(※ここから先、ロールプレイ的日記、つまり創作物があります。また、若干のネタバレを含むことがあります。ご注意ください)
◆星1月1日◆ 新年ということで、アコニ達とバルダム覇道へ巡礼をしに行った。
つつがなく終わり、きりりと冷えた空気の中で、新年のスタートに相応しい結果となった。
せっかくなので再会の位置で調達した部族装束を身に着けていったが、いつもの術式制御を行っているローブと違い、中々に寒さが堪えた。それでも凍えなかったのは、厳しい環境で過ごす人々の知恵が織り込まれているからだろうか。
その後はジルウェットからの呼びかけで、ラムネ…という男性の雲神ビスマルク鎮圧作戦に参加。水に濡れた上風に吹かれるという環境だったが、これを撃破。
グラウというミコッテが、私から”昔世話になった場所”のにおいがすると言っていた。…下宿周り。つまり、テンとかラズリムさんの気配だろうか?
ともかく、それなり…まずまずのスタートといえるだろう。
今年もまた、前へ進み続けなければ。
◆星1月2日◆ 加温術式がひとまずの完成をみた。今度、商館でお披露目してみようと思う。
シャードを使うことで「火による加熱」を再現し、香ばしく仕上がるようになった。
ただ問題は、対象物を直接羊皮紙にのせないといけないので、ソースがかかっているとか、汁物であるとかで器に入っているものは効率が落ちることか。とはいえ時間を少し多めにかければいいので、わざわざ鍋やスキレットに移すまでもない量を温める場合にはそれなりに有効。それ以上となると、素直に中身を移して加熱したほうがいい。
近いうちに持っていくことにしよう。…予備もちゃんと用意して。
◆星1月3日◆ 特に目立ったことはなし。ギルドからの日課を済ませたほかは、比較的にゆったりと過ごした。
新年の挨拶もしていないので、遅くとも今週中には通信ででも済ませておこう。
◆星1月4日◆ そういえば、カレンさんと……あのエレゼンが気になる。新年早々動きを起こすかはわからないが、ああいう手合いに季節はあまり関係がない。
一度動いて失敗したということは、それを埋めるために遠くないうちに動き出すだろう。事情はどうあれ、彼女がカレンさんを付けねらっているのは間違い無さそうだから、警戒はしておくに越したことはない。
明日あたり、商館に出向いてみることにする。
◆星1月5日◆ カレンさんが元に戻った。…それにはちょっと騒ぎがあったけど、ともかく元通りだ。
【TENst】を名乗った連中は、正確には「テリブル・エネミーズ・ネスト」だかいう組織だそうだ。もっと正確には、連合を取りまとめる母体だそうな。
カレンさんのこともそうだし、機械も結局渡さずに済んだものの、技術体系から帝国との関連が疑われ、まだ本格的に動いていないとはいえいわゆる裏世界、犯罪組織だ。その伝手は侮りがたい。
また、カレンさんのエーテルから作られたクローンが「覚えていろ」と言ったことも気になる。…ひょっとしたら、彼女の意識がカレンさんに影響することがあるかもしれない。念のため、気にかけたほうがいいだろう。
一応、彼はこちら(商会)に傘下に入らないかと持ちかけてきた。当然却下。内容としては、盗品やその他禁制品などを売りさばく窓口として利用したいというものだった。
その後はザナラーンに来たついで、新年最初の墓参に来た。アコニは不滅隊で何やら絞られているようだったが…素行というと、ドタール的に容赦のない戦いぶりが問題になったのだろうか? 交渉中も今にも殴りかかりそうな雰囲気だったし…まあ、無理からぬ事だろう。ただ、組織という観点では槍玉に上げられやすいのだろうが。
◆星1月6日◆ 明日は手が離せなくなりそうだったので、テンのトームストーン収集に協力。ついでに私自身の分も。
エーディトやアコニがヤーンの大穴調査を終えたようで、一方私は週明け数日後からの固定調査再開になる。
事前資料の得られない状況ではあるが…焦らずにやっていこう。
通信で聞こえていた感じでは、カレンさんに異常はなさそうだ。
年明けから一週間…まだ始まったばかりだ。
◆星1月7日◆ なんでも、帝国とエオルゼア同盟軍との緊張がかなり高まっているようだ。前々からそうではあったが、いよいよ衝突が起こりそうな気配。
