メインクエスト回です。
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FC募集ページのカッコイイ!写真見て! 暁月6.5 Lv.90クエスト「光明の起点」完了前の読者様へ花凪日記のメインクエスト回は、ネタバレあり&伏せなしです。
ご自身の初見前にご覧にならないよう、お願い申し上げます。
どうか、良い旅を。
暁月6.5 Lv.90クエスト「光明の起点」完了後にご覧ください。★---------★---------★---------★
始まりふと、思い立ったから、作ろうと思った。
▼酵母煮沸した瓶に、レーズンとビートシュガー、水を入れ、
時折混ぜながら数日。
泡立ちの予感が見えたら、材料を揃え始める。
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材料を揃える▼カレーワイルドオニオン:中1個
ゼーメルトマト:大2個
ガーリック:2かけ
パールジンジャー:親指ほど
ブラックペッパー:ティースプーン1杯
ラプトルのモモ肉:手のひらほど
ペリラオイル:ティースプーン6杯
ドラゴンペッパー:3本
アヒ・アマリージョ:少しだけ
蛇山椒:ティースプーン1杯
高級クミン:ティースプーン1杯
コリアンダー:ティースプーン1杯
発掘隊向けのターメリック:ティースプーン半分
クローヴ:2粒
シナモン:ティースプーン半分
高山岩塩:ティースプーン1杯にやや足りない
蜂蜜:ティースプーン1杯
地下天然水:ワイングラス半分弱
▼ナン小麦粉:ワイングラス半分ちょっと
ハイランド小麦粉:小麦粉と同じだけ
発酵させた瓶の液体:ワイングラス三分の一ぐらい
シュガー類のどれか、お好みで:ティースプーン1杯
食塩:ティースプーン半分
サワークリーム:ティースプーン4杯ほど
山羊乳:ワイングラス三分の一ぐらい
オリーヴオイル:ティースプーン1杯
バター:ティースプーン1杯
▼デザート好みのアップル:好きなだけ
料理人さんに貰ったメモをみながら、
自分で採りにいったり、マーケットで買ったり。
鍋をピカピカに洗い、キッチンに材料を揃え。
誰かを想いながら準備をするのって、楽しいね。
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生地を作る粉を半分に分け、片方だけに塩を混ぜておく。
液体にシュガーを振り入れ、塩を入れなかったほうにざっくりと混ぜる。
おおよそ混ざったら、塩入り小麦粉も混ぜ込んでいく。
サワークリーム投入。まだまだ粉っぽい。
山羊乳は、様子を見ながらちょっとずつ。
ゆるくなりすぎてはいけないけど、固すぎてもいけない。
まとまったら、深皿から盆に移し、さらにこねる。
表面はなめらかに、伸ばすと薄膜が見えるようになったらいい感じ。
乾かないよう蓋をして、倍に膨らむまで置いておく。
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下ごしらえお鍋の材料にとりかかろう。
塩はごりごり、細かく細かく。
オニオンはみじん切り。
ターメリックもジンジャーもガーリックもすりおろし。
クローヴは潰し、ペッパー類は粗みじん。
お肉は一口大に切って、塩で下味。
手はこまめに洗わないとね、目に入ったら大変!
窓もドアも開け放ってるのに、家じゅうが辛い匂いに満たされていく。
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お鍋で作るちょっとだけ深いお鍋にオイルを流し、
クミンとドラゴンペッパーをゆったり温める。
香りが弾けてきたら頃合い。ガーリックとジンジャーも入れる。
焦げる直前、お鍋にオニオン軍も追加するよ。
じっくり炒めたオニオンはやがて透け、
鼻に来る辛さの合間から、甘い香りが立ち上がってくる。
お腹が空いてきちゃうな。
蛇山椒とブラックペッパーで、辛みの層を追加。
赤ペッパーの痛辛さ、ジンジャーの温かさに、山椒の涼しさ、
そして、黒ペッパーの重たい鋭さ。
あの人は、複雑な刺激が欲しいと思うんだ。
ここでトマト投入。水分がスパイスたちに染み、
じわじわぷちぷちと音をたてながら煮えていく。
弾ける赤に、砂の星を思い出したりして。
いっそう火を弱め、
ターメリック、コリアンダー、クローヴ、シナモン投入。
複雑な香り。一緒に食べたあの場所も、こんな香りだった。
鍋の中央に空間を作り、モモ肉を焼き付ける。
表面が焼けたら、周囲のスパイスを和えて行く。
肉はそのうちほぐれていくけれど、
舌触りでも歯ごたえでも感じられるはず。
とっておきの天然水で煮込む。
スパイスの味わいも、トマトの酸味も、すべてが馴染んでいく。
ちょっと味見。うん、辛い。
辛いけど、重なった旨みが中から顔を覗かせてくる。
お鍋の最後の仕上げ。
アヒ・アマリージョと蜂蜜をそっと回し掛けて火を止める。
ちょっとだけね。入れ過ぎはだめ。
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焼くそろそろ、生地が膨らんできた。
普段はピザを焼く釜をしっかり熾しておこう。
6つなり8つに切って丸めて平らに伸ばして重ねてもう一度伸ばす。
綺麗に整形できなくていい。
長く薄くできたら、温まった釜にそっと差し入れる。
焼けるのはあっという間!
焦げ付く前に出す。いい匂い。
熱々もまたイイんだよね。
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いただきます皿にカレーを盛り、ナンを添える。傍らにはリンゴも。
カレーがとても赤い。でもいい匂い。
ひとすくい。うん、熱をもった辛さ。
舌にピリピリくるけれど、その中から、
甘みや香り、旨みがまろび出てくるよう。
舌が耐えられなくなりそうになったら、アップルの出番。
好きだったもんね、出会ったばかりのころ。
だから、流儀に合わせて丸かじり。
辛いね、美味しいね……
あまりに辛くて、涙が出てくるよ……
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ごちそうさま汗だくだく。
でも、うん、さすがに、倒れるほど辛くはできなかったんだ。
捨てるようなことになったら、もったいないもの。
いま、あなたは、どんな旅をしているんだろうか。
そこは、カレーどころか、温かい食事すらおぼつかない、そんな場所だろう。
私、あなたにご馳走したくて、練習してるんだ。
何度も作るものだから、鍋が一つ、真っ赤になってしまったよ。
悲願を成就できたなら、それは、
終われなかったあなたが、終われるようになるってこと。
大変な旅に違いない。
それでも、時々は気を抜いて、休憩してもいいんじゃないかな?
休憩しにきてほしいな。
ねぇ、会いたいよ。
もし会えたら、一緒にカレーを食べよう。
あなたが終わる前に。
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