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誰が駒鳥殺したの?(その5)

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先日、聖女シヴァとフレースヴェルグの関係を考えながら、ひっかかったセリフがございました。

ニーズヘッグ:だからこそ、警告したはずだ。
       ヒトは、決して信用ならぬと……。
       ヒトの小娘ひとりにたぶらかされた貴様が、
       「融和」など説かなければ、ラタトスクが殺されることも、
       我が双眸が奪われることも……。


最初「ヒトの小娘ひとりにたぶらかされた」で足を止め、どういう事なのだろうかと考えておりました。谷崎潤一郎さんの作品に「痴人の愛」がございますのをご存知でしょうか?私はあらすじ程度しか知りません。(笑)

「痴人の愛」(ちじんのあい)は、谷崎潤一郎の長編小説。カフェーの女給から見出した15歳のナオミを育て、いずれは自分の妻にしようと思った真面目な男が、次第に少女にとりつかれ破滅するまでを描く物語。(Wikipediaより抜粋)


ニーズヘッグからは、二人の関係は、そんな風に見えたのかしらと想像しておりました。

そして続くセリフで思ったのです。

「融和」など説かなければ、ラタトスクが殺されることも、我が双眸が奪われることも……。


確かにフレースヴェルグに対してのセリフですが、私には、これはニーズヘッグ自身へのセリフでは無いかと解釈致しました。

自分が「融和」に同意しなければ、ラタトスクが殺されることも、我が双眸が奪われることも……。

おそらくフレースヴェルグもニーズヘッグの気持ちを汲んだのでは無いでしょうか?これ以上自責の念で苦しめたく無い一心で、自らの竜の眼を差し出した。もはや以前のニーズヘッグではなく、竜の形をした狂気となっていても。それでも生きててくれるならばと。
※「ニーズヘッグは、人との共存はしなかったのではないか?」とのご意見もあるかと思われます。この件につきましては、私自身がニーズヘッグの居城ドラゴンズエアリーを歩きながら「両者は一時的であれ良好な関係を築いていたのではないか」という考察の上で話しております。
参照:それは、幸福な時代のお伽話

そして、以前より疑問に感じていた、モーグリ族がニーズヘッグを「邪竜様」と「様」付けで呼んでいることに対しても、納得出来ました。「邪竜様」の呼び名には、畏怖だけではなく、かつて融和の時代を共に過ごした経緯と敬意からではないかと推察します。

まぁ、フレースヴェルグは、何かあっちゃ「あぁシヴァよ」連呼なので、実際はどうなのか分かりませんけどね。(笑)ニーズヘッグ寄りの私の気持ちが、このような解釈を生み出したと言われればそれだけの話に過ぎません。一(いち)プレイヤーの解釈ですが、ネットの隙間からそっと漂わせておきますね。本日もお付き合い頂きまして、ありがとうございました。


**********
谷崎潤一郎さんの「痴人の愛」は「青空文庫」さんでも読むことが出来ます。興味のある方は、是非どうぞ。

私が「痴人の愛」を知るきっかけになったのは、山田詠美さんの「賢者の愛」でした。親友の息子を上手に自分好みに仕立て上げ、愛人にするという…。男女ともに素質が無きゃ難しい設定ですね。(笑)
中々ぞっとするお話です。ラストは、賢者の愛とは、この人の事だったのかなぁ…なんて思います。よろしければ併せてお読みください。個人的には「僕は勉強ができない」の時田秀美くんが出てくるので、こっちが嬉しかったり。(えへへ)

★参照日記
誰が駒鳥殺したの?
誰が駒鳥殺したの?(その2)
誰が駒鳥殺したの?(その3)
誰が駒鳥殺したの?(その4)
誰が駒鳥殺したの?(その6)
誰が駒鳥殺したの?(その7)



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