加えて新たな地域への立ち入りも解禁されるというので…今日明日はその準備に時間をかける。もし、帝国軍との衝突があるなら、グランドカンパニーに所属する冒険者として仕事の依頼もあるだろう。規模によっては、それなりに大きい影響が齎されることも十分考えられる。万全な体制が必要だ。
今日は早めに休み、有事に備えることにする。
◆星1月8日◆ 帝国軍とエオルゼア同盟間での会談が行われ…和平は決裂したらしい。近く、大きな衝突が起こるだろう。
遊撃部隊としての参加要請が各グランドカンパニーから冒険者向けに発せられているようで、当然のように私の元にも来た。さすがに楽な戦いではないだろう。命を投げるつもりはないので、離脱術式なども抜かりなく準備して応じるつもりだ。
それだけでなく、獅子戦争の伝承にまつわる調査依頼も出ているという。こちらはシドゥ主動の大規模調査で向かうつもり。
あとは四聖獣だろうか? あの手のサンプルを入手することは、装備の補強術式に転用することにつながる。是非、調査をしたいところだ。
ザ・バーンの詳細な調査もまだだ。様々な事態が動き出してはいるが、自分のことも忘れずに行いたい。
◆星1月9日◆ 劇場艇プリマビスタの見学をさせてもらった。舞台仕掛けの製作風景や、劇作家の仕事。身体を鍛える団員、さまざまな小道具…中々見ごたえのある内容だった。
帰りに、クガネで天麩羅蕎麦を食べる。油の強いものであるにもかかわらずさっぱりとした食後感で、個人的には中々気に入っている。
次の読書会の準備もしなければ…飲み物やおつまみは、何にしようか?
◆星1月10日◆ 12日のシドゥ主動による調査に向け、準備を進める。ついで、イヴァリースについても軽く調べ、振り返ってみることにする。
この手の情報については確か、まとめた紀行録があったはずだ…確認しておこう。
そういうわけで、今日はまったく通信を繋いでいない。…このところ、妙に眠くなることが多い。活動中…任務中などにはそういうことはないが、少し前に商館の暖炉前で居眠りしてしまったり、という具合だ。
魔道書の影響だろうか? 疲労が強く感じられるようになるほどの環境変化はないはずなので、私自身の変調の可能性が高い。気に留めておこう。
◆星1月11日◆ 今日は特筆するようなことは無し。
情勢が落ち着いたら、家庭菜園を作ってみるのも良いかもしれない。今も一応あるが、より生活向きの…普通の野菜をつくるやつ。
私邸や読書部屋に手を入れたくもある。…使えるものを確認しておこう。
◆星1月12日◆ シドゥ主動によるオーボンヌ修道院の調査に参加。結果としては成功で、”聖石”の元凶であろう存在も討滅することができた。…恐らくは。
イヴァリース時代か、それよりも以前から存在すると推測されるほどの年月を感じさせ、重厚な構造でもあり、なんとも神秘的な雰囲気に包まれていた。
守護者、とよばれるイヴァリースの英雄と交戦したり、それなりに状態のよさそうな書庫が存在したり、ワイン樽が保存されていたり…と、その内側には、まるで時間に取り残されたかのように様々なものが眠っていた。
奥部にあった転送術式でとんだ先は、死都ミュロンド。のちに調べたところによると、原初のゾディアックブレイブが召喚した存在によって沈み、封印された土地だという。色を失ったかのような風景は確かに”死の都”といった風情で、その中でも花をつけ色めいた一角などが目立った。まるで、止まった時の中で、独自の時間を歩んでいるかのようだ。
結局、”あれ”がなぜ聖石を生んでいたのか、その聖石の影響が悪性のもの(ルカヴィ)と良性のもの(ゾディアックブレイブは、人を癒したりするのにも使ったという)に分かれていたのはなぜか。悪を振りまきたいならルカヴィに統一してしまえば良いはずなのだが。
あるいは、それらを左右する”神”になろうとしたのか。…それも空しい話だ。エーディトはこの面で冷めたと言っていたが、結局のところそれは力のある存在というものであって、神ではない。
「神たりえるには、力と、それに由来する信奉が必要だ」…と判断しての行為だったなら、それなりに説明はつく。だとしたら、あまりにも人間的だ。神に憧れ、成ろうとするのなら、その本質は人に他ならない。
