだろうと考えこんだり……
提示されるストーリーを、プレイヤーとしての自分が受け止めきれてない気がしてきました。
もっと考えて、場面ひとつひとつについて、
「今までの道筋はこうだった。だから主人公はこんな気持ちでこう進む」と
はっきり答えを出しながら進めていきたい!と思いまして。
新生の一番初め、ラノシアに渡ってきて冒険者を始めたころから、
暁月の今に至るまでの
「主人公の戦う動機」について考えていこうという日記です。
この日記は12-6で、
12-112-212-312-412-5がまた別にあります。
1番目の日記は、
紅蓮までを経験して、ストーリーをどういう視点でとらえるか、
プレイヤーとしての自分とキャラとしての主人公Pillviqa、両方の視点が確立した、整ったという話。
2番目の日記は、
漆黒が一貫して譲れない想いのぶつかり合いで、
その中でも折れずに前に進んでいく意思の物語だった。
そういうのはうちの主人公=Pillviqaは得意な分野で、しっかりと向き合えた、という話でした。
3番目の日記は……ネタバレ警告前の段階なのでお口ミッフィーなんですけど、
改めて今まで歩んできた旅路にもあった、“犠牲”と“縁”に向き合う話になるのではと感じた、という話。
4番目以降はもうネタバレ濃度が高すぎて何も言えないので、
暁月終わった方だけ上記リンクから読んで頂けたら幸いです……
順番に、暁月のだいたいエリアごとの感想がガッツリ書いてあります……
さて、この日記はこれまでの続きとして暁月のストーリーについて書いていきます。
今は暁月の87クエの途中、5つ目のフィールドをうろついてるとこです。
書いてる内容自体は、自分がその当時考えていたこと、知っていたことを基準に書いています。
リアルタイムでやってた時のメモを元に書いてる感じ。
文章については暁月の内容を知ってる前提で書くので、
終わってない方はくれぐれも読まないでください……!
どうかご自身の物語として、色々感じながら歩んでほしいので……
日記開いてもらったのにそんなこと言うのも申し訳ないんだけど、本当に……たのむ……!
■ラザハン……に入る前ガレマルドに月から帰ってきたパートがあると思いますが
あそこは「ゼノスどうなったん?」って選択肢がありました。
探しに行かせる?って言うマキシマに対して、今まで見たいなのは無駄と分かったはず、と返すPillviqa。
正直ゼノスなので無駄だと分かったかは若干自信なかったと思うのですが、
やりたいことがあればまた湧いてくるのがあいつだろうという確信はあったんでしょうね……
で、ここ。
フルシュノはフルシュノで誰より家族のことを思って、彼なりの前に進んでいたと分かった後。
暁の誰かが訪ねてくるところ。
選択肢見て、おおっ……てなりますよね。
自分は、Pillviqaの元にこの場面で来るというのなら
アルフィノだろうと思いました。この日記に連なる12-1~5の日記を読まれた方は納得できると思うんですが、
FF14は、ヒカセンの冒険譚である一方、暁が世界の救済に向けて前に進み続ける物語でもあります。
むしろ救済に向けての旅路を手助けしているのがヒカセンの冒険譚でもある、というのが正しいと思うので、
そういう目で見て、自分は
アルフィノのことをこそFF14の主人公だと思っています。Pillviqaも、自分にはできない、“世界全体が前に進むための道を探す”っていう偉業を、
新生の頃からずっと掲げている尊敬すべき人で、純粋に友として応援したい気持ちを強く持っています。
まぁ新生の頃は若いなぁ……って苦笑しながら付き合ってたとは思うんですけどね。
ちなみに紀行録で全部読んじゃおうかとも思いましたが、
自分とPillviqaにとっての正史はアルフィノが来た夜、ということで
他のメンツの話はクリア後にしようと思ってまだ読んでません。
無謀な戦いに踏み込んでいた自覚はあった。
それについて謝罪……と言いかけたところで、感謝と言いなおす。
この言葉運び、
アルフィノという人の素直さと、ちょっとの不器用さを表すようで好きです。
結果としてはよかったと思う、ただあの時もこれからも、
危険な戦いにPillviqaを付き合わせてしまう。
だから、謝罪を…… いいや、感謝を。
そうして彼から受け取る「ありがとう」を聞いて、Pillviqaはそれこそ何度でも付き合おうと心に決めるのでしょう。
「こちらこそ、ありがとう。
貴方が前に進み続けるからこそ、ただの奔放な風だった私は今、吹く先を見失わないでいられます。
アリゼーやほかのみんなと一緒に、これからも吹き抜けましょ。 ね?」真摯に応えて、ちょっと悪戯っぽく笑いかけて。
アレンヴァルドにもよろしくと言って、彼と別れたんだと思います。
このもやもや、なんだろうと思いつつ、大胆な依頼ってのもまた気になってました。
なんなんでしょうね……?
