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グリダニアのAkitoは非リアからリア充になりたいが多分無理【22】

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俺はアルダースプリングスにいた。ついさっきまでグリダニアとクォーリーミルにもいた。え?意味がわからない?…俺もだ。

偉い人からの、自己管理のできてる冒険者への贈り物があって、その中に、一つだけお気に入りを無料テレポ!…ってのがあってだな…。まあそういうわけだ。そもそもテレポ代ってどこがどうやって徴収して、何に使われてるのか一切不明だが…探るだけ無駄というものだ。

この無料テレポのせいで、俺は徹夜で狩りとお使いをしていたんだ…。死ぬかと思ったぜ…。

ラベンダーベッドからグリダニア直行が出たり、所持品を整頓するのを基本性能を説明してしまったり…もうわけわからん。とにかく俺たちの愛するエオルゼアは新生したんだ、少しだけ。いや、だいぶ?

1人でレベル上げとお使いと狩りと買い物。…くそっ!リア充ってなんなんだよ!たまにヒーラーの人にいいタイミングでケアルとストンスキンを絶えずかけられたり、タンクがダメージ肩代わりしてくれたりするとき、俺は感謝の気持ちとともに、ああ結局リア充は一日にしてならずなんだと思い知るんだつまりリア充になりたいと!ああなりたいさだから付き合ってくださいと!

…はあはあ、徹夜明けなのに語ってしまった。熱くなりすぎだ…。生まれつきの非リアは辛いな…。世知辛い。

俺は頭を冷やしたいときは、ラベンダーベッドに行くことにしている。ハウジングのことを考えれば、嫌でも冷静になれるから。だって、桁外れの土地代を思うと、バカ言ってる場合じゃないだろ…?今言ってたけどな!!

俺は今日も美しい風景で頭を冷やした。

フォールゴウドが、とにかく今のホームポイントだった。クォーリーミルで長いこと修行して立ち回りのくせを改善したから、ここでの闘いが楽になったんだ。初心に帰ったともいう。被ダメを減らすムダな動きより、命中と火力を維持する方が弓術では大事だと気づいたんだ。さすがに、呆然としてる間に200や300といった数字を叩き出して、さらに魔力も切れない呪術には及ばないが…。うらやましい。

朝になって、体が限界だった。何故かここ、フォールゴウドは宿が冒険者向けに開放されないから、野宿だ。グリダニアに帰りたい。しかしテレポする体力すらない。…寝る!レストエリアなら同じだ畜生!…徹夜明けって自暴自棄になるな。


まぶしい。その上誰かが体をつついてくる。やめろよ…、まだ眠いのに…。寝る直前に結構飲んだから、気持ち悪い…。死体扱いか?死んでないから放っておいてくれ…。あと三時間は寝たいんだよ…。
「Akito.ゴーレムに踏まれちゃうわよ?一回起きて」
聞いたことある言い回しと声に目を開けると、Relenaがしゃがんで俺を覗き込んでいた。…なにも見えそうにない。
「ねえ、起きて?後でまた寝ればいいじゃない」
俺はつい、この風景への不満を口にしていた。
「…ぱんつすら見せてくれないつまんない女の子に、起こされる筋合いはありませんよ」
「まあっ!なんてこと言うの!?ばかっ!」
…グリモアの角で殴られた上に、エメラルドに吹き飛ばされた。

結局起こされた俺は、昼から(誰かさんのせいで)機嫌の悪い幼馴染と会うという面倒くさい場面に直面していた。
「…熟睡してる男を起こすとか、君ってひどい女の子。ろくな目に遭わないぞ」
「何のお話?あなたがレストエリアからはみ出して、モブに襲われそうだったから声を掛けたのよ」
嫌な言い回しだな…。無防備なときには聞きたくない単語だ。
「それはどうも。どうせ寝てたのはエーテライトの前だった…と思ってたから、強制送還されても同じことだよ」
いてっ。また角で殴られた。
「自分を大事にしなさい。Akito Westmarsh.私たちが死なずに戦っていられるのは、マザークリスタルの加護があるからよ。それを受け入れるのと甘んじるのでは意味が違います」
一応心配してくれてるんだろうが、二日酔いの起き抜けで睡眠不足のときに彼女のお説教を聞かされると頭が痛いだけだ。俺が不機嫌を露骨にあらわにして、返事をせず、目も合わせないでいると、彼女は…てっきり怒り出すか、あきれて帰ると思ったのに、カーバンクルたちをはべらせながら、ご機嫌なティータイムを始めてしまった。こっちがあきれてしまう。
「…なに余裕ぶっこいてんだよ。このエリア、まだ君のレベルじゃだいぶ厳しいぞ?」
「無駄に戦いません。用事があって来ただけだから。あなたもお茶にしたらどうかしら?二日酔いさん」
カーバンクルは、まるで彼女の無意識界を表すかのように、飛び跳ねていた。俺はしばらく黙ってから、言う。
「…どうせなら、可愛い女の人に起こされたかったよ。そして知り合いから交際を始めていつしか深い仲になりry」
「もう。まだ夢のお時間なのね。仕方のない人。…ごちそうさまでした。もう行きます」
彼女は茶器を片付け、土埃を払いながら立ち上がる。
「…もう、行くの?つか、どこに?」
彼女は腰に手を当て、不敵に笑った。
「FATE修行です。素敵な歳上恋人、できるといいわね?自己管理ができない人は、洗練された大人のレディに相手にされないと思うけど!」
捨て台詞。…うきうきしやがって…。遠くなるその無慈悲な姿に、俺は言う。
「…今夜から、君の着替えが全部耐熱装備か、替えのぱんつが一枚もなくなってることを祈ってるよ」
呪術並みのこの呪いの言葉が聞こえたのか、エメラルドが牙を向いてかかって来て、結果、俺はレストエリアに戻されたのだった…。

(BGM:By Design / バイデザイン)
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