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グリダニアのAkitoはまた覗きまがいをしている上に終始非リア臭い…【25】

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ある日、Relenaが言った。
「私、またリムサに戻らなきゃ。ラノシアでコールマターを採集しに行かなきゃいけなくて」
そしてこうも言った。
「今のレベル帯は、グリダニアの分の採集は終わってるし、そしたら、Armin君も、ラノシアでコールマターを取りに行くんだって言ってるし…あの人が銀鉱を採集し終わるの、少し待つけど、一緒に行くつもり」
え…なにその恋人たちの小旅行みたいな話。きーてねーよ?
「Akitoは、行かないの?」
「いや…俺は、革細工師の仕事が忙しくて、園芸師はあんまり最近やってないし…」
むしろ、採掘師を始めたいとか考えてたし…。
「そう…。じゃあ、しばらくお別れね」
…しばらくお別れ?なんか…なんか引っかかる。

なんか引っかかったはずなのに、やっぱりうまく言えなかった。けど、Relenaが旅立ってから、やっと頭の中がまとまった。それも、気が滅入るからってハウジングエリアまで遠出してから。俺は、ヤイヌ・パーの円庭で晴れた星空を見上げた時、やっとわかった。思わず声に出してしまいたいくらいに、はっきりと。
「君に見せたかったんだ…。この景色を」
…あいつが、見たことあるかどうかは知らないけど…。桃にすら気づかない、鈍感なあいつだから、きっとバトルに夢中で気づいてなんかいないだろう。俺の大好きな景色を、Relenaにどうか見て欲しい。そしてあいつにも好きになってほしい。…でも、なんでだ?自分に問いかけても大した答えはなくて、思ったのは…、
「はあ…20歳(ハタチ)になってから、こんなことでうじうじ悩みたくねーよなあぁぁぁ…」
…ってため息交じりに言いたくなる、とんでもなく残念な感想だけだった。俺も行けばよかっただろうか、ラノシア。

明日はRelenaの誕生日なのに、傍でお祝いできないんだな…。リムサで探すだけでも大変なのに、広いラノシアの地でどこにいるかなんて…。ま、まさかあいつら、それを見越しての…?俺を仲間外れにしてふたりきりでryいやあいつそんな女じゃねーしきっと忘れてるんだろうしry

俺やあのやろが生まれてから、Relenaが誕生日にいなかったことは一度もないけど、Relenaが生まれてから2カ月は、俺たちがいなかったんだよな。と何故かそこで哲学してしまった。

まあ、今は会えないんだし、遅れてでもいいから、プレゼントについてはゆっくり考えとこう。

今日の残りはHQが後4つか…。粗皮は狩りに行けても、毎回の深刻なアルメン不足は、俺の製作稼業に影を落としていた。だからあのやろがトレードに応じればこんなことにはならないのに、「てめぇに俺が苦労して採掘したもんと交換できるもんがあるわけねーだろ(冷笑)」とかなんとか言ってぜんっぜん相手にすらしない気だから本当にry。
採掘師を真面目に始めるしかないようだ…。でなきゃ、アルメン代を確実に稼ぐ方法。カフェで考えてたら、耳に入った言葉。「攻略手帳」、達成はむずかしめだが結構いい稼ぎになるらしい。しかもギルも。繰り返し課題が出てくるって?じゃあ取りに行かなきゃ…。

なんかついでっぽく結局俺もリムサ・ロミンサに旅立つことになったのだった。

プレゼント?…今更過ぎてなーんも思いつかねー…。

旅立つ前に幻術師ギルドに寄ると、水の試練を言い渡された。ホウソーンとかしばらく行ってないな…なんて思いながら行くと、なんか事件が起きていた。そして、あのシルフィに会った。何か無理してるみたいだな。エ・スミ・ヤンから頼まれて追いかけると、やっぱり彼女は無理をしているようだった。今更自分の考えを変えられないのか、もう戻れないところまで来てしまったのかは、半人前の俺にはわからない。相当やばいことは確かなようだった。俺が覚えたことと言えば、自然の大切さとアクアオーラくらいだった。寧ろ俺には、なぜあの子が理由があるとはいえ、あんなにむきになるのかが理解できない。こんな美しい黒衣森で生きて、森と精霊に生かされているのに…。

もしかしたら、あの子は…そう思うと、浮かれて誕生日プレゼントのことなんか考えられなかった。あいつには悪いけど…。

FATEの乱戦もあり、修行はあんまり効率よく進まず、適当なレベルで切り上げて、俺は飛空艇でリムサに向かった。

海賊からダンスを教わったときも、いつもなら、あんな妙な展開、何も言わないのは許せないのに…俺からいつものような言葉が出てくることはない。何かが俺の中で、息を潜めている。言葉にしてはいけない、今はその時ではないと。気のせいかもしれないが、俺にはそう言うお告げにさえ思えた。

ほぼ無言で、エールポートまで来てしまった。攻略手帳の報酬をもらうためにFATEに参加するけど、どこにいっても…若輩者が参加する余地などない。エオルゼアになにがあったんだよ?前はこんなの過疎ってて、逆に参加したくないくらいだったのに。どこに行っても強烈な範囲攻撃を繰り出す(レベルシンクがあるからブリザラとかだけだとは思うが…)、戦い慣れした冒険者パーティばかりだ。本当に瞬殺ってやつで、いつかのインプ団長の言葉も思い出し、開いた口がふさがらない。野良としてのHEALERの出番すらない。それがさらに俺を無言にするのだった。ああ、まったく戦いの練習ができない…。

エールポートでリーヴを受注するかどうか迷っていたら、聞いたことのある声が聞こえた。あの癪に障る妙なダミってる少年風の声。俺はとっさにクラスチェンジしてステルスを使っていた。何故って言われてもいわゆる勘だ。声の方向に行くと、エーテライト前でArminが彫金製作をしていて、すぐそばにRelenaがいた。何で一緒なんだやっぱりryとかうろたえていると、ArminはRelenaにHQのアクセサリーらしきものを握らせた。プレゼントだと?道端の製作でか?お前もやっぱり考えてなかったんだろ!?もしかしてこれも演出だとしたら末恐ろしいチャラ男すぎる。話を聞いていると、どうも今から高地ラノシアに行くようだった。何このいい雰囲気臭い雰囲気。二人でリア充になる気ですか?もちろん非リア代表の俺が許すわけねーだろ!

俺は、高地ラノシアが全く幻術士では適正レベルで無いことなど考えず、あとをつけていたのだった…。

(BGM:Where the Heart Is / 心温まる場所)
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