ついに訪れた、終末。
混乱に対処する面々、公としての一面を再び見せるラハ、
ヴリトラやPillviqaたちに未来を託して死んでいくアヒワーンなど、こみあげるものの多い場面でした。
色々熱かったのはそうですが、子供が変異するなり別の怪物に踏みつぶされるところとかウッ…ってなったな…
カルザールさんもこのために序盤から姿を見せていたと思うと余計キツかった。
で、プレイヤーとしてはメタ目線から心にキツいものを抱える場面がここまででしたが、
Pillviqaとしては偽神獣と化したカルザールを倒してからの方が、愕然とする展開でした。
迫りくる脅威に立ち向かうのは慣れてる。
それよりも……
命の巡りが立たれる、というのが、彼女としては信じたくない終末的な出来事でした。
Pillviqaの信仰にある、歌を軸とした輪廻転生観。
彼女たちカッリは、実際のエーテルの巡りの事情なんて知らないままそういう信仰を得て、
部族として大事に受け継いでいて。
そしてPillviqaは冒険を続けるうちに、実際の世界の巡りもそうなっていると知った。
風に歌を乗せて、死んでいった魂を再びこの世へ戻ってこれるよう導く、そんな
自分たちカッリの考えは間違ってなかったんだと分かって、嬉しく思っていたことでしょう。
それが、
彼女の信じた歌の力も世界の巡りも、終末の前には意味をなさないと突き付けられたのです。
ラハたちの忸怩たる様子と同じく、この世界に生きる彼らにとっては
プレイヤーとして感じるよりはるかに重たい出来事です……
流れとは全然関係ないんですが、こういう長い廊下を同行者連れて歩いてると、
カメラを真横からにして往復してしまいます。
自分、FFの中で8が一番好きなんですけど、8のフィールド移動時の構図を思い出すんですよね…
フフッてなりました
……急にどうした?
まぁささやかなギャグパートなのですが、
ララやメスラちゃんの細腕・体躯でもこういう大きな荷物を運べるのは、
なんか筋肉の量みたいな現実的な要素だけじゃなくて、
エーテルの巡りとかでカバーする原理が世界全体に当たり前のこととしてあるんですかね?
