オレ「ようこそ我が城へ!^^」オレ「ギルに少し余裕があったから手に入れちゃった^^v
まだ引っ越したばかりだから家具とかあんまりないけど(´;ω;`)
今のところフレンド枠「1人」だから遊びに来てくれるとうれしいなニャハハ(*´ω`*)」・
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嘘である!!(フレンド枠は事実である)
この娘、現在の所持金が4桁と5桁をいったりきたりしている「超」貧乏人である!
この部屋も冒険者ギルドに入れば「タダ」で泊めてくれる宿を住処のように定住しているだけである!
そもそもの原因はこの娘、まったくと言っていいほど商才と製作知識がないのにエオルゼア3都市の
全クラフト職に手をつけ、独学で「とりあえず」ひたすらにボタンを連打!
当然のように粉々に消える素材とお金。
レベルが上がるもそれに見合う技術もなくついに
破産!
マケボの前で丸くなる(崩れ落ちる)猫の図所属しているフリーカンパニー長の「美人バニーガール様」に
借金して今に至る・・・
そんなある時、今日のご飯を釣るために出向いたベスパーベイの路地裏で一人の冒険者と出会った。
女冒険者「あんた、ワンダラーパレスって知っているかい?」ワンダラーパレス・・・彼女は言う、高地ラノシアの美しきブロンズレイクにある塔のような建造物。
そこには見たことも無いような財宝があった。
危険な場所ではある、だがあの宝を手に入れれば夢のような暮らしができるよ・・・
女冒険者「きっとね・・・」どこか影を落とした彼女の瞳からはなにか逃れられない執念のようなものを感じた・・・
財宝、たしかに魅力的だ。
だがオレは別のことに高揚感を感じていた。
そこはまだ「
誰も未到達なんだ」と。
英雄となる前は気楽だったんだ、好きなときに冒険をし。未到達とされるダンジョンの噂に仲間達と
ワイワイ盛り上がった。
もう戻ることはできない「
初めての感動」ってやつ。
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財をなくし名誉もないこのオレに残された「モノ」といえばもう前世から受け継いだ「槍」のみ。
英雄にはならないと決めた。
だが冒険はしないとは言っていない!
だから今一度だけ奮わせてもらう!!
オレ「竜騎士としての記憶を!!!」
ワンダラーパレスは死の香り