第12話「アシェン・ラハブレア」
トトラクの千獄で黒尽くめのローブと仮面の男に出会った。
禍々しいまでのオーラと、聞き慣れない言葉を操る。
対峙した瞬間…闇だと感じた
エーテル酔いに似た感覚がはしる。
「.tjmda gda@ ajd」来たか、焔神をしりぞけし冒険者
イリアは身構えた。
「gbd@ada dkjrw he@mytutl」…ほう、この言葉が理解出来るのかね
「i#bdokvtur mowy ga@puk」…言葉の壁を越えるか。やはり、あの力を持っているということだな
「君とは初めてお目にかかる。君たちの言葉ではなさせてもらおう。」
シャア・アズナブル…いや、池田さん
「我が名はアシェン・ラハブレア。真なる神の僕…君は実に興味深い存在だ。いや、君と君の中の存在と言った方がいいかな。」
いや、あなたの中の人の方が興味あります。
イリアは疑問に思う…中の存在とは…
「久しいな、光の者よ…いや、星に巣食う病魔よ! 越える力ばかりか、エーテル界に干渉し、光のクリスタルを顕現させる力。
実に興味深い存在だ…が。君は少し、神の領域に近付き過ぎた…」
…聞いて…感じて…それは邪悪なる者…
ハイデリンの声が聞こえる
「だから消えて貰うよ…そのクリスタルと共に!」
アシェンは闇の力を使い、蜘蛛をサソリに変え[グラフィアス]を出現させた。
それを見届け、アシェン・ラハブレアは姿を消す。
グラフィアスを退けたイリア・ハノイは、そのギザールの野菜擬きと対峙した。
「ぷっはぁぁぁ。やっと出られたのでふっち。」
ギザールの野菜が喋りだした。
「繭に閉じ込めるとは、忌々しいやつなのでふっち。息苦し過ぎて、ギザールの野菜になりそうだったのでふっち。」
すみません。てっきりギザールの野菜だと思って…。
「しっかち、運がいいのでふっち。あの禍々しいやつは居なくなったようでふっち…
今のうちに、こんなところとはオサラバでふっち!」
全く、良く喋るギザールの野菜だ。
やっとイリアを見つけた長ちゃま。
「おや、もしかして、お前さんが助けてくれたのでふっち?あの魔物を倒ちてくれたのでふっち?」
何とも呑気な野菜である。
「ワタシは、[シルフの仮宿]の長。フリクシオなのでふっち!いやはや、ありがとうなのでふっち!」
…イリアの能力に、あのセピア色の風景が映し出される…
テンパードされた悪い子シルフとのラークスコールで覇権を争っている最中、帝国軍が、 ラークスコールへと進軍。
ネロ率いる軍勢が蛮神ラムウの発見に躍起になっていた。
とは言え、ラムウ召喚自体行われていないのだから、発見出来るわけもない。
かと言って、範囲を広げて、グリダニアとの衝突も避けたい帝国は、撤退するより他なかった。
その一部始終を見ていたノラクシアてフリクシオ。
人は信用できないノラクシア
帝国とグリダニアは違うと言うフリクシオ
「何をぼーっとしているのでふっち?」
フリクシオの呼びかけで、意識が覚醒する
「ところで、お前さんはこんなところで何をしているのでふっち?もしかしてワタシを探していたのでふっち?」
何とも都合の良い解釈だ。襲われるという発想は無いのか…それとも敵じゃないと分かるのか。
イリアは事の発端と、ここに至った経緯をフリクシオに伝えた。
「なるほどでふっち。ラムウちゃまの話を聞きに…分かったでふっち。ワチシの護衛のノラクシアも助けてもらったようで、ありがたいでふっち。ご迷惑をおかけしたのでふっち。」
フリクシオは深々とイリアにお礼をした。
アシェン・ラハブレア…
シラディハ遺跡での気配に似ている…
イリアは、仮宿で話を聞く約束をとりつけて、フリクシオと共にトトラクの千獄を後にする。
第13話
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