ちょっと気になったり。
その後いくらか飛んで。
物語の構成に思いを馳せるという意味で、個人的にかなり胸に来たシーンです。
致命傷を負って家族を失って、死を間際にして終末の獣に転じようとしている
ケラシャフ。
彼へどうするかの選択肢です。
人によってどっちを選ぶというのが結構まちまちな選択肢だと思いますし、
どっちも同じ意味があるとも思います。
ただ、プレイヤーもPillviqaも、一切迷わず
“彼の涙をぬぐう”を選びました。
なぜって、ガレマルドの駅で出会った
フラウィウス――
死に瀕していて、かすんだ視界の中、それでも誰ともわからぬ優しい手に、生きる気力を見出した帝国人――
彼を思い出したからです。
不条理な離別に涙する彼に。その涙に寄り添いたい。
日記12-3で述べたように、ピルヴィカは涙を知らぬ不屈の人間でした。
それは、
自分の道を進んでいくことは得意でも、心から挫けた他の誰かの絶望に向き合うことがなかったということでもあるように思います。
でもこうして、
自分が人としてとってきた、優しく寄り添う選択が、
死を前にしたような誰かにとっても力になると…… 彼女はガレマルドのあの駅で感じていました。
正直プレイヤーはこれに気づいて、一緒に泣いていました。
この場面で普通泣くか?と言われればそうよな…とも思う反面、
Pillviqaと一緒に世界に思いを馳せながら進んできたからこその涙だったとも思えて、
今こうして日記を書きながらしんみりしています。
更に先。またかなり目頭に来る部分がありました。
『神々の最初の訓え』。
暁月を進めるうちに、自分の中で
信仰と祈りってものが物語の主軸のように思えていたので、
そういう形で出てきたこの訓戒は、一言目の時点でかなり興味を惹かれました。
苦難は必ず襲いくるもの、幸せなことばかりではない。
だがその道のりがお前を強くする。挫けるな。いずれお前は強くなり、進むことができる。期待しすぎず気を確かに持って進めという、実直なタイプのスローガンです。
現代日本の人間からすると、こういう訓戒とかスローガンって類のものは、
強制参加の学校行事やら、いまいち好きになれない会社の社訓やら、
あとはそれこそ宗教的で自分にとっては別世界のものだとか。
忌避すべきものとして扱われがちな気がします。
でも、本当に自分から望んで立ち上げた趣味の事とか、プロジェクトとか、
そういう物においては、ひとつ元気が出るキーワードを決めて、
辛いときそれに頼れるというのは、やっぱり励みになるものです。
惑星ハイデリンとそこに渦巻く物語を見ていくプレイヤーとしては、
信仰が前に進む力になる様子に勇気づけられるとと思うし、
Pillviqaはといえば、
言葉がこうして人を勇気づける様に、自分たちにとっての歌と同じものを感じて、やはり奮い立つと思います。
彼女はきっとずっと、
この訓えを気に入って覚えているんだろうなと。
あと全然関係ないけどこのメスラちゃん、Pillviqaと目の色が完全に同じな気がします。
赤紫に、ひと回りだけ明るい虹彩輪。
アウラの瞳は人によって本当に様々で、
瞳とガラッと違う色の虹彩輪も神秘的で好きなのですが。
同系統でひと回り明るいというのは……なんというか、
揺るがない精神とその中に輝く意志の力を示すようで、自分としてはすごく気に入っています。
Pillviqaの垂れ目につり眉っていう容姿も、最初は単に美人な組み合わせでパーツ選んだろってだけだったんですが、
今になっては優しい印象と裏腹の強い意思というのを示すようで好きです。
急に自キャラageを始めるな
はい
ハイデリンもこの絶望への向き合い方を肯定しているし、
このマトシャのシーン。
自分も同じように訓えを口にして、正直泣きました。
思い返すとずっと泣いてるな…… 暁月に情緒ぶっ壊されすぎている……
マトシャが助かったのはたまたまかもしれませんが、
勇敢な道へ、どんなに怖くとも進んでいった結果がヴリトラたちとの邂逅だというのは、
やはり胸に響きました。よかったなあ…マトシャ…
あとはちょっとPillviqaの個人的な部分と関連して、おお、と気を惹かれたところ。
甘くて香り高い……
日常の象徴としてのチャイを配るシーンです。
Pillviqaもなんか好物とかあるかな~と、暁月始まるずっと前に考えたことがあって、
故郷の乳茶
“スーテーツァイ”、ゲーム的には。
それが好きだろうな、と考えたことがあります。
スーテーツァイは塩味の効いた、現実のモンゴルでも親しまれている乳茶。
家畜からミルクの取れる季節だけ飲める、身近だけど少し贅沢な、生活に寄り添う飲み物です。
好物だというなら、どうして好きかってのもあるよねと考えて…
「このお茶、私の故郷ではね。
嬉しいことがあった日は、まろやかな優しい口当たりに喜びを重ねて飲んで……
悲しいことがあった日は、塩味に涙を重ねて飲むの」と、彼女が語るのを想像したことがありました。
喜びを分かち合って茶なり酒なり酌み交わすのは多くの人が行うことですが、
悲しみに直面した時の対処法というのは人によって様々で、皆戸惑いながら向き合ったり……
時に逃げ出して、より深い絶望へと嵌まっていってしまうこともあると思います。
ではカッリはというと、そうならないための慣習があるのではないかと。
一族が悲しみに暮れる時は、それをあるがままに受け止めて、
淹れたお茶がなくなるまでは、ただその気持ちに想いを馳せて過ごして……
涙をお茶と共に飲み込み終わったら、起こったことを冷静に受け止めて、
そこから前に進む方法や、同じことを起こさぬための対策を考える、と決めて過ごす。
いわば気持ちの整理をつける道具としてこのお茶を使っている……という……
……なんか今回、何かにつけてまつわる話が長いな?
