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暁月記録68 水晶の道

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水晶の道

アルフィノ、アリゼーと一緒に水晶の道を上り始めた。

最初のトークスポット。遠くの星々を見渡す。

アリゼーが、砕けた星々の残骸や、黒く渦巻く星や、青い核が剥き出しになった星が見えると言った。
割と陰鬱な場所なのね、ここ。星の墓場みたい。
あれも再現された終わりを迎える地なのかと言ってる。
周りが紫の空で暗いし私にはよく見えないのよね。
アリゼーは眺めてると込み上げてくる気持ちがあるみたい。
とても寂しくて切なくて、でも大きなものに触れてるようで目が離せない。
「私達はここから来てここへ還るんだわ。哀しくても……別れ難くても……。全てはこうして巡っているんですもの」
命が巡って還る場所なのかな。でもそれは星海だよね。星海って宇宙の事だったのかな。
今書いてて思ったけど「星の海」だもの、星海って宇宙の事じゃん。

アルフィノが彼方に小さな灯りを灯す幾千万の星々のどれだけに生命や文明が誕生したのだろうと言った。
彼らは皆生きる事を見限り終えている。この広大な星の海で私達はあまりに小さな異端者。
宇宙で生きたいと思ってるのはアーテリスの民しかいない。
でも、私とアリゼーが隣にいるから恐れは無いとアルフィノは言った。
たったそれだけの事で心は宇宙を越えられる。
たった1人でも自分の仲間だと思えて信じられる人がいれば、困難も乗り越えられるのよね。
それが私達は3人いる。なら最強よね。
……これ多分独りになるフラグだわ……。


次のトークスポット。静寂に耳を澄ませた。

アリゼーが聞こえるのはたった3人の足音だけで静かだと言った。
メタ発言をすると、メインクエスト進めてる人がいるのでこのトークスポットにも別のPCがいますね。あとさっきチョコボで上っていく人がいた。
ラグナロクに乗り込んだ時にはあんなに足音が重なっていたのに、って言われたら泣くだろ。やめろよ。
「……みんな、まだいるわよね。こうして息も出来てるし、先にも進めてる。だから……消えたりなんか、してないわよね」
そうだよ!!!!消えてないよ!!!!
ドラゴンボールで取り戻す為に今頑張って道に迷いながら上ってるんだよ!!!!
ここマジで進む方向分からん。トークスポットが表示されるようになって良かった。
「たった一言……返事、してくれたらいいのに……」
ラハ君聞こえてるー!?!?
返事がない。返事、欲しいよね、わかる。わかるよ、アリゼー……。

アルフィノがあの賑やかな旅路が懐かしいと話した。
皆の先頭でサンクレッドが気を配り、シュトラとウリエンジェは意見を交わしながら歩き、ラハ君も最近ではそこに加わったりしてた。
ラハ君は双子と任務の内容について話したりもした。
ニャンは1番後ろの必ず少し離れた所から皆をそれとなく見守ってた。
私はその中を行ったり来たりして目的地へ向かってた。
……これは感傷的な旅路なんですか?胃が痛い。泣きながら進む道なの水晶の道は。
あとアルフィノ、多分私はずっとラハ君の横にいたと思う。


次のトークスポット。上ってきた道を振り返った。

アリゼーが嘘みたいな光景過ぎて夢の中にいるみたいだと言った。夢ならどんなに良かったか……。
目が覚めたらアリゼーはまだ学生で、ルイゾワも生きてて、「すっごく苦労して大変な夢だった」って思いながら何も失ってなかった頃の生活に戻る。
それはとても綺麗な夢ね。そちらの方が夢だね。本当に夜寝たら一度くらいは見ていそうな夢。
それはとても幸せなはずなのにアリゼーはちっとも羨ましくないと言った。
「私、無かった事にしたくないわ……どんな傷でも」
テスリーンの事を思い出した。この世に必要なものなんてないと言った貴女。アリゼーの傷もアリゼーの成長には必要だったのかもしれない。
失って強くなったかもしれない。何も知らなかった頃よりアリゼーはとても成長したし、良かったのかもしれない。
でも、傷を無かった事にはしたくないというアリゼーの気持ちには賛同するけど、それでも失って良かったなんて思わない。 
失わなくてもいいのなら、失わない方がいいよ。

