突然ですが
ファイアーエムブレムについて
最近の作品はとんとご無沙汰で
最後に遊んだのはifくらいなので
それももう10年くらい前のお話し
プレイしたことがある人はどんなシリーズかご存知かと思います。
プレイしたことない人に一言で言い表すなら『手ごわいシミュレーション』
俗に言うウォーシミュレーション
自軍と敵軍とが交互にターンで軍を操作し
最終的に戦闘に勝利することを目的としたゲーム
将棋みたいなものです。
しかし自軍のユニットはみな一人の人間として描かれ
戦闘に敗北した場合、キャラロストとなる
死亡のペナルティがそこそこ重めのゲーム
仲間ユニットが死亡した時にリセットをする事で有名
言わばそれがもう暗黙のルールであるかのごとく
プレイした事のある多くの人がリセットの経験があるのではないでしょうか
最近のシリーズだとそこはまぁ多少緩和されている様ですが
そしてもうひとつ
キャラの成長率と言うものがあり
強くなるキャラ、恐ろしくポンコツのままのキャラ
その格差がエグイ事でも有名です。
プレイする度に使うキャラがいつも固定で
常に2軍で部隊の隅っこで今日も戦争とは無縁の生活をしているキャラが居るのではないでしょうか
そんな中
今日は初代、それもFC版のお話しを少ししようと思います。
それは幼少期
わたしの兄がプレイしているのを後ろから眺めていた時のことです。
うちの兄は仲間が死んだらリセット
その常識がいたく気に入らない人のようでした。
リセット
言うならば
『待った』ですよね
勝負の世界にそんなものはない
と言わんばかりの状況を受け入れて楽しむタイプの人種でした。
彼のアリティア騎士団は
アベルもカインも戦死しており、最終的にはハーディンが率い
その下には
あのバカ兄貴で有名なマチスさんが
お世辞でもなく
エース級の存在として活躍していました。
ウェンデル司祭が
部隊のエースとして鬼のように活躍していたのも
薄っすらと記憶しています。
ここまでで
プレイした事がある方なら
正気か?と言う程度に
マチスを使う人は全ユーザーの1%くらいなのでは?
と誇張抜きに思う訳ですが
大真面目に戦略を練り、戦闘を繰り返す中で
それでも犠牲は出てしまう
だって戦争だから
戦死した戦力の補充とばかりに
ストーリーが進めば新たな仲間が加わり
そしてまた散っていく
本当にそんな戦争物語のようにストーリーを進めていくのを見て
こんな楽しみ方もあるのかい・・・って
驚愕もしたし
わたしはリセットをする派だったので
目から鱗でした。
そんな彼の軍隊も度重なる犠牲を乗り越え
最終章に辿り着いた
最後の戦いは敵の城に攻め込み
ラスボスを目指して進軍していくステージです
自軍が敵の罠により
部隊をいくつにも分断された状態からスタートし
更にターンが進むと敵軍に増援部隊が現れ
分断されたままだと非常に危険
速やかに仲間と合流し、戦力を整え戦うステージ
と大体のクリア者は記憶の中でそんなプレイだったと思います。
だいたいオグマさんやマリクさん辺りが無双している
そんななんじゃないでしょうかね
しかし
兄の物語ではそんな戦いはなかった
まず部隊が分断される開始時点で
全部隊が一人も欠ける事なく辿り着いた場合
部隊は5か所くらいに分断されるのですが
3か所くらいにしか人がいなかったと記憶しています。
そう、彼の部隊には
そんなに分断される程生存者などいなかったのです。
そしてターン経過による増援部隊
この増援というのが
自軍のスタート地点等に出現するので
進軍している状態だと
あらかじめいた敵軍とで挟撃の形になります。
更に増援が出現後、一定ターン数経過で進軍ルート上の扉が閉まり
合流の妨げになったり
増援に追い付かれる障害になったり
色々と不都合を生み出します。
そんなラストバトルの戦場でも
まだマチスは生きていました。
あんなに強いマチスを
わたしは見た事がなかったし
たぶん今後死ぬまで見る事はないでしょう
プレイしたことが無い方は
ご自身がプレイした事あるゲームで
『あのキャラ弱かったな・・・』みたいなのを思いつく場合は思い浮かべてください
そのキャラが主力で戦ってると置き換えて問題ないくらい
初代エムブレムのマチスは間違いなくお荷物キャラです。
そのマチスが
増援を封じる為に人柱となり
増援部隊の進軍を抑える位置に立ち塞がり
扉が閉まるまでそこに立ち塞がり
扉が閉まるのを確認し、これ以上増援の進軍が不可能なことを理解し
散っていく
そもそも
キャラ死亡でリセットが一般的なゲームにおいて
人柱を戦略に入れる兄に
『こいつ正気か?』と
すでに常軌を逸した状態から更に正気を疑う事態だったのですが
あんなに格好良く
あんなにドラマチックなマチスをわたしは知らないし
エムブレムにおいて
制作陣が作った物語よりも熱い展開を見せつけられるとは思わなかった
漫画やアニメでよくある
『ここは俺に任せてお前は先にいけ!』
こんなベタな展開をエムブレムと言うゲームで見るとは思わなかった
そしてそんなマチスの犠牲ののち
主人公マルスは最後のボスの元に辿り着きました。
遥か古の記憶なのでうろ覚えですが
マルス軍の生存者はマルス含め
3人くらいになっていました。
そして最後のボスに立ち向かうマルス
その手には神剣『ファルシオン』
ボロボロになりながらも、死闘の末・・・
と
戦争はそんなに甘くないです。
育成しきれてなかったマルス
いくらラスボスの弱点のファルシオンを持っていても
持ち主本人が弱ければ
ボスのHPは削れない訳で
ジリ貧の後、負けてました。
そう
彼のエムブレムは
バッドエンドだったのです。
でも、とても楽しそうだったのを記憶しています。
わたしはそれまで
エムブレムはリセットを繰り返し
完璧な部隊を育成し、敵軍を蹂躙して楽しつつ物語を楽しむ
そんな楽しみ方しか知らなかった。
しかし、その時の彼は
暗黒戦争という戦争物を自身が参加する形で追体験し
その物語は数多くの仲間の犠牲と主人公の死という形で幕を下ろす
ひとつの壮大な物語だったのかもしれません。
ゲームってほんと
遊ぶ人によって全然違う楽しみ方がありますよね
最後になりますが
『ファイヤーエンブレム』
って言うと
『ファイアーエムブレムな』って正す人が居ます
そこを間違えて覚えている人に
初手でそんな事を言うのは野暮だと思っています。
正しく布教すれば
自ずと『ファイヤー』や『エンブレム』と言っていた自分を恥じるようになるハズ
その時まで放っておけばいいのだと思います。
どこかでFF14と絡めた話しにしようと思っていたけど
結局どこにも差し込めず
終始他社のゲームの話しになったけど
ロドストはこんな事を許してくれるのだろうか?
ガイアちゃんのハンマーを購入したから
許して?
という気持ちで
適当につべにあった初代CMのリンクを貼って〆とさせて頂きます。
https://www.youtube.com/watch?v=t30K4MyOUTY