いやね、
生活に寄り添う日常のものというのを考えたことがあって、
奇しくもそれが同じミルクティーだったという話です。
ずっとこんなこと考えてメインやってるから、
いつまで経っても終わらないんですねえ……(しみじみ)
ロールクエ。これも今すぐ全部やりたいところですが、
日記が12-15くらいまで積みあがってしまうのが分かり切ってるので……メインの後にやります。
だって、それぞれの国で誰かが偽神獣になってしまうってことだし、絶対知ってる顔とかいるじゃん……
そうでなくても感情ぶち壊されるの目に見えてるよ……よしだぁ……(嬉しい悲鳴)
で、久々の第一世界案件。
ここビックリしましたねえ……そうか、消滅したわけでも星に帰ったわけでもなかったね……
めっちゃ心配されてる公や、サンクレッドの言うようにしっかり成長して真実に向き合うリーン。
これ、お話としてはさらっと様子見くらいの範囲で終わりましたけど、
今後終末がクライマックスに差し掛かった時、やっぱり第一世界にも何かあるんでしょうか……
エリディブスからしたら何の冗談だよって感じですよね、ここ。
それでも事情を聴いて向き合ってくれる、本来の彼。
なんかすごく安心というか、
暖かい気持ちになった覚えがあります。
キャラや人によるの表現なので思いますが、Pillviqaと自分の世界線で言うなら、
ここでごめんというくらいなら彼らの道を断つなという話。
プレイヤーPillviqa共々、
ありがとうと彼に伝えます。
エリディブス……
残された者の意地と彼が言うのは、誰よりも説得力があります。今こうして文章化していて、そういえばファダニエルがゾディアークとして散っていく最期、
「こんな世界どうだっていい。人の歴史なんて続いていくべきだなんて思えなかった。
違うというのならお前たちで証明しろ」と吐き捨てていったなと思い出しました。
証明したい。切に思いました。
Pillviqaも仲間たちもきっと証明できると信じたいです。
彼女たちなりのやり方で戦い抜いて……その暁には。
こんな世界でも、美しくて喜びに満ち溢れている、明日への希望に満ちた素敵な世界だと、
彼女は風に乗せて歌うはずです。
■未知なる過去へ相変わらず文字数が限界なので、
ラザハンを主として、過去へ飛ぶまでで今回の日記は〆となります。
日記冒頭にも書いた通り、終末はたしかにプレイヤーにもPillviqaにもショッキングなんですけど
来ると明言されていた山場でもあるし、これに立ち向かうという心構えはPillviqa達もしていたところなので、
やはり心が驚きと共に揺さぶられ始めたのはエリディブスの名が出たところからだったかもしれません。
先に行っておくと、次のマップはなんかもうヤバくて
SS1000枚くらい撮ってたので
1日記で終わらない気がしています。
でも、
感じたものに対して妥協している場合じゃないと、
暁月の旅路を歩んでいると常に思います。
これだけの文字を書き連ねるだけの情熱が、自然と湧き出てきますもの。
この日記から読んだ方も、ずっと12-1から読んでくれてる方も、
よければこの情熱にお付き合いいただけたら嬉しいです。
次の日記に続きます。