アルフィノがポータルが瓦礫に紛れてしまうほどにもう随分上って来たと言った。
もう下が見えない。上も見えない。よく分からないよ。
「……本当に遠くまで来たものだと思うよ」
昔のまま理想だけ追い求めて一足飛びに進んでいたらここには辿り着けなかったとアルフィノは言う。
失敗して、悔やんで、それを受け入れられたからアルフィノはハイデリンに託されて今ここにいる。
私はそれを知ってるだろう?と言われたけど知ってるよ。ずっと見てきた。アルフィノはずっと一緒だった。最初から。
だからここでお別れにしないでくれ。独りにしないで。
でも、ここまでトークスポットで過去の振り返りやってるから、双子も消えるフラグが立ってる……。


次のトークスポット。道行きを労った。

アリゼーに「大丈夫よ、私はまだ行けるわ」と言われた。
私に無理してないか聞かれたけど身体というより精神へのダメージが酷いね。
色々託されてここまで来たけど3人でいるうちは三等分よ、と言われた。
独りになるフラグ立てるのやめて!!!

アルフィノには礼を言われて私も疲れてないか聞かれた。
さっきから君達がいなくなるフラグ立てられるのと、過去の思い出話されて精神がボロボロです。
余裕がある訳じゃないけど焦らず行こうって。
ゆっくり行ってる。何せここまで上るのに30分かかってる。めっちゃゆっくりですよ。
「長い長い……本当に沢山の旅を経てここまで来たんだ」
あ、これ終わりが近いわ。フィナーレが近いわ。
「至るべき場所まできっとあと少し……。着実に進んだとしても瞬く間の冒険だろうからね」
いや、ゆっくり進むのでそんな早くはならないと思うよ。


水晶の道が途切れた。普通の土の道になった。
最後のトークスポットかな。この先の道を仰ぎ見た。

アリゼーが道の先に違った雰囲気の建物があると言った。
あら私見てなかった。カメラを回したら塔みたいなのが見えるね。
太陽の残骸に辿り着くまでにまた一悶着ありそうだって。
つまりIDだな!フェイスで行けるかな!!
ここでは「みんな無事で」という言葉を軽々しく言えないのはもう分かってるけど、アリゼーは進む前に1つだけ願うと言った。
「あなたが傷付いた顔をしない道になればいい、って」
その言葉だけで泣くぞ。それはアリゼーもだからね!
アリゼーは私の事を弱いと思ってるからじゃないと言った。大丈夫だ、私は弱い。
「これは私の意地みたいなもの……。沢山助けてくれたあなたを1回くらいは護りたいのよ」
フラグ立てるのやめて……。
アリゼーが私を護って犠牲になったら私は傷付いた顔をします。それアリゼーの望む所じゃないでしょ!?
でももうフラグ立ち過ぎてる。

アルフィノに水晶の道が終わったから次の場所に到達したのかなと言われた。
多分そうだと思う。
この先に更なる難題があって、私達が無力だと感じる事があっても、ここまで来た事を後悔せずにいようと言われた。
いや、もう、アリゼーが犠牲になりそうで後悔しそうだよ、さっきから。
「胸を張るんだ……いい旅だったと」
ラハ君に続いてアリゼーまで喪ったらいい旅だとは言えなくなります。
「皆が命を懸けて道を繋げてくれたのだって、旅で得てきたものを誇るからこそだったはずだ」
あー……それ言われちゃうと弱い。もう何も言えなくなる。
「何があったとしても互いにそれを忘れずにいよう」
はい。もうアルフィノが主人公でいいです。超える力とヒカセンの称号アルフィノに付けてくれ。


ゴール地点に着いた。命なき街。
音楽が止まった。ずっとボーカル曲流れてたのに。
アリゼーが今までの再現の中では1番見知った形の街って感じだけど、と言った。
でもきっと生きてる人はいない。

アルフィノが走り出した。
街には誰もいない。静まりかえってる。
音楽もしない。
アルフィノが建物の中にいたり、私達の目には見えない種族なのだろうかと言ってるけど、場所の名前が命なき街だから多分違うと思う。

「いいえ、隠れているわけではないわ。本当に誰もいないのよ」
誰かの声がした。メーティオンかな。
メーティオンだった。わざわざこちらの疑問に答えてくれてありがとう。
飛べるのに歩いてくるのね貴女。

