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夢幻なれど迷い絶つ

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まこと人生とは分からぬものだ
夢うつつと言えど恩人とまた出会う事もある
ムソウサイ 今だひんがしで、名を知らぬ剣士はない
正義に生き 正義に殉じた男 拙者の 侍の師でもある

これは夢の話 奇妙だが だが夢の話だ

「ここは・・・?」

懐かしい場所 肌に感じる確かな熱気 研ぎ澄まされた気配
眼前にいる男に 年甲斐もなく絶句 数秒と数度の息を置いて
思わず声も大きくなる

「お・・・お師さん!?」

忘れるはずもない自分の持つ居合い技全てを納めている男
名はムソウサイ ・・・既に他界した男だ

「こ、これは夢か幻か・・・」

「んむ、残念だが夢・・・だな お主の心の内に沸いた影が生んだ か細い夢
悔いているのだろう?仕方なしと言えど、救えなかった小さな者たち
お前が万が一僅かでも早く避難を促していれば・・・と」

夢、そうか夢か
嗚呼だが、そうだ<私>は知っている
この男が放つ空気から 拙者は理解して姿勢を正してしまう

「こんの・・・馬鹿者がぁァッ!!」

全身を刃が通り抜けるような叱咤の声・・・夢にしては鼓膜に響き
手や足が痺れるように震えてしまう・・・冷や汗が冑の奥で流れる
久しく忘れていた叱られる感覚に全身が 魂に至るまで震えている

「これ以上は口で叱るなど不要、よもやワシのおぬ間に腑抜けてはおるまいな?」

嗚呼 本当に懐かしい
嗚呼 本当に久しい
嗚呼 本当に嬉しい

刀を互いに構える 気を目の前の相手に集中する 気づけば舞台は闘技場

そうだ 拙者は恐らく 年甲斐もなく

「この時と言葉を待っていたんだなぁ・・・」

チャキッ・・・刃先が天を向く
思わず顔がにやけ そしてようやく、貴方に名乗れた

「これなるは武士の誉れムソウサイに挑む者、名はロロント!姓はロロ!!」

「これなるは我が誉れロロント・ロロに渇刻む ムソウサイが影法師!!」



「いざ尋常に・・・」

「勝負!!」

・・・勝負の行方も結果も 目が覚めれば分からぬとは
いやはや意地悪な夢 しかし何とも楽しい夢であった

「拙者は未熟、未熟が極み ふふ・・・迷うなど千年早いでござるか
はっはっは、こりゃあ参った・・・」











「敵わないなぁ・・・お師さんには」
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