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Vein Badack

Of Virtuous Deeds

Gungnir [Elemental]

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海中ワイン騒動 6

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「何てモノを開けてしまったんだ…何てモノを開けてしまったんだ…何てモノを開けて」
「わ、私は…私はワインポートのオーナー失格です…。で、伝説は本当に存在していたなんて…で、伝説…あばばばばばば…」

うわ言の様に呟きながら頭を床に打ち付けるシャマニ・ローマニさん
ワインの歴史を紐解いた事で、様々な感情に震えが止まらないマスター・ビルギレント
その二人を尻目に、俺は二人が開けた高級シャンパーニュの瓶を持ち、軽くため息を吐いた
まさか俺が見つけた沈没船が、その昔リムサの経済の要だった商船で、サルベージしたワインが当時の最高級品だったとは、人生分からないものだ
酒のあれこれは本を読んでみただけでそこまで知識は明るくはないのだが、かなりの値段が付くことは間違いなかった
いや、むしろ値が付けれるのかどうなのか、そこが分かりかねるところだ
まあ、俺ならばせいぜい10万って値を付けるが
そう独り言を言うと、二人は俺に詰め寄り、「貴方はおバカですか!?」とか「そんな値段は歴史の冒涜だー!」と二人が息を合わせて俺を叱責した(シャマニさんがあそこまで怒るのは珍しい)
では、二人ならばどれ程の値段を付けるのかと質問を投げかけた時、後ろから声が聞こえた
振り返ると、そこにいたのは

「「ロ、ロロリト様ぁ!?!?」」

多くの護衛を連れた、ウルダハの豪商、砂蠍衆(さかつしゅう)の一人、ロロリトだった
普段ならば護衛や依頼を受けた冒険者から酒などを買うのに、何故ワインポートに彼直々に来たのか、俺は何となく察した

「『リムレーンズ・アフェクション』、取り敢えず2本買いたくてな。そうだな…一本1億でどうだ?」

一本1億
その言葉に、今度はマスター・ビルギレントが泡を吹いて卒倒した
俺は、唖然とした
様々な歴史を紐解かなければ価値など分からなかった海中から引き揚げたワインが、一本で1億
あまりにもぶっ飛んだ価格だった
そしてそれが、更なる騒動に発展する事となった
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