不穏な音楽に変わった。
ここはメーティオンが到着した時には既に滅んでいた星。生命と呼べるものは全く見つからなかった。
滅んだ理由は分からない。
確かな事はもう誰1人生きていない。探してもいいけど結局ここに戻ってくる事になると彼女は言った。

メーティオンに話しかけられるから話しかけた。
私を捕まえるのかと聞かれた。いや、話したいだけなので。
本当の彼女達は閉じた残骸の中にいるからここにいるのは幻だって。知ってるよ。
それでも私達を呑み込むくらいは出来るらしいけど、「あの人達の想いが邪魔をする」
ラハ君達の想いはちゃんと私達を護ってるのね。
だから眺めているだけ。
「命なき街であなた達がどこにも行けずぐるりぐるりと回るのを」
つまりここはまた行き止まり。また犠牲になる人が出る……フラグが立ってしまった。

生命がいないのならここには敵も出ないのかな。
敵もいないのなら、行き止まりになってる原因の生命もいないのなら、どうやって先に進むの?

アリゼーが生命の消えた街というのが本当なら話を聞ける相手もいないと言った。 
そうよねー。だから話をする相手としてメーティオンが残ってるのかな。

アルフィノがもし誰もいないのならここを行き止まりにしようとする想いも存在しないはずだと言った。
メーティオンが戻ってくると言うのだから簡単に先には進めない。
さて、どうするか。とりあえず散策かな?
アルフィノも途方に暮れてる訳に行かないから小さな手掛かりでも見落とさないように散策しようって言ってるし。


次のクエストタイトル『君は決して』
この後に続く言葉は「くじけないで」なんでしょ?
双子が消えるフラグのタイトル……。あとこれをクリアすれば風脈全開放出来るわ。

アリゼーが街を見て回ろうと言った。メーティオンが言ってる事が本当かどうか確かめないとって。
アルフィノがそれほど広くないし、それぞれ気になる所を調べてこようと言った。
私、あのベンチのある所を調べたいー。


調べる所が沢山あったわ。音楽がまた何もしなくなった。無音だわ。

周囲を見渡したけど誰もいない。
呼びかけたけど返事もなし。

樹状の構造物を調べた。
石みたいな硬く冷たい資材で作られている。
樹木の代わりなのか、他の役目があるのか、知りたいけど答えてくれる人はいない。

薄汚れたテーブルを調べた。
テーブルの上には埃を被ったカップが並んでる。

無人のカウンターを調べた。
酒場のカウンターのようだけど客も店員もいない。
柱に沿って並んでる卵のような形の容器は多分飲み物が入ってる。
営業を続けるつもりで商品を取り揃えていたらしい。
突然、前触れもなく滅んだのかな?埃を被ったカップもちょっと前まで人が普通にそこで飲んでた感じだし。

別の場所で周囲を見渡した。
近くにアリゼーがいるだけ。他は誰もいない。
メタ発言をすると、メインを進めてるヒカセンが2人いる。さっき水晶の道を上ってた時にいたのとは別のヒカセン。
また呼びかけたけど返事なし。

システムにアリゼーがいると言われたから探したら本当に近くにいた。
浮島との繋がりも調べてみるって。メーティオンのハッタリで普通に行けましたって事もあるかもしれないから。
流石にそれはないと本人も分かってるみたいだけど、一応確認は必要だものね。

アルフィノも探したけど見つからなかった。
最後の探索場所も見つからなくて一周した。
南西の建物の裏側に錆びついた扉があった。

錆びついた扉を調べた。
隣には四角いレターポストも並んでる。
アパートかな?ここ。
自分以外の足跡は無いし、扉も錆び付いてて開かない。


アリゼーと話した。もう少し行けば太陽の残骸の真下まで行けそうだって。
じゃあここが再現された星の最後なのかもしれない。
ここも空間が捻じ曲がってて行き止まりになってるから強行突破は出来ない。
……アリゼーなの、アルフィノなの、2人とも犠牲になるの、どれなの……。

何かや誰かが見つかったのか聞かれたけど誰もいなかったよ。
アリゼーも放置されてるカップや引かれたままの椅子を見て、あまりに物寂しくて独りだったら足がすくんでたと話した。
アルフィノ見つからなかったけど合流しようか。