ともかく調査は成功し、欠員もなく無事戻ってこられた。……ただ、休もうと思って戻ったところ、アコニが行き倒れていたのでこれを手当てしておいた。大技に次いで強烈な一撃を受けてもいたようだし、単純に無理が祟ったのだろう。治癒術をかけ、スクロールを渡しておいたので大丈夫だと思う。
明日はなにやら商館で催しがあるようだから、それに備えた食材を準備したい。…ともかく、今日はもう休むことにしよう。アコニにああ言ったが、私も大分疲れが溜まっているようだし。
◆星1月13日◆ 今日は商館で新年の奉納…と、鍋料理のパーティがあったので参加。ドマ酒を口にしたり、豚汁や海鮮鍋を味わったり、麻雀を打ったり…なかなか得がたい経験をした。
もうちょっとしたお祭り騒ぎで、大量の食材を腕に覚えの人たちが調理し、おいしい鍋や刺身、ロースト肉などをつくる。私はというと、それほどの腕はないので大人しく食べる側に回っていた。
麻雀はグループ1位、決勝戦は時間も遅かったのでダイス勝負となり、向こうのグループ1位だったアコニが勝利。4万点超のスコアは伊達ではなかったようだ。
酔った勢いで場が乱れるも、テンの身上を少しだけ知れた気がする。決して楽ではなかったであろう道程からいま、天藍商会という”群れ”をまとめるにあたり、例えば食いっぱぐれるとか、何か被害を受けるとか。そういったことがないようにしたい…している。つまり家族だという認識。以前にもどこかで聞いた気はするが、普段だらけているような面が目立つ彼女といえど、ラズリムさんと二人で商会を支え、運営していく立場だ。苦労や気負いも多いだろう。……私は何かを出来る立場ではないだろうから、彼女の体調とか、危険について、気を配ることくらいか。たとえ僅かでも、力を貸そうという気持ちにさせられた。
ともかく、今回は少し飲みすぎたようだ…水を飲んで、あの暖かな空気、おいしい食事を道連れに眠ることにする。
◆星1月14日◆ 特筆することは無し。
魔道書の解読を進めた。やはり、読んでいると変調がおこる。…引きずり込まれないように、注意しなくては。
◆星1月15日◆ 魔道書から術式を得る。…一種の解析術式のようで、空間エーテルや操作されたエーテルの変動を知ることができる。
例として記されていたのは水属性エーテルを使って、高圧で水を噴射する魔術だ。構造としては古式のもので難解ではあるが、理解できないほどではない。
この手のものの理解を深めるには実際に利用するのが良いだろうから、機会を見て魔物や妖異の観察をしてみるつもりだ。
◆星1月16日◆ 黒衣森の巡回中、インプと交戦。
昨日記した術式によって、この妖異が使う呪詛……氷の刃で反撃を行うもの……を”再現”することができた。
解析し、構築し、再現する……可能なものはある程度限られるだろうが、要素としてはだいたいそんなところだろう。折を見て術式を”集めて”みるのも良いかもしれない。
もちろんそれは魔道書の解読、理解に繋げるためであるから、そればかりに集中するわけにはいかないが。
使い続けるなら、しばらくはこの術式に身体と感覚を慣らす必要がある。
帝国とエオルゼア同盟軍との衝突も続いていて、その支援も随時要求されているから……しばらく忙しくなりそうだ。
◆星1月17日◆ どんぐり爆弾…とでも言おうか。木の実状に凝縮したエーテル塊と、それの起爆によって発生する催眠作用。性質的にはスリプルよりリポーズに近いように感じる。
集団を制圧する際などに有効だろうが、時間的にはそれほど長くは続かない。補強術式を併用するなりしたほうがよさそうだ。
◆星1月18日◆ 魂の片鱗は、おそらく私の中にある。…というより、思い出…つまり感覚的に断絶してこそいるが、肉体も魔力も、紛れも無く”以前の私”と”今の私”とで同じものと言える。顕在的には変質していても、その本質は変わっていないはずだ。事実、私は潜在的な部分である血の魔力を扱うことが出来る。
だからそこへ潜行して探るようなことができれば良いのだが…それには、特異環境を整える必要がある。候補はあるが調査不足だ。今度、隊商あたりに声をかけて向かってみよう。
