まず初めに言いたい。
面白かった!!
私はFF14をプレイして足かけ10年近く、ストーリーをまともに見ませんでした。
プレイ開始が3.0が来るちょっと前でそれなりにコンテンツが実装されており、早く追いつきたかったこと、そしてお使いクエストが多くてセリフを読むのが面倒だったことから、ひたすらイベントカットしていたのです。
途中で少し見てみたりはしましたが、結局もどかしくなってカットしちゃう。
そのうち当然話が分からなくなるので、ますますカット。
という流れで暁月クリアまで行ったので、実はいまだに6.5までのストーリーをよく分かっていません。笑
前段が長くなりましたが、そんな私がほぼカットせずに走りきれた7.0ストーリー、良かったです!
【特に好きだったところ】
1, 新たなストーリーの幕開けとして心機一転できた
2, 序盤は特にトラル大陸の明るく綺麗な風景や雰囲気で楽しめた
3, アレクサンドリアが出てきたあたりから暗くはなったけど、FF9要素が嬉しかった
4, ウクラマトのキャラクターが好きだった
5, クルルの出生の秘密や両親とのエピソードが好きだった
ザッとこのあたりの要素が奏功したかなと。
FFだから仕方ないとは思うんですが、パッチ6.5以前って暗い雰囲気が多いんですよね。
常に画面が暗い、雨降ってる、霧出てる、かすんでる、宇宙みたいなところにいる、的な・・・。
トラル大陸もだんだんと暗くはなっていきますが、序盤はとにかく自然が綺麗でよかったです。
ウクラマトは素直に応援できる”いいヤツ”でしたね。
彼女は精神的に結構円熟しており、武勇も秀でているので、「成長物語」としての見せ方は正直弱かった気はします。
でもウクラマトが出てくるだけでホッとするので良い。頼れる癒し系。
FF9要素はほとんど用語とBGMだけという感じで、賛否両論ある感じなのかな?と思うのですが、不満はありませんでした。
元々そんなに既存作品へのオマージュが欲しいと思っていないからでしょうか。
ただ単に懐かしいBGMが流れたり、どこかで聞いた用語が出てきて楽しかったです。
クルルのエピソードは良かったです。
永久人とはいえ、自らの手で両親を消してしまうことへの葛藤はやや薄かった気もしますが、クルルは年齢のわりに成熟しまくってるのでこれで良いのでしょう。
エレンヴィルが抱える葛藤と被ってるのであまりしつこくしても良くないですし。
【ツッコミどころとか】
一応ツッコミどころも書いておきますか。
・バクージャジャくん、チョロすぎ問題
・コーナ兄、チョロすぎ問題
・ゾラージャ兄、こじらせすぎ問題
バクージャジャとコーナに関しては、かなりあっさりと解決したのでチョロすぎてかわいかったです。
ストーリーの尺の都合で、あまり掘り下げる時間がなかったのかなと推察します。
7.0にアレクサンドリアストーリーまで入れるか、はたまた継承の儀を2倍くらいのボリュームにするか、スクエニ内部で議論があったかもしれませんね。
ゾラージャ兄さんは、まあ流れは分かるんだけどそれにしてもこじらせたね、という感想。
アレクサンドリアに転移?してからのサイドストーリーはもっと見たかったですかね。
そういう意味でも継承の儀を7.Xで、アレクサンドリアを8.Xでという手もあった気がするけど、さすがに継承の儀だけでは盛り上がりに欠けるから無理、なのかな。
何を削るかは相当悩まれたのではないでしょうか。
【考察めいたところ】
そもそも、アレクサンドリアが永久人を作って他者のエーテル吸いながら生きながらえていく、みたいなスキームには無理がありますよね。
無理というのは、永久人が増え続けるとエーテル足りなくなるに決まってるけど、このシステム作った人がそれを予見できないわけはないので。
で、永久人たちも「いつまでも生きたい」みたいな人はいなくて、みんな「そのうち消えそう」と思ってるっぽかったですよね。
なのでどこの需要があってあのシステムは動いていたのか、スフェーンの記憶だけがある意味暴走して、特に国民から求められてないのにあのシステムが維持されていたのか?
秘密結社みたいな研究機関(名前は忘れた)が今後のストーリーのキーになりそうだと思うのですが、アレクサンドリアがこんな無茶な方向性にひた走ってしまったのは、もっと壮大な何かの目的のための副産物なのでは、とか思う次第です。
もっともこのあたりのストーリー自体、7.0レベルでもちゃんと理解できていないと思うので、まったくの的外れであればすみません。
【まとめ】
とにもかくにも、楽しめました。
スクエニありがとう。
今後ともよろしく。
こんにちは、7.0楽しかったですね。僕的には、ゾラージャの拗らせ背景をもう少し説明して欲しかったです。母親とか。まあ、ウクラマトの天然キャラの背景も実父と乳母の登場くらいなので仕方ないのかな。秘密結社ってやっぱりアシエンの差金なんですかね。環境を雷属性に偏らせたり、リビングメモリーの維持にエーテルを消費させたり。結局、人の欲の結果なので、アレキサンドリアの人には同情できません。ゾラージャが狩り尽くしちゃったんですよね。アレキサンドリア以外の国の人たち。
コメントありがとうございます! 私もゾラージャはもっと掘り下げてもらった方がストーリーが盛り上がったかなと思います。時間歪曲系の話が苦手で理解しづらいこともあり、ゾラージャが扉をくぐったその後の流れがもう少し分かりやすく知りたかった感じです。結局アシエンが関係してましたってなると6.X以前の焼き直しみたいになっちゃいそうなので、頑張って組み立ててほしいですね!