アルフィノは南の端にいた。何か考え込んでる。
やっと音楽が復活した。ボイスもあるムビになった。
アルフィノに何か発見があったかと聞かれた。何も無いよ。アルフィノも同じだって。
生命が絶滅した街の再現で、想いを紡ぐ者がいないのに行き止まりになっている。
そこのメーティオンが行き止まりの原因じゃないの?一応生き物だし。
生活の跡だけはそのまま残ってたとアリゼーが話した。
「ついさっきまで誰かがいたのにフッと消えちゃったみたいに」
突然全員一気に消えたみたいだよね、この星。

アリゼーがメーティオンはこんな風に滅びた星をどれくらい見てきたのだろうと言った。
沢山見たって言ってたよ。
アルフィノが何かに気付いた。やっぱりメーティオンが原因?
ここが行き止まりになっている理由は、この場にいる者が終点である事を望んでいるから。
「そして恐らく……私とアリゼーなら、それと相対する気持ちを貫ける」
だからやめろ。やめてくれ。

選択肢が出た。
「それだけは絶対に認められない!」
「両親から2人を頼まれてる」
「もう、やめてくれ……」←
こんなに気持ちを表す選択肢があるなんてね。

アルフィノにすまないと謝られた。
アルフィノは皆や自分の為にどうしても可能性を掴みたいと言った。
もう少し悩んで。ウルティマ・トゥーレに来てから1つのクエストが短いよ。サクサク進みすぎるよ。もう少し悩んで。
不安がない訳じゃないとアルフィノが言う。
不安があるとメーティオンには勝てないよ。
終焉を謳う者には弱い気持ちがあると勝てないよ?

「私自身の事じゃなく……残される君の事だよ」

はい。
不安要素、私でした。

周りから託されたものを背負って進んでいくのは簡単ではない。
「君がついにひとりになった時、背負ったものはいっそう重たく感じられるだろう」
私にはオルシュファンのミニオンが付いてるので独りじゃないです。オルシュファンがいつも一緒にいてくれるので。

「私は君をそんな風に苦しめてしまう事がやるせない。友人として……悔しいんだ」
ではやめようか。そういう訳にもいかないよね。先に進まなきゃならないから。

「だったら託すんじゃないわよ!」
アリゼーが怒った。
私だって背負わせたくない、何でこの人がひとりぼっちで戦わなきゃならないの、この人は大事な仲間で、英雄で、世界にはこんなにあなたを想う人がいるのに。
アリゼーが泣いてくれた。なんかもうそれで十分かな。がんばろ。
独りには慣れてる。

アルフィノはアリゼーにとっておきの秘策があると言った。
ここでは想いだけが真実になるから、自分達は進路を拓くだけではなくもっと別の可能性も生み出せる。
ドラゴンボールで皆を幻体として復活させるの?

「例えば、そう、「彼女の行く先に、必ず、幸せな結末が待っている」
私達ならばどんな絶望の中でも必ずそれを信じ抜けると思うのだけど……どうだい?」
アルフィノの言葉にアリゼーは何も言わないけど、私も2人ならそれは出来ると思う。
アルフィノは私にも自分達を信じて進んでほしいと言った。
アルフィノの想いも、アリゼーの想いも、信じてる。
何なら今まで犠牲になった皆の想いも信じてる。
頷いたらアルフィノはありがとうと礼を言った。

アリゼーがアルフィノの手を引っ張った。
「作戦が決まったならとっとと行くわよ」
ツンデレアリゼーちゃんは私にはお別れの挨拶をしてくれないのかしら。
さっき泣いちゃったし恥ずかしいのかしら。
知ってるよ。ツンデレは最後の最後にしか本音を言わないの。
本当の事は自分が消える最後の瞬間にしか話さない。
だからきっと、アリゼーは消える瞬間に何か言ってくれるんだと思う。

イヤホン用意しよう。


メーティオンの前に戻った。メーティオンはやっぱり戻ってきたと言った。誰も見つからなかったでしょう?と言った。
貴女がいるのよ、ここには。
アルフィノが君の言った通りだったけど、誰もいないどころか目の前にいると言った。
メーティオンが。

