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そして新たな道が出来、

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「俺達の戦いはこれからだ!!」

今となってはネタの定番となったこの台詞。

自分の若い頃は少年漫画が打ち切られる時の、本当に定型文の様な台詞だった。
様々な事情で、沢山の謎を残したまま、打ち切られた漫画たち。

あの設定はどうなるのだろう。
あの兄弟は。
あの片思いは。
あの迷宮は。
あの犯人は。
あの相棒は。

あの話の中で真ん中に立ち続けた、主人公たちは。

果たして彼等は、どうなったのだろう。



クリアしたのは二日も前なのだが、書きたいことが多すぎて、なかなか内容が絞れずに推敲を繰り返していた。


魔導城プラエトリウム攻略、終了。
事実上、メインコンテンツのクリアである。


ガルーダから数日、FCメンバーの力を借りて、メインコンテンツのクリアを目指していた。
メインの進捗が同じようなメンバーがいるから、一緒に行きましょう!とのお誘いを頂き、バトルの苦手なポンコツタンクは渡りに船と飛び乗ったのである。

しかし寄りにもよって、行こうと言っていた当日に残業をくらうという残念仕様。
メンバーにお待ち頂きながら、慌てて予習の為にあれこれと動画やら解説文やらを見る。

実のところ、自分にとってはこの「動画で解説」が地味に難易度が高かった。

いや、戦い方等はとても参考になるし、ギミックやボスがどう動くのかという説明も分かりやすい物が多かったので、とてもとても助けられたのは本当だ。

…………ただ、自分が、地図が読めない残念なタンクというだけで。

どのくらい残念かといえば、サスタシャで道を見失い、ハウケタで迷うレベルである。
現実ではそこまで方向音痴ではない、はずなのだが、どうも画面内3Dマップには弱いらしい。
その為か、純粋に視野が狭いだけかはわからないが、どれほどマップに注意しながら動画を見ても、彼らがどこへ向かっているのか全く分からなかった。

四度巻き戻して見て、四度とも途中で方向を見失った時点で、マップの把握を潔くあきらめた。

自分ひとりであるなら諦めても構わないのだが、今回は一緒にクリアする方がおられる。
前日から共に戦い、お力添えをいただいている方を、これ以上お待たせするのも嫌だった。

なので、正直中々心も定まらなかったのだが、あえて準備が出来たと伝えると、ガルーダからずっと助けてくれていたFCメンバーが、行こう行こうと声を上げてくれた。

FCメンバーによる、8名フルパーティはいっそ圧巻だ。

彼らは強い。
戦闘は全部彼らに任せたほうが早いと断言できるくらい、強い。

それでも、ここまで来ようと、戦おうと決めたのは自分である以上、引けないじゃないか。
上手に戦えなくても、迷子になってもいい。

自分がやれることをやろうと思いながら、コンテンツを始めた。


魔導城プラエトリウムはほぼ一本道、敵もそこそこ固まっているダンジョンだ。
お陰で、他のダンジョンよりもまだ迷いにくい、はずだったw

散々映像を見て、マップも画像で確認したにも関わらず、やはり方向を見失うww
エリアを進むたびに一旦止まっては辺りを見回す自分を見かねてか、以前より良く迷っているのを知っているFCメンバーが誘導してくださったwwww
本当にどれだけマップが読めないのかと自分でもお手上げ侍である。

とりあえず、なるべく走りながらロブをして、集まったらサークルオブドゥームで一撃入れる、を信条に動き回った。
中々ヘイトが取れずにもたもたしたものの、兎に角初撃は入れる!との意気込みはどうにか守れた、というか守ってもらえたというかw
混戦になるとエフェクトやら何やらでタゲサークルは見失うし、あっさりヘイトは取られるしで、正直全く役に立たないポンコツっぷりを相変わらずさらし続けてしまったものの、道中はとても楽しかった。

