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そう言われる事が多くなったが、冒険者と言う名の割にはやっている事は「何でも屋」だ。
確かに未知の場所ではあるのだが、街や村、集落を往復して頼まれごとを果たしていくのは冒険なのだろうか。
張り紙、お使い、失せ者探し、墓参り、呼び込み、モンスターの討伐、子供のお守り。
しかし、モンスターを捕えろと言うのは初めてだ。
モンスターの身体の一部を材料にした料理の為の調達は頼まれた事があるが、生きたままランプに閉じ込められるのは・・・・・・あまり想像したくないな。
嗚呼、次から次へと話し掛けられて目的を忘れる所だった。
此処に来た理由。それは
「勇気」
それを認めてもらえと言われ、三人の槍術士を訪問する為だったと言うのに。
戦いでそれを示せと言う者、見通した様な眼差しで槍術士ギルドの創成に関わる話をするだけの者。
淡々と平静に、目を逸らさず、目の前の敵を屠る事に勇気が必要なのだろうか。
果たしてそれは「勇気」なのか。
分かるようで、未だに理解し切れるものでは無い。
ギルドに戻り、報告する。
成長を喜んでくれる師がいる事も、悪くは無いものだ。
しかし、その細やかな喜びの場面に水を差すような声が響く。
シェーダーの槍術士・・・フールク。
いったい何を意固地になっているのか知らんが、以前の戦い方を見ていてもあれは異常だ。
怯えを振り払うような捨て身の攻撃・・・悪い兆候に思えて仕方がない。
どいつもこいつも、早まった事をしていなければいいのだが・・・。