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にゃんこ商会～オスッテの雑貨店～

◆バックグラウンドストーリー（お店の歴史）

　にゃんこ商会はミスト・ヴィレッジにある冒険者オスッテが経営する雑貨店です。生活必需品から装備品、家具に至るまでいろいろな商品を販売しています。
　なぜ各地を旅する冒険者が雑貨店を開いたのでしょうか？
　その理由は商会オーナーの生い立ちに由来します。

　ある小さな町に住んでいたサンシーカーの少年は本を読むのが大好きでした。特に、母が贈ってくれた一冊の絵本は、彼の心に深く残りました。その絵本は、宝物を探して世界を旅したガレオン船「にゃんこ号」の船乗りオスッテが最後に見つけた一番の宝物は、財宝や黄金ではなく旅の中で巡り合った仲間達だったという物語でした。物語の最後は、旅で得た財産を仲間達や町の人たちと分かち合う盛大な宴が催され大団円で終わるという、よくある子供向けの絵本でしたが、彼はこのお話が大好きでした。

　年月が経ち、世界を旅する冒険者になったオスッテは、旅で仕入れた商品を売るお店を開くことにしました。まずは仲間のオスッテ向けに小さな雑貨店を開き、「にゃんこ堂」と名付けました。幼い頃に読んだ絵本のように、仲間達や多くの人々と旅から持ち帰ったものを分かち合いたいと考えたのです。
　お店の場所はミスト・ヴィレッジとしました。これはリムサ・ロミンサに冒険者や海賊、兵士として定住しているオスッテが多かったためです。

　その後数年をかけて、オーナーは冒険で稼いだお金で各地に支店を開き、その本部として「にゃんこ商会」を設立し、他種族にも販路を広げました。

　創業当時の名残として、にゃんこ堂では今でもオスッテに対して割引をおこなっています。