魔導アーマーにすさまじくテンションが上がったのに、うっかり途中で降りてしまって他のメンバーに笑われながら並走したりもした。

ムービー見てねと言われて素直に見ていたら、その間にメンバーに隠れられて、ムービーが終わってガイウスに対峙した時には自分しかいなかったりもした。

どれだけいじられるのかと思うレベルで、ムービーのたびに手を変え品を変えで笑わせていただいた。


そうして、最後まで大笑いをしながら、アルテマウェポンを倒した。


おめでとう、頑張ったね、そう言われながら、ムービーを見た。

この先の不穏を見せつつ、仲間とともにある姿を。
このゲームに関わったすべての人の名前を。

そうして、最後に流れたレガシーの人たちの名前に、強い感謝を抱いた。

FF14は過去、社長をして「失敗だった」と言わしめた。
非難を受け続ける中、状況を覆すために開発陣を入れ替え、彼らの努力の先に、ダラガブは墜ち、世界は新生された。
そんな歴史を持つオンラインゲームが、他にどこにあるだろう。

もしも、失敗だったという結論だけで終わっていたら、今のエオルゼアはなかった。

その結論で終わらなかったのは、旧世界で戦い続けていたレガシーの人たちの強い思いのお陰だろう。

失敗と言われようと、彼らはエオルゼアを愛し、最後の最後まで戦い続けた。
エオルゼアを生き続けていた。
エオルゼアと共に生きるのだと、叫び続けていた。

それこそが経営陣を動かし、新たな開発陣の原動力となり、新たなる世界への新生の道を開いたのだ。

仲間とともに戦える、共に生きる、エオルゼアという世界を、支え続けてくれた。


そして素晴らしい仲間を、自分に与えてくれた。


ラスボスに至る戦いの中、出来ることを全力で出来たかと言われたら、多分出来ていなかった。

やはりタゲは飛ぶし、無駄に動いて範囲攻撃を振りまくし、視野が狭くて他のパーティの動きも見きれていない。

戦いに関しては、おそらくこの先もポンコツっぷりを見せることになるだろう。
どうやっても自分は戦いに慣れない。
戦うのは楽しいが、ベテランのように動けるようになれるとは思えない。

それでも、一緒に楽しもうと言ってくれる仲間がいるから、頑張ろうと思える。

ポンコツでもタンクやってます、そう言って、胸を張れるのだ。


エンドコンテンツはまだまだ続く。
グランドカンパニーリーヴやギルドリーヴだってある、ワンダラーパレスやオーラムヴェイルもそうだ。

そしてそれらの先には、あのイシュガルドが待っている。



世界は続いている。
冒険もまた、続いている。

きっとあの主人公たちも、姿を変え、名前を変え、新しい一歩を踏み出している。

だからこそ、今の自分にはあの言葉こそが一番相応しい。



「俺達の戦いはこれからだ!!」



そう、冒険は「もうちょっとだけ続く」のだ。

Comments (4)

Valxa Mikos

Belias [Meteor]

ドラゴンボール知らない世代よw

Dolitle Dolitle

Belias [Meteor]

>Valxa Mikosさん
今の若い方には中々通じないネタとなってしまいましたw

Luca Francia

Belias [Meteor]

はじめましてー
今日これからカストルムと魔導城プラエトリウム攻略しようというタンクです!
私はリアルゼアでもエオルゼアでも道に迷う人なので、ほんと道おぼえられなくていつもスマホを片手に地図を見ながら予習をして挑みます(それでも失敗します)
うちもFCマスターがいつもサポートしてPT組んでくれるので本当に頼りっきりで申し訳ない…
非常に解りやすかったので、とりあえずナイトのクラスクエクリアしてがんばって挑もうと思います!
文章上手ですね!
これからも読ませていただきます(`・ω・´)

Dolitle Dolitle

Belias [Meteor]

>Luca Franciaさん
初めまして、コメントありがとうございます!
無事攻略は済まれたのでしょうか、きっと上手く行かれたと信じつつ、お返事させていただきます!!
自分もなるべく地図を調べながら動くのですが、最近はGPS機能も上乗せしないと不安でなりません…。
気付いてサポートをしてくれる仲間がいるというのは、本当に恵まれている、とてもいい事と思います。
お互いにタンク修行頑張りましょうね!!
文章をお褒めいただきありがとうございます!
結構好き勝手書いているので乱暴な言葉が見苦しいかもしれませんが、それでもよろしければまたご覧くださいw
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