ついに魔導城プラエトリウムに討ち入ることができた。緊迫した突入シーンにメイドやウサギの着ぐるみがいるのが気になったがどうやら私と同じく精鋭冒険者のメンバーらしい。こうなるとヒーラーローブも派手に見えてくるが伝統的な白魔道士の装束である。
突入した敵拠点ではシドが度々援護してくれる。格納庫にあった魔導アーマーを使えるようにしてくれたが、偶然にも私が乗るアーマーは前に基地に潜入する時に改造したものだった。これも相棒のようなものだ。
と思ったがよくわからないが途中で魔導アーマーから放り出されて倒れてしまった。誰も振り返る余裕は無くそのまま進撃が続く。最深部でガイウスと対峙した時にもうひとりの白魔道士が助けてくれるまでずっと寝ながら話を聞いていた。助けてくれてありがとう。
そして寝ている間にアルテマウェポンは起動してしまう。それでもなんとか破壊に成功したかに思えたが、仕込まれていた究極魔法アルテマを起動されて基地ごと破壊されかけるが、戦闘中に度々話しかけてくるハイデリンという人に助けられたようだった。周囲は廃墟になったがなんとか生き延びる。
復活したアルテマウェポンと再度戦うが、途中からは攻撃を避けるのに精一杯で攻撃どころか回復もままならぬ。そのまま自分の生存を最優先していたが、なんとか倒せたようだ。何が起きていたのかは実際のところよくわかっていない。
そのまま炎に包まれる基地から、ここまで乗ってきた魔導アーマーに再び搭乗して脱出した。このとき、外にいたシドや各グランドカンパニーの指導者も含めて青燐精製所で祈っていたらしい。それしかできることがないとはいえこちらは必至に走っていたというのに。まあいい。
ところで度々話しかけてきていたハイデリンというのは、蛮神を倒すたびにクリスタルの前で話しかけてきていたあの人だったらしい。今のところハイデリンの思惑通りに私は行動しているようだ。今後はどうなっていくのだろう。
ともあれ帝国軍の前線は崩壊した。アルテマウェポン騒動は帝国軍の一部の暴走のようだったし、エオルゼア各都市の蛮神の問題も一時的に片付いてはいるため、これでつかの間の平和が訪れたと言って良いだろう。各グランドカンパニー代表もそんなような雰囲気ではある。
私も一旦ひといきついてふたたび各地を巡ったり園芸や木工に勤しんだりしようかと思うところである。
