【2017年12月某日】
エオルゼアで懐かしく思う出来事があったので、今日は、少し昔の話をしようと思います。白魔導士ミンです。
かつて私はヴァナ・ディールを旅する吟遊詩人でした。
「ヴァナ・ディール」と聞いて知らない方もいると思いますので少し補足をしますと、ファイナルファンタジーXIというXIVの前にサービスが開始されたMMORPGの世界が「ヴァナ・ディール」という名で呼ばれていました。
当時その世界は、ジョブの格差があり、ジョブ縛りの募集、装備は●●が必須、レベル●●以上募集といったジョブ縛り、アイテム縛り、レベル縛りの募集が非常に多い状態でした。
また、いわゆる凪の期間が非常に長く続いた状態であったため、多くの人が「ゲームをしているにも関わらず暇をする」というよくわからない状態だったと記憶しています。
その当時の私が何をしていたかというと、ヴァナ・ディールの世界を見て回り、きれいな景色や不思議な風景を探し、物語の歴史が語られている遺跡に沿って世界設定を追いかけていたりしていました。
その中でも、レベルも、装備も、ジョブも関係なく行ける場所にあるものをピックアップして「ヴァナ不思議発見ツアー」と称したツアーを組んで、それに対する考察を語り合うメンバー募集をかけたことがあります。
今でいう、コンテンツファインダーのようなものはありません。何かを募集するのであれば「サーチコメント」に書いて、人のたくさんいるところで「シャウト」をするのが一般的でした。
きっと、私以外にも当時のヴァナ・ディールの空気が嫌だなって思う人はたくさんいたのだと思います。
「行き慣れた場所の、見慣れた景色にあるちょっと不思議な風景を見に行きませんか?」
そう、シャウトをして募集をかけたところ、私の処理が追い付かないほどの参加表明TELをいただくことになりました。
ヴァナ・ディールを旅してきた中でも特に想い出深い楽しかった出来事です。
さて、話は変わりますが、エオルゼアでの私には別のサーバーでこの世界を楽しんでいるフレンドさんがいます。
そのフレンドさんのキャラクターがBeliasサーバーにもいることを知っていた私は、ハウジングがひと段落した我が家へ招待することにしました。
そこで私はこんなことを質問されました。
「ちょっと気になっていたのですが、FFXIではどちらのサーバーでしたか?」当時私がいたサーバーを伝えると、フレンドさんはハッとしたように質問を続けます。
「吟遊詩人ではありませんでしたか?」私がそれを肯定しつつ当時も同じ名前で遊んでいたことを伝えるとフレンドさんは嬉しそうに、何かを確信したようでした。
フレンドさんは当時、私が主催した「ヴァナ不思議発見ツアー」の参加者さんだったのです。
かつて私はヴァナ・ディールを旅する吟遊詩人でした。今はまだ若葉も取れていない白魔導士です。
でも、今も昔も、MMORPGで遊ぶ時の姿勢はそう大きく変わったようには思いません。おそらく、フレンドさんもそう大きく遊び方は変わっていなかったのではないでしょうか。
「類は友になる」はあまり良い使われ方をしない事が多いように思いますが、私とフレンドさんはどうやら「類友」だったようです。
かつて、ヴァナ・ディールで、嬉しそうに自分で発見した”新たな不思議”を報告してくれた方がいたのを思い出しました。
今、その方とフレンドさんの姿が重なって見えます。
今度お話するときには、そのことを聞いてみるもの面白いかもしれないな、と思っています。