◆星1月19日◆ 新作といえばいいのか分からないが、あたらしいヘアスタイルが少し前に提案されたという話は聞いていた。
だが、リテイナーがそれを試してみろという。機会を逸していたが、今日やってもらってみた。
別に悪い髪形には感じないが、かわいすぎる……というか、まあ、言うまでも無く私はお洒落というものが苦手だから、なんとも言えない。悪い髪形に感じないというのも、私の髪型に対する審美眼が欠けているから、というところもあるだろう。
もっと端的に言えば、似合うか似合わないかで言えば多分似合わない。よって、自分での調節も簡単なポニーテールに戻すことになった。
また春頃に髪型を変えてみるのは良い試みかもしれない。お洒落はともかく、装いとは一種呪的であるし、意味のある行為だ。まだ、停滞より変化を求めていい段階だろうし。
◆星1月20日◆ 新しいお洒落といえば、新作衣装をアコニに勧められたこともあった。お洒落着というと、ジルウェットとイベントに参加した時のようなやつしかないから、確かにもう一着あってもいいのかもしれないが……ただ、着ていくシーンは多くないだろうし、必要かというとそうでもない。普段のローブで事足りているし、何より服に合わせたコーディネートというのもできるわけではない。
気分転換にはいいかもしれないが……まあ、一応考えておこう。
◆星1月21日◆ レアが何か企画しているらしい。白兵戦闘の演習だとかで、主に対人戦に関しての”演習”となるようだ。
私は……刀か槍で参加することになるだろうか? あるいは細剣。この手の演習において癒し手は遅滞行為同然になることが多いので、そちらは避けるべきだろう。実戦なら意味は大きいのだが。
ともかく、ウルヴズジェイルまで出向いて、下見がてら修練してくるのも良いかもしれない。自信のある分野ではないが、なるべくパフォーマンスを発揮できるようにはしておきたいところだ。
◆星1月22日◆ 奇妙な夢。…夢とはえてして奇妙なものだが。
私はどこか遠い、石造りの建物が目立つ街で目を覚ます。起床ではなく、多くの夢がそうであるように突然その場面になる。
ラノシアでもザナラーンでもないその街並みは白が目立ち、空は抜けるように青い。私は何か探すように周囲を見回し、ぐるりと身体を一回転させる。
ふと何か見つけたのか、元々そうするつもりだったのか分からないが、ある方向へ歩き出す。
やがてペースが徐々に速くなり、最後には殆ど小走りになる。
その先で私は何かを見つけたかのような確信と共に扉を開き……そこで夢は終わった。
何か意味があったのかは分からないが、印象には残っている。
それと関連してかは分からないが、名簿古書の解読が少し進んだ。……古い術式のようで、比較的短い構文に、二通りの意味を持たせているもののようだ。
具体的なところはまだはっきりしないが、ある程度まで込み入った術式を手早く発動する類のものらしい。習得できれば役に立つだろう。
◆星1月23日◆ パリ…イレス…エク…意味はさっぱりだ。発音は表記されているが、意味についてはまだ”飛び立って”しまう。よって、これらの意味は全くわかっていない。ルーツさえも。単に古いことしかわからない。
このところ、魔道書や名簿古書の解読でろくに活動をしていない…たまには商会員として仕事を
まずい事に気がついた。「月末の日曜日」はもう今週ではないか。…週明けに動かす必要がある。テンに提出しておこう。
◆星1月24日◆ 読書会は週明けにしよう。テンに話をしなければ…
オーボンヌ修道院の追加調査任務が来ているので、これもこなしてしまいたい。明日あたりに。
レアが企画した戦闘演習は明後日。
解読は私にとって重要なことだが、対外的な活動も必要だ。適度にこなすことにしよう。…このところ家に閉じこもってるし。
◆星1月25日◆ 解読はそれなり。ただ、没頭していて時間を使ってしまう。……どうも、私が感じる以上に時間がかかっているようだ。認識に変調があるかもしれないので、注意しておこう。
◆星1月26日◆ 今日はレア…というか、黒渦団の東方遠征艦隊主導による白兵戦演習に参加。あまり対人戦闘に慣れていないので、良い機会だった。
チームとしては勝利。新年のドマ式麻雀大会といい、どうも”競う”形での収入が最近ちらほらと存在する。
