紅蓮のリベレーター編、最終回です。■旅立ちのとき激しい戦いが終わり、別れを経て――
帝国の良心、マキシマさん。
アンチョビの背後にいたからこの人も悪い人なんだと思ったら違った。
今後もそうであってくれ。ラッチョ生存カミングアウトに驚く一行。
本物のヤツなら療養なんていらないと思うんだ。不慮の事故ね、そうね。
マキシマさんはアンチョビの次席で、民衆派である自分は捕虜交換を予定通り行いたいと主張。
控えめに言って死にそう。かぷこんならこの後飛空挺爆発して墜落してた。
どうか死ぬなよマキシマさん。
ほんとに。この人も死んじゃうんだ……って勝手に悲しくなってた。ころすな。
するとここで、思わぬ同行の申し出が。
アルフィノくん……!!!
アルフィノくん、突発的なところがあるからすごく心配した。頭良いのにたまにノンブレーキドストレートで行くっていうか。
おおん……(꒦ິ⌑꒦ີ)
蒼天での学びが泣泣泣
泣いちゃうよ……!!!
ヒエン様の計らいでドマ国の正式な使者となったアルフィノくん。
危険極まりない旅になるだろうから、少しほっとしました。ヒエン様さすがです。
ここの兄妹のやりとりがよかったし、
アルフィノくんのこのお顔ね……!!!「決意」と「覚悟」が出てる。
気持ちが出てるよね。イイ……イイぞ……。
雪の家で打ちひしがれていたあの少年は、もういないんだね。
アルフィノくんを見送った後、ドマに帰還した一行。
捕虜交換も無事終わり、徴兵された民たちも帰るべき場所へ帰ることができました。
よかったなぁ……。
そしてここで泣く。さらに泣く。オーバーキル。からの、
死体蹴りです。葉ネギのHPはもう0よ。
なんて穏やかな顔なんだゴウセツさん……。
特段驚いたりはしなかった。ゴウセツさんはこういう選択をするんだろうなってぼんやりと思ってたし。
「すべての」――
その中には夜露さんも含まれてるんだよね。
真の、ゴウセツさんの、旅の果て。
ここでみんなのお顔を順番に見てたけど、最後にアウラに見せた表情だけ少し違う気がした。
いろんな感情が見えて、またアウラもそれを返してて、すごく印象的な場面でした。
背を向けて、彼は一人で歩んでいく。
でもその側に、一人の少女の姿が見えたような気がした。
お屋敷でのヒエン様の言葉、全力で頷いてました。「ささやかながらも幸福なときを過ごした」そうだよね。■いやでござるラッチョ生存説の真偽を確かめるため、奴が埋葬されたという墓地へ行きました。
てかシークレットとはいえよく埋葬されたよな……。
バレたら墓荒らしされそう。
今やってますけど。もちろん空っぽです。
だから遺体は燃やせとあれほど。
ウォーキングデッド。
ねえ……、
どことなくオルシュファンに似てない……?
いやなんだけど……。
ラッパ
(ラッチョのパパのヴァリスさん)と偽ラッチョが話してるときに大暴れしてたこの人。
刀大好きかよ。
お前ってアウラのこと??
いやなんだけど……。
やっぱどことなくオルシュファンに似てない?イヤ、なんだけど……。飛んでったんだけど――
■暁の少年、そして次なる序章へみんなでほっこりお茶してる場面、ネギもズズズッと緑茶飲みながら眺めてたんですが、
みんな髪白めでかわいいなって思いました。人類皆白髪計画は、今このときから始動したのだ。
一方、アルフィノくんとマキシマさんのほうは緊急事態が発生。なんと
帝国が帝国に襲撃されてしまった。マキシマさんやっぱ死んじゃうんだ……って勝手に悲しんでた。生きててよかった。
そしてここね!!!
びっくりした!!!
アルフィノくん操作!?と大パニック。
普段戦闘しないし他のジョブも触れてないからまあスキルがわからないのなんの。一個ずつよく確認しましたわよ、ええ。
フィジクはこの直前に葉ベメン二人がお話しててくれたおかげでわかりました。助かった。
もう忘れたけど。そんで最初負傷兵とかどこにいるかわかんなくてずっとぐるぐるしてた。ごめんな。
ここで敵さんがわんさか来てあらあらあらするわけですが、
ここで謎のナイスガイ、登場!!!
お、お前は……!!!(だ、だれ……!?)
なんとなく見覚えのある技に助けられながらなんとか突破。
ていうかアルフィノくんスキル少なすぎない??
普通こんなもんだったりするの?
あの意味分かんないスキル数でホットバーパンパンなアウラ(ヒカセン)がやべーってこと?
やべーな……。
まさかの葉ネギさん、ここでもこの人のことわからず。戦闘中のネギ、この技なんか見覚えあるんだよなあ( ᐛ )とか思いながらこの人が縛られたとき「縛られてる! 縛りプレイだ!」ってキャッキャしてたもんな。ᐠ( ᐕ )ᐟ?ここはわかっとけよな――ナイスガイも薄くなっちゃったごめん。そしてこれを見てリサ・トレヴァーを思い出すネギ――次いくまで全然わかんなくてごめんな。第三の目でなんとなくあれれとは思ったよほんとだよ。この人物は、果たして――?――という、なんとも情けない終わり方となってしまいましたが、紅蓮編はここまでとしたいと思います。蒼天のときより区切るのが難しくてな……こうなってしまった。
蒼天が綺麗に終わり過ぎたんや。九月から三ヶ月くらいですかね? かかってしまいましたが、無事駆け抜けることができました。12月入ってからの追い込みすごかったですね。中盤から一気にラストまで行っちゃって。
おかげで大掃除全然できなかったよ。感想は何度も書いてますがやっぱり「楽しかった」です。蒼天が良すぎてまあのんびりやればイイか〜とか思ってたらめちゃくちゃ良かった。
序盤から悲しい別れがありすぎましたけどね。パパリモ……メッフリッドさん……。
メッフリッドさん、紅蓮のお得意様で掘り下げあると思わなくてうるうるさせられた。油断ならねぇなFF14――カルヴァランさんとの航海と戦闘にテンションMAXからの、クガネに初めて降り立ったときの感動は忘れられません。「心が躍動する」ってまさにあんな感じだなぁ。これは自分の足でストーリー進めないと得られない感動だなって。
海を泳げるようになったのも最高に嬉しくて、ずっと行きたかった紫水宮にも行けてわくわくがずっと続いてました。
紅蓮も解放戦争というテーマだったけれども、明確な「正義」と「悪」って何?って聞かれるとそこらへんハッキリしていないというか。
もちろん悪人は悪人ですが、その人たちのバッグボーンとか心情とかちゃんと描かれてましたよね。
だからこそ苦しい部分もあったんですが、それが個人的にとても良かったです。
あのラッチョだって最初は「何こいつ怖……。」だったのに、どんどん人間出してきてから嫌いにはなりませんでした。好きでもないけど。
わたしはあの欲望に忠実なところけっこう好感持てます。己の心に正直な感じね。嫌いじゃないです。
好きでもないけど。あとはやっぱり
ファルドラさんと、それから
夜露さんですね。自分でも「こいつ(ネギ)フォルドラさんに厳しいな」と思ったのですが、それってたぶん彼女が愛されるということを知ってるからなんですよね。
だからって厳しくして良い理由にはならないんだけども笑
夜露さんも実のご両親からそういった愛情があったのかもしれないけど、彼女は本当に、記憶を失うまで孤独だったんじゃないかなって思うんですよ。そういう「土台」がないと、いざというとき愛や、やさしさを受け取れる準備ができないんですよね。
記憶を取り戻した彼女は罪の意識もそうですがゴウセツさんからのそういった愛情をどう受け取っていいかわからなかったんじゃないかなあと、右目が疼く記憶で思いました。
だからこそ記憶を取り戻したって生き続けて、それこそゴウセツさんがよぼよぼのおじいちゃんになってでも良いからそういったものを素直に受け取ることができるようになってほしかったな。「ツユ」だけでなく「ヨツユ」としても。
フォルドラさんも夜露さんも葉ネギは好きです。二人とも、その進んだ道と選択が罪を犯すことになったとしても自分で道を切り開いてたじゃないですか。でも最後はちゃんと軌道修正したんですよ。そういう相手と出会えたんですよ。それは彼女たちが、過酷な環境でも懸命に這いつくばって生きてきたからだと思うんです。その弱さと強さが本当に美しいなって。だから大好きです。
思えば紅蓮は女性が自立するお話でもあったかもしれない
(不評な理由はここにもあるのかも…?)(知らんけど)リセちゃんもナナモ様も、友好部族のアルパちゃんもタタルさんも、人の手を取りながら自分の道をちゃんと作っていったんですよね。葉ネギが紅蓮好きなのはこういう側面もあるかもしれないです。
運命を自らの手で掴み、自らの足で進んだ女たち。痺れちゃうね。サドゥネキは抱いて。もちろん男性陣もかっこよかったんですが、やはり女性たちがね、強すぎたかなって感じ。
武力とか、そういうわかりやすいものじゃない強靭さをね、特等席で見させてもらいました。
もうね、紅蓮の女たちだけでいくらでも書けちゃうくらい好きだから。
キリのイイとこでやめとこうと思います!!
蒼天に続いて読んでくださった方、ふと興味を持ってわたしの日記を読んでくださった方、討滅戦で助けてくれた全てのヒーローたちに感謝を。
アウラとネギの冒険はまだまだ続きます。
良かったら、また暇つぶしにでも読みに来てくださいね。
葉ネギでした✿
長きに渡る人とドラゴンの戦いから、人と人の戦いへ。そこで見たのは、自らを解放する人たちでした。争いの中、苦しみながら悲しみながら、それでも生きる者たちがいました。――泥臭くて、何が悪い。その花は、泥より出でて輝くのです。見事な花を、咲かすのです。解放者たちの歌は、朝焼けと共に空高く響いて。そして赤に至った、その先は――光か、闇か。漆黒、やるぞ~~~~~!!!!オルシュファン、行ってきまーーーーす!!!