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Makai Bard

Puki Siratama

Carbuncle (Elemental)

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レガシー先輩

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「貴様は何者だ!?」
 ウルダハ近郊、西ザナラーンの新兵訓練施設にて、ラウバーン局長の怒声がこだまする。
 
 ラウバーン・アルディン
 ウルダハを実質的に支配する砂蠍衆のメンバーのひとりであり、ウルダハのグランドカンパニー「不滅隊」の最高司令官である。

「アラミゴ出身!ピピン・タルピンです!」
 恫喝の矛先になった新兵は、必死に声を張り上げ自らの名前を名乗る。
「そうか!バカみてえな名前だな!親がつけたのか!?」
「はい!父が付けてくれました!」
 ラウバーンの恫喝は続く。
「ピピン!貴様は何しにここへ来た!?」
「ウルダハの未来の役に立つためです!」
 崇高な使命を掲げ、少し誇らしげな新兵ピピンの頭を鷲掴み、ラウバーンは厳しい口調で叫ぶ。
「それは素晴らしいな!貴様はバジリスクのエサにでもなってもらおう!」
 ピピンへの恫喝だけでは終わらず、ラウバーンは次々と並ぶ新兵たちに声を上げ続けた。
 
 その様子を遠くで見つめる若いララフェルの女性が一人。
 ナナモ・ウル・ナモ
 王朝ウルダハの若き王女だ。
「やってるな・・・お前も訓練兵の時は最初からああだったろう?」

 側近の者が恐る恐る答える。
「懐かしいです、でもあの恫喝に何の意味が?」
 するとナナモは自分のことのように得意げに話し始めた。
「通過儀礼だ。それまでの自分を否定して、まっさらな状態から兵士に適した人材を育てるためには必要な過程だ。」
 なるほど。と感心する側近は不思議な光景に気が付く。
「?・・・何も言われてない子がいるようですが」
「ああ・・・すでに通過儀礼を終えた者には必要ない。」
 尋常ではない雰囲気を漂わせるその新兵たちを見回して。
 ナナモは誇らしげに笑った。

「おそらく第七霊災で地獄を見てきた者たちだ、面構えが違う。」

Comments (1)

Tama Tamu

Gungnir (Elemental)

レガシーパイセンの滲み出る歴戦っぷりは、ゴブリンマスクでは隠れませんでしたかー。
永遠に腕立てできちゃうからなー。パイセンは。
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