メーティオンは自分が到着した時にはこの星は滅んでいたと言った。
優しい音楽が流れ始めた。
彼女はきっと私達がしたように廃墟を巡って恐ろしくなった。
メーティオンの悲鳴はあの時私にも聞こえてた。
これほどの痕跡を残しながらまるで他愛もない事のように生命は絶える事。
それを知った事でヘルメスに絶望的な報告を持ち帰らなければならなくなった事。
メーティオンはそれらを恐れた。
ダメって言ってたものな、ずっと。こんなの嘘だよダメって。ヘルメスには言えないって。
意識を共有してる姉妹達からも似たような結果が届く。
壊れた星を嘆いたり、住民の強い失意を受け取り彼らに終わりをもたらしたり。
「そうなれば誰だって思う筈だ。「進むのが怖い」とね」
今の私かな。

メーティオンはずっと黙ってたけど話し始めた。
色々な星の絶望を取り込みすぎてそんな想いがあった事を忘れてた。
「不思議ね」
自分の感情すらわからなくなっちゃうんだろうな。精神感応型の生き物だから。
アルフィノはその恐れを思い出せるならまだ踏み止まれるはずだとメーティオンに言った。
メーティオンは残念と答えた。

彼女自身は濁流。
生を恨み、終焉を謳うもの達の想いを集めて、うねり、渦巻き、のたうち回ってる大河。
恐ろしいというちっぽけな想いを思い出しても流れは変えられない。
不穏な音楽に変わった。

じゃあ、ヘルメスとの温かな時間とか思い出したら何か変わるのかな。
それは大きな想いだったと思うけど。

宇宙が終わるとイーアは言ってた。
星々は引き離されていつかは凍りつく。
メーティオンはデュナミスを使ってそれを加速させてる。
そうすればもう二度と何も生まれないから。
でもそれには時間がかかるから、皆が無意味な苦しみを重ねないように終末を贈った。
アーテリスの生命が絶えて成果を誰も見届けてくれなくなっても、ちゃんと全てを終わりにしてみせる。
メーティオンの時代から加速させてるのに宇宙がまだ滅びてないのなら、それは本当にもっとずっと先の話なんだな。

アリゼーがメーティオンに言った。
大それた事が出来るようになったのに元のメーティオンよりずっと怖がりなのね、と。
アリゼー、元のメーティオンに会った事ないのに分かるんだ。
進むのが怖いどころではなく全てを諦めて止めようとしてるから。
アリゼーはその気持ちは分かると言った。嫌というほど味わってきたから。私も分かるし実際止めてたわ、メインクエスト。

音楽が勇ましいものに変わった。
でも、私達は転んだり、自分の力でどうしようもない壁があるたびに、立ち上がり方を学んで来た、とアリゼーは話す。
「手を差し伸べてもらって、勇気を分かち合って、背中を追いかけて、悔しさを力に変えて!」
全部私の事を言われてる気がするな?

アルフィノが続けた。 
結局出来なかった事もあるし、乾き切らない傷もある。
オルシュファンとか水晶公の傷が消えない。
「それも含めて私達が人生に刻んできた成長だ!」
2人並んでこのセリフを言う。
「だから私達は先へ進める!」

双子がメーティオンに手を伸ばすと彼女から黒い霧が出て黒い鳥に変わった。
双子が黒い霧に包まれる。
「大丈夫、任せて。貴女は行くのよ、一歩でも前へ!」
アリゼーが笑った。

そして2人は消えた。メーティオンも消えた。
遠くに虹色の階段がかかってる。


しばらく前。皆が哲学者の広場の前にいる。ネロサンもいるから本当に皆いる。
皆で祈ってくれてるのかな。
タタルが無事を祈ってる。
クルルが頭を押さえた。終末の光景が見えてる。
定期船で暁との面会を希望する人が来たと国境管理局の官吏のメガネのララフェルが走ってきた。鎧の音がする。
あ、これ多分ゼノス君だわ。顔見えないけど鎧の音で分かる。多分ゼノス君だ。
これでアイメリクとか違う人だったら笑うけど、クルルとかびっくりしてたし、もう完全にゼノス君だと思う。
世界情勢知らんのか、お前。

命なき街に黒いモヤモヤがいっぱい増えた。人の気配を感じた。
左手の拳を握りしめる。
朽ちた星々から一身に向けられる絶望は重いけど、まだ歩けそうだ。

音楽が変わった。またボーカル曲だ。
ラハ君が消えた時と同じ曲?分からない。

「歩けそうだ」っていうからってマウント乗れないのキツくない!?
行動が制限されてるってそういう事か。
2022年10月2日①
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