初めに言うと、これは「次元の狭間オメガ アルファ編零式」が初の高難度コンテンツであり、4.X中に絶コンテンツをリアルタイムで攻略出来なかった私が、「絶アレキサンダー討滅戦」に挑戦して感じたものを書き連ねた感想文である。よってあくまで私の主観であり、必ずしも全体の価値観と一致するとは限らないことをご了承願いたい。タンクロール、もっと言えばMTによる視点という所も念頭に置いて貰えると有難い。
絶コンテンツ。
零式の上位のコンテンツであり、実装パッチ時点の零式の踏破が解放条件となっている。文字通り「零式をクリア出来なければお話にならない」コンテンツである。表面的な意味合いで言えば「零式を余裕を持って攻略できるDPSと処理能力が必要」という意味も含んでいると言えるだろう。
となると、「零式を極限まで詰めたプレイヤーは絶で極めて有利なのか?」という疑問は絶未経験の光の戦士であれば誰しもが思い浮かべるだろう。実際私もそう捉えていたし、絶固定に参加する段階でかなりDPSを詰めることに固執していた時期がある。
結論から言うと、この疑問に対する答えはNOだと私は思っている。様々な点から「絶は零式の上位コンテンツ」という言葉が「延長線上にある」という意味合いではないことが分かったからだ。
・絶は一体のエネミーを倒しきるコンテンツではない
これが零式と絶の最たる相違点であると私は感じる。零式は基本的に一体を削り切ればいい関係で、DPSが高ければ高いほど終盤のギミックを事実上スキップできる。しかし絶はフェーズごとに次々とエネミーが登場するような形式になってい為、DPSを出して早期に倒せばいいというものでは無い。絶アレキで言えば、リビングリキッドを素早く倒せたからと言ってパーフェクトアレキサンダーのギミック処理を飛ばせる訳では無いということだ。
精々各エネミーのワイプ技が飛んでこないというレベルのスキップであり、むしろフェーズ進行に対してアクションのリキャストが間に合わなくなってくる弊害の方が目立つようになる。
・ギミック密度が桁違いに高い
これは単純に処理を追いつかせるのが困難であると言うだけでなく、蘇生によるリカバリーが難しいという意味でもある。というかほぼ不可能と言っていい。特に絶アレキは「8人揃っていないから崩壊する」タイプのギミックが非常に多い。無茶な踏み込みは零式以上に厳禁である。
・密度に加えてフェーズも多い
つまり進むのも中々困難であるということである。リビングリキッドだけでも零式一層分のギミック処理が詰まっている。その次はジャスチェイサー→プライム→パーフェクト...当然ギミック自体もよりシビアになっていく。
不安定な立ち回りで強引に処理し切れば必ずその後ろでツケが回ってくるようになってくる。例えばプライムフェーズはDPSチェックの塊のようなものなのに、その前のフェーズが原因でガス欠していては元も子もないのである。オメガ零式の4層のような、前半後半における中断スタートのようなものは一切存在しない。全体の流れを考慮したスキル回しや配分を模索する必要がある。
総じて言うと、絶は「クリアや安定化に向けた全体の擦り合わせ」がとても重要になってくる。挑んでいるのはリビングリキッドでもジャスティスでも、ましてやパーフェクトアレキサンダーでもなく、「絶アレキサンダー討滅戦」というボスラッシュなのだ。
ちなみに私の装備構成も一般的な暗黒騎士のサブステ構成であるクリDHではなく、不屈DH構成を組んでいる。少しでも先を見るために自身の耐久力向上を選んだ訳だが、私がクリティカルを切ったとしても、ジャスチェイサー相手に手加減をしないと進行が早まりかねない程のPTDPSをきちんと出せる(無論弊固定メンバーが極めて優秀であるという前提はあるが)。画一的な火力至上主義を取るだけでは全てを解決させることは出来ないという所が絶の難しさであり、零式との明確な「違い」と言えるだろう。