
こんにちは。Biskaです。
帝都へ向かう前、
それぞれの理由でこの場に立った人たちがいました。
その志がとても印象に残ったので、
忘れないうちに書き留めておこうと思います。
今日、ルキアは静かに語った。
自分はガレアン人であり、かつては帝国の工作員としてイシュガルドに潜んでいたこと。
それでも今、帝都を目指す総指揮官として、この一団を導く立場に立つ――と。
迷いがなかったわけではない。
それでも彼女は前に立った。
その背中には、過去も、生い立ちも、すべてを引き受ける覚悟があった。
だから、やり抜く。
静かな声だったけれど、その決意は確かに胸に響いた。
そして、思い出す。
かつて衝撃を受けたこと――
リウィアが、実は妹だったということ。
あの事実が明かされたときの驚きは、今でも忘れられない。
けれど今、こうして覚悟を背負って立つルキアの姿を見ていると、
あの出来事も、ただの驚きではなく、重い意味を持っていたのだと感じる。
リセは霊鱗を受け取りながら、遠い旅の記憶を口にした。
紅玉海、そしてアジムステップ。
あの草原で、ヒエンと共に囚われたときのこと。
どんな状況でも、仲間たちは必ず戦い続けている――
そう信じて、決して折れないと語り合ったあの日。
「あの戦いを越えられたからこそ、次に進めるんだと思う」
そう言った彼女の目には、もう迷いはなかった。
グリダニアからは
**ア・ルン・センナ**が来ていた。
森の外の空気に、少しくらくらしているようにも見える。
それでも彼は、三重の幻術皇としてやり抜くと言った。
森にはない想いが、ここには渦巻いている。
怒りも、憎しみも、悲しみも。
それでも彼は来た。
逃げるのではなく、この場所に立つことを――
自分で選んだのだ。
海から来たのは
**シカルド**だった。
少し照れ隠しのように笑っている。
それでも、逃げないと決めているのははっきりとわかった。
これまで散々、帝国から奪ってきた身だ。
だからこそ、一度くらい助太刀に行くのも悪くない。
そんなふうに、ぶっきらぼうに言う。
海賊には、海賊の流儀がある。
今は、ひとつの旗の下に立つ時なのだろう。
不器用な言葉だったけれど、
その奥にある覚悟は、ちゃんと伝わってきた。
そこへ、草原の民が現れた。
理屈なんて、ひとつもない。
「殲滅だ……!」
その一言で、場の空気が変わる。
義務でも、外交でもない。
ただ血が騒いだから来た――そんな勢いだった。
でも、それが不思議と救いだった。
頭で計算して集まったわけじゃない。
命じられたからでもない。
それぞれが、それぞれの理由で、
それでも同じ場所に立っている。
志って、きっとこういうものなのかもしれない。
正しさを積み上げて、辿り着くものじゃない。
心が先に決めてしまう。
理屈は、あとから追いついてくる。
あの場に集まっていたのは、国じゃない。
――選んだ人たち。
その事実が、何よりも熱かった。
私は、ひとりじゃない。
そう思えたとき、
胸の奥の覚悟が、すっと固まっていくのを感じた。
理屈じゃない。
それでも行く。
それでも、生きていてほしいと願う。
この志を胸に――
私は、帝都へ向かう。