Character
ここしばらく、旅の記録を更新していなかったことに気付き、筆とインク壺を背負い袋から取り出した。自分の作文には修正も付き物なため、羊皮紙を削るための小刀も念のため準備しておく。
これらの道具は、久方ぶりの使用のため手入れが行き届いてはおらず、筆無精であったことの証左となろう。
だが、掠れはするが、なんとか書ける。
それならば用には足る。それでええやろ!
この曖昧さ、適当さが、旅の記録たる所以か。
否、記載者のイイカゲンな性格の成せる罪の意識の薄さであろう。
旅の記録
その場で考えたこと
体験したその時の情動
風景や出会い
記憶はあやふやなものであり
時間の経過とともに薄れ消え行く。
その場その場での心の動きは
いつしか霧ががった遥か遠くに封印されてしまう
本当には存在したはずなのに
時間の狭間、忘却の心の奥底に
みえないどこかに
インク壺の瓶縁には、かつて液状たったソレが粉末化して、筆をのせる度に羊皮紙に屑を落とす。
さて、ここからは、流石に言い訳ばかり書いていても埒があかないため、旅の記録本文にうつる。
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最近の達成したこと。
エオルゼアと呼ばれる世界で、マナを制御する手法をある程度制御できる術を習得しつつある。
白黒赤学者召喚術師が、それぞれ世界法則での中盤程度の法術の学習機会を得た。
しかし青系統は1人旅ではなかなか習得が難しく苦戦している。少しずつだが可能性を伸ばす方向で研究を進めたい。
エオルゼアのマナ制御については興味深く感じるこも多いため、占星術とやらに入門すべきか少し迷っている。だが優雅な立ち居振舞いと華美で美しいドレス姿の外装が、似合わないことこの上ないことが明らかなため、未だに決心はつかない。
後衛系は弓、前衛系は槍が森人としてライフスタイルに合っているためじわじわ習得を進めている。弓は知らぬ間に竪琴を持って歌っていたような気もするが、きっと気のせいと思い込もう。
基本、矢面に立ち、衝撃を受け止める前衛は苦手なため習得の進度は他の後衛の比べて気乗りがしない。格闘技術はかつて強制的に入門させられる不幸な事情があったため、訓練を受けたこともあったが、記憶としては封印することにした。
至近距離での戦いにはいつまでたっても慣れることはない。
前衛に立ちモンスターを屠る。
このチャレンジには、前を向いて痛みに耐える勇気を持ち合わせる勇者的気概なくては成り立たない。
窮地に差し掛かってしまった際、打開策を打ち出せねば、と心情を押さえ込み修練を初めた剣術の技が、最近になってじわじわと動きに反映されるようになってきた。
まだまだ、まったくヒヨッコではあるし、周りに迷惑をかけてしまうことも多々あるが。
ほんの少し、ほんの少しだけ。
誰かの代わりに殴られることで、そして耐えることで、何かの役に立てるのかも、と思えることもあるようになってきた。
なにかモノ作りすることは、これまた冒険であり生活であり、喜びである。
作る喜びを得るために、さまざまな職種の成長に努力し、自作の装備を制作するために、冒険できる場所を拡張探索し、そして謎の世界法則とやらに縛りつけられ行く手を阻まれ悲しみに暮れる。
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インクが掠れ始めてきた。
筆記具のメンテナンスはしっかりとしておくべきである。
使わぬ道具は錆びるのも早まる。
何がなにやらわからなくなってきた散文もここいらあたりで、一旦の終了であろうか。
今度の記録はもう少し良い筆記道具を、よい出来事を事前準備することにしよう。
願わくは
良いこと、良い出会い
楽しいことや驚いたこと
素晴らしい景色やらなにやら
キラキラした何かの思い出の記録が
記せますように
今回の寝ぼけ眼で雑文を綴ってみる試作はここまで。
あったねー、サブクラス上げないとジョブになれなかったり!
サブのスキル持ってないとダメ!とか言われてメイン以外のクラスも上げないといけない虚無の時期が……!(>_<)
キャスターは同じ分類でありながらガラッと使い方も違うのでそれぞれ使ってみると
新しい発見があって楽しいですよね!
最近呪術士を少しだけ齧りましたがその勝手な違いをたまに楽しんでいます(*'ω'*)
占星術師は確かにひらひら多そう。でも、アラビアンっぽいのとかかっこよくて似合いそうです♪
前衛は自分の攻撃と回避に専念できるという意味では楽な気がします。後衛は他の人のバフデバフ考えながら攻撃しなきゃと思うと頭がこんがらがっていまだにうまく立ち回れません(^ ^;
ちなみにカラカラになったインクは水入れて振って放置しておくと即席時限爆弾になるので敵に忍ばせておくといいですよ。精神にとても効きます!
みなさん、コメントありがとなのです!
> ヨージンボーイ な ロメロさん
勢いで拾ってしまったモンクの職業石はリテイナーさんに預けました(捨てられません)
槍とか弓でプロテス,ストンスキン,リザレクとかするの好きだったので虚無もまた良い思い出……。プロスキ?何それ?ウヒャヒャ。あれもこれも虚無やないかい。
> 編集長 ヤマタイさん
呪術おもしろいよね。普段赤メインされている(あれ?タンクだったっけ?)ヤマタイさんならば、呪術もきっとサックリと習得されそうな気がします。スリプル優秀っ(あんまり誰も使わない気がするけれど)……黒は難しい……。
> 冒険家 コナナさん
水入れ粉インクシェイク、それ鞄の中が真っ黒になって凹むやつやん……。思い当たり悲しみw
栓をしっかり閉めて乾かないように早めに使い切りませう。道具メンテナンス大事っ。
前衛はリズム感がある人は得意そうだよね。スピードに追い付けないっ。
前衛/後衛は好対称な作りになってると思います。アクティブに動ける人かっこええ!
文章と構成がべらぼうにお洒落……
キャス職やレンジをやってると、あんな危険地帯に自ら乗り込んでるメレーって凄いなぁと思いますよね。真似したいとは思わないところがミソですが。
ナイトの考え方がイケメンすぎてビックリしました。
コメントありがとなのです!
> ガイアの神(候補) メルティさん
中二風味なヘンテコ作文たまに書きたくなるんやでぇ。なお筆記具がアレなので誤字脱字はご愛敬……。
近接で戦える人、本当すごいよね。自分は範囲攻撃を踏み抜くタイプなので近寄ったら多分四散しまふ。「真似したくない」完全同意っ。命あっての物種……。