その後の延長戦においては、だいたい半々から少し負けが多かったくらいか。商会や隊商に所属する人員は、もともと冒険者としても精鋭に数えられる者が多い。今回の参加者などはまさにそうで、第一線級の実力者揃いだ。
逆を言えば、そんな彼らでも演習を通して成長する余地のある分野であるが、それでも健闘したほうだと思う。…命を奪わないとはいえ、手加減なしの勝負だ。帰ってから治癒術を浸透させるまで、さすがに身体への負担が感じられた。長く運動したものとは質の違うもので、前衛に立つことの少ない私には新鮮な感覚だ。
フロントラインなどの機会はあったが主に癒し手としての参加であったし、そうでなくても術師だ。…これを機に、白兵武器を手にして向かうのも良いかもしれない。
写真を添えようと思ったが、さすがに撮影する暇がなかった。…写真を固定するまでの時間が少し長いため、激しい動きにはあまり向かないのだ。撮影機の新調を考えてもいいかもしれないが、割と気に入っているので難しいところだ。
◆星1月27日◆ 読書会は木曜日に開催することを決めたので、広報の準備をする。……相当遅くなってしまった。
その代わりというべきか、名簿古書の解読は進んできている。早くはないが、確実に。
明日には広報を打ち、各種任務にも出向きたいところだ。…ただ、スクロールの整理などもやっておきたくはある。
どちらか。もしくは両方やることを目標に動くことにしよう。
◆星1月28日◆ 新しい撮影機を買おうと思って、ガーロンド・アイアンワークス社からカタログを入手。といってもこの社のものではなく、提携する技術屋のもので、広報企業がつくるような見栄えの良いものではない。
撮影速度…色味の調整…フォーカスがどうとか。撮影に熱心な社員が案内してくれたが、今までのものは旧式の融通のきかないモデルで、よく言えばいい加減な扱いでもそこそこのものが撮れていた。硬木を使ったごついつくりも気に入っていて、言ってしまえば「特に交換する理由はない」のだが…
フェンリルを買ったなら、それでどこでも行って撮影をするのに最適なモデルがある……などと、おおよそお決まりの文句とカタログを持ち帰ってきたのだ。
それはおいおい考えることにしよう。術式や解読とは違う、”私の範疇”なのだから。
読書会の広報も打っておいた。…テンやアコニは来そうだが、ほかはどうだろうか…ともかく、本の選定をしておかなくては。
◆星1月29日◆ 細剣や付随する装備の補強術式を行った。読書会でもつかうものなので、いざという時の防衛力と同時に安全性も重視している。いつものローブなどは私の魔力を循環利用する術式を組み込んでいるが、こちらはより積極的に私が「使おう」としたときに機能を発揮するようにしている。制御性を高めるためだ。
ほかに、近接戦用の装束も見繕っておきたい。……それと、ダイヤの調整方法も調べなければ。
◆星1月30日◆ ひどい夢を見た。それは分かるのだが、内容を詳しく覚えていない。覚えていないほうがいいのかもしれないが、魔道書だとか名簿古書だとかの解読をしている身となれば、そういうところからヒントを得られるかもしれないわけで、”悪夢だから”という理由で忘れていいことにはしたくない。
明日は読書会だ。……お菓子と飲み物の準備をして、本を選ぶことにしよう。
◆星1月31日◆ 新年最初の読書会が終わった。……が、同時に課題もできた。
初めての人にシステムの説明をしているときに、よくわからないからと帰られてしまったのだ。…初見の場合には、ひとまず1000ギルで読書会に参加できることだけを伝えるほうがいいだろう。
全てまとめて説明してしまうのは、齟齬は減るかもしれないが負荷も高まる。だからまずは、難しいことをひとまず置いておいたほうがいい。
それと、アコニから2月にどこか出かけるような話を持ちかけられた。随分曖昧な提案だが、別に断る理由はないし、このところ魔道書などの解読で自宅に篭っていたから、これを承諾。気分転換には良いだろう。
さっそく新年の一月めが終わった……今月はそれなりに冒険者らしいことをしてはいたが、半分以上は解読に時間を費やした。
来月は、それを進めて……あとは意識的に外にでる活動をしようと思う。