2022年7月29日
新生読書クラブ in Gaia 第三回読書会レポート~少年よ大志を抱け十代に読んでほしい本について~
今回の参加者は
しょこらさん、すずなさん、僕諸葛玄の三名となりましたw
今回のテーマは十代に読んでほしい本についてとなりましたw
僕:昔学生時代に読んで感動して是非読んでほしい本はw
アンドレ・ジッド著 「狭き門」 ですw
しょこらさん:はじめて聞きます
すずなさん:おー--- どんな内容ですか??
僕:主人公のジェロームがヒロインのアリサに恋をするのですが
アリサは母親の不貞で心が傷つきこのジェロームの求愛を受け入れないのです
すずなさん:ふむふむ
僕:そして、キリスト教とジェロームの愛の葛藤に苦しみ
この世の愛ではなく天国の愛を目指し聖書に出てくる狭き門
すなわち俗物の世界を捨てて天国を目指そうとするのです
ちなみに天国に入るのが難しいから狭き門と言われているのですw
すずなさん:なるほどーー
しょこらさん:この世で結ばれないからあの世で結ばれようってことですか?
僕:端的に言えばそうですwちなみにたしかアリサは自殺します
しょこらさん:ロミジュリみたいですね
僕:たしかにw普通歳をとれば心も汚れていきますがアリサはむしろ
純粋になっていくので心が柔らかい感性をもった青少年に何かしら
感動を与えてくれると思い推薦しましたw
しょこらさん:う~ん??ですねぇ、なんで純粋になっていくのか…
すずなさん:うんうん
しょこらさん:聞いてると十代でも後半かなと思ったんですが、そんな感じです?
僕:そうですねw
だんだん宗教にのめりこんで純粋に信仰を持っていくと
一切合切の汚いものを捨てていくのが過程で書かれてます
のでこの世の結婚を望むのではなく天国の満ち足りた
生活を夢見るようになるのですw
しょこらさん:なんかわかる気がする…でもその流れホラーに見えてきちゃうw
すずなさん:作者は禁欲主義ではなく楽しく生きてねということを伝えたい感じです?
僕:いえ><宗教を信じることへの悲しみや辛さを伝えようとしている感じですw
すずなさん:バッドエンドなら自己投影してるのかなーって思ってしまいましたw
僕:我々が救われるためには信じるしかないんだという現実に対する
悲しみや辛さですねw
すずなさん:ふむふむ
僕:その中の青少年の思春期もあいまった悲劇です
ではw次にしょこらさんお願いしますw
しょこらさん:お勧めは玄さんと違って中学生が対象です
桜庭一樹著 「少女には向かない職業」 前にリアルの読書会でお題になったことがあるのですが
その時みんな若いころに読んでおけばよかったって言ってました
僕:どんな内容ですか><
しょこらさん:私はちょうど中学生のころに読んだので、共感がすごくて
主人公がアル中の父親を友達と殺そうとする話です
僕:おそロシア( ゚д゚)ポカーン
しょこらさん:中学生のころって、小学生ほど無邪気でもないし
高校生ほど社会が見れるわけでもないので
すごい狭い世界で生きていかなければならないけど
大人になったらそのことを忘れちゃいます
大人はなにもわかってくれない、そう思ったことは少しはあるはず
その気持ちがいっぱいこの本には書かれていて
中学生のころにこれを読むとすごい共感できるのです
私も同じって
すずなさん:へー--
しょこらさん:大人になってからでも面白いですけどねw
以上が今回の読書会となりますw
あなたの想い出の10代の本や読んでほしい本などありますか
コメントで是非お聞かせくださいw
随時メンバー募集してます
あなたのご参加をお待ちしてますw
